熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

福地温泉Ⅳ-2(奥飛騨)


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朝食は昨日の夕食と同じ個室の食事処で済ませ、

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囲炉裏の間やロビーでお茶や、コーヒーを飲みながら、チェックアウト時間を気にせずのんびりとくつろぎ、10時前に再入浴するなど連泊客の特権を満喫。

昼前に本日宿泊の古民家一軒家タイプ【欅家】(数ヶ月前から予約済み)へ入室可能との通知を受けることになりましたが、この宿には昼食の用意がない為、女将より近くのうなぎ(養殖)料理にでもと紹介を受け車で15分ほどの「うな亭」を訪問。
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注文した鰻どんぶりは、少しタレの甘過ぎが気になりましたが一応完食。
小一時間ほどで宿に戻り、昨日の到着時から気になっていた入口駐車場付近に見える小屋ですが、
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近づいてみると「ちょっといっぷく処」と書かれた看板があり、小屋の中には大きな囲炉裏が...散歩途中の休憩所となっているようです。
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部屋の鍵を受け取りに帳場へ向かうと、荷物は黄樹庵(203号室)からすでに搬送済みと説明を受け、案内人の後に続き渡り廊下を矢印の方向に一番奥の古民家一軒家タイプ【欅家】ヘ進みます。
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(部屋は全て母屋から渡り廊下を進んだ離れ形式の客室)
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(長い通路の途中に休憩処が二ヶ所ほど設けられています)
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(最大9名までが宿泊できる古民家一軒家タイプ【欅家】間取り図)
玄関から長い渡り廊下を歩き【欅家】扉入口に到着。
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扉を開けると天井には古民家特有の黒くて太い梁が、50インチの大型テレビが置かれた囲炉裏の間、
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大型テレビの裏、本来の玄関土間?にはマッサージチェアーが置かれており、
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その奥にはすでに布団が引かれた和室。
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リビングから見ると板張りの囲炉裏の間の奥に本間と二つの畳の部屋が配置されています。
本間からは、寒々しい感じの板張りの床の奥にリビングが見えますが、全室床暖房が完備されており寒さ対策は万全(但し、この時期はスイッチを入れる必要なく快適)。
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リビングは囲炉裏の間と同じ高さの天井で立派な黒い梁がまたいい雰囲気です。
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当初、余りの広さのため自分の居場所に戸惑いますが、リビングの快適なソファーに座り、小さい画面ながらもテレビ観賞が一番落ち着きます。
尚、リビングの左奥にはミニキッチン(冷蔵庫付)が備えられており、
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右の暖簾の奥には洗面所、二つのトイレ、そして対面には露天風呂への脱衣所、洗い場と続いています。
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露天風呂への扉を開けると、風呂の周りに防虫ネットが張られており、そのため水面には昆虫や枯葉が浮くことはなく、いつも綺麗な湯面の源泉掛け流しの温泉を楽しめます。結局5回の入浴を楽しみました。
一方食事の方ですが、2泊目の夕食は昨日と同じ個室の食事処で、メインの飛騨牛の料理がすき焼きに代わり、それぞれの材料にも若干の変化はあったものの大差のないものでした。(但し、すき焼きのタレは甘すぎて閉口、しゃぶしゃぶでお願いすれば良かったと反省)

翌朝11時にチェックアウトし、駐車場から少し道路に出ると昨日宿泊した【欅家】の建屋が良く見える場所があり、つい先ほどまで部屋の窓から外を眺めていた景色を思い浮かべながら外観写真(下)を撮影し帰宅の途に就きました。
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最後にかつら木の郷連泊の感想ですが、温泉宿としては最高ランクではないでしょうか!!!
今回は敢て一番狭いスタンダード客室(1泊目)と、一番広い一軒家タイプの客室(2泊目)に続けて宿泊しましたが、1泊目の和室に椅子がなかったことを除き、食事内容を始め宿側の対応には全くその差を感じることがなく、どちらも快適に過ごすことが出来ました。ただ、部屋に付属の露天風呂は快適すぎますので、どちらかというと露天風呂付の部屋がお薦めです。