熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

志賀山温泉(上信越)


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3日目の朝、目が覚めると雨が降っています。予定している志賀高原「池めぐりコース」紅葉狩りトレッキングが心配でしたが、取りあえず9時30分ガイドと待ち合わせの前山サマーリフト乗り場に(下図の青いルート)、

熟年夫婦志賀高原-100-2
昨日訪問の横手山スカイレーター前を通り過ぎ万座温泉 ホテル聚楽から30分程で
現地に到着。
心配していた通り、雨も激しさを増し、低い雲が垂れ込め見晴らしが全く効かない状況の為、ガイドと相談の上「池めぐりコース」のトレッキングを諦め、
お手軽コースの
簡易舗装された
遊歩道の
サンシャイントレイル」 
トレッキングに変更し、
志賀高原「山の駅」へ移動。
 
 
熟年夫婦蓮池
ここでも「山の駅」横の蓮池が全く見えないほど低い雲が垂れ込めています。尚、「山の駅」とは
現在廃線となった旧志賀高原ロープウェイの出発駅(蓮池~発哺温泉)で蓮池駅とも呼ばれていたようです。
ここで登山靴に履き替え「サンシャイントレイル」で琵琶池へ、
熟年夫婦サンシャイン
琵琶池でも相変わらず低い雲が垂れ込め対岸の景色が全く見えず、一沼を経て丸池へ
熟年夫婦一沼
熟年夫婦丸池
丸池も対岸はほとんど見えませんが、池の周りは今が紅葉の見頃です。
熟年夫婦サンバレー
熟年夫婦丸池3
約2時間程のトレッキングで出発点に戻り、
志賀高原「山の駅」内で昼食後、雨も降り止まないため直ぐ前に位置する
志賀高原総合会館98内へ、
熟年夫婦総合会館
1998年長野冬季オリンピックの年にオープンした複合施設
多目的ホールや会議室)で、現在は
観光案内所、自然保護センター、長野冬季オリンピックパラリンピックの展示ブース等が設けられています。1時間程内部を見学後、今日のお宿 志賀山温泉 渓谷の湯へ、
ホテルの場所は丁度志賀高原「山の駅」の真下で、スキーヤーには喜ばれそうなスキーゲレンデ直結の好立地、山の駅(蓮池ロープウェイ)から約5分で到着。
熟年夫婦渓谷2
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建物の外観は3階建てに見えますが、左手奥には4階建ての新館が増設されています。
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建物と玄関
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フロント&ロビー(和風の造り)
チェックイン後、新館2階の
和モダン風客室「
栃」の間
へ案内され、
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入室すると大きな窓から渓谷を見下ろす感じの紅葉真っ盛りの光景が...。

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室内の上段の間にはあらかじめ布団が用意されているため、チョット狭い感じを受けますが
居心地は悪くなく、
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和室の隣には源泉掛け流しの展望風呂、洗面所そしてトイレには全自動のウオッシュレットが装備され清潔感と共に高級感を醸し出しています。
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まずは浴衣に着替えB1F(地下)の大浴場へ、エレベーター内の温泉案内表示盤に露天風呂と、客室のお風呂のみが源泉掛け流しと説明あり。
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浴室に入ると内風呂の直ぐ外に露天風呂があり、循環式の内湯を素通りして露天風呂へ、この日は白濁とまではいかない半透明の硫黄の匂いがするお湯、浴槽の幅はかなり狭いですが奥にある寝湯に行ってやっと足が延ばせて、紅葉もゆっくり観賞できるリラックスムードになれます。
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熟年夫婦DSC_0131
尚、露天風呂の源泉温度は69℃、Ph6.0、内湯は源泉温度30.7℃、Ph6.9と温泉分析表に表記されていました。
入浴後1Fに戻り館内を探索すると食堂の横の通路の奥に扉があり開けてみると
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立派な暖炉のある洋室が、スキーシーズンにはスキー仲間の憩いの場になるのでしょうかね~。
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食堂は入口付近にピアノが置かれており、真っ赤な絨毯の上にテーブルが並び、まわりには仕切られた半個室が並んでいます。
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夕食の予約の6時に電話連絡を受け食堂へ、中に入るとピアノが自動で演奏されており、半個室のテーブルへ、上に並べられた料理は
りんごで育った信州牛と地元の山野菜や川魚がメインでしたが、
中でもこの時期だけのキノコの盛り合わせが珍しく炭火焼きの感触を楽しみました。
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最後に、温泉がそんなに良かったとは思いませんが、旅館の雰囲気、食事内容など若い経営者が一生懸命頑張っている感じがあり、好印象が残る宿屋であったことを敢て申し上げます。