熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

ラスベガスブログ

フーバーダム経由、ラスベガス(14日目)グランドキャニオン3日目の朝6時半です。ロッジの窓の外には早朝散歩の観光客に交じってエルクが出没しています。to Lasve 27時半にThunderbird Lodge(Bright Angel Lodge内にて)をチェックアウトし、Lasvegasまで440Kmの最後の長距離ドライブです。to Lasve10昨日訪問したHermit Roadの入口を通過、to Lasve11次いでグランドキャニオン鉄道の踏切を渡り、to Lasve5グランドキャニオン国立公園飛行場を横目にしながら64号線を南下。
to Lasve4 I-40(Interstate Highway:州間高速道路)に乗り継いで西へ約2時間、セグリマン(Seligman)インターチェンジ近くでルート66の標識を見かけ、高速を降りちょっと立ち寄ってみました。 グサークル25ルート66を走行中... to Lasve3元々、国道66号線は、シカゴとサンタモニカを結ぶ全長3,755kmの国道であったが、州間高速道路の発達によりその役目を終え、1985年に廃線となっているものの、「Historic Route 66」の愛称で残されているところがあり、Seligmanはその名残の街として当時の雰囲気が再現されています。to Lasve12土産店でコーヒーを飲んで休憩後、I-40の高速に戻り1時間ほど西へ走行、高速を降りさらに1時間、国道93号線を北上しフーバーダム(Hoover Dam)に到着。Hoover9この場所からダムを撮影Hoover7フーバーダムは1931年に着工され、4年後の1935年に完成。重量式アーチダムで、高さ221m、長さ379m、ダム湖はミード湖と呼ばれ、貯水量約400億トン(日本の琵琶湖の約1.5倍)を誇る巨大ダム。尚、ダムの下には、17基の発電機があり、2080MWの電力をアリゾナ、カリフォルニア及びネバダの3州に供給されている由。ダム近くのパーキング場に車を進め、堤防の上を歩いてみることにしました。堤防を歩き始めて最初に目に入って来るのはフーバーダム巨大バイパス・ブリッジの工事中の光景です。Hoover8ダム湖に目を移すと、水位がかなり低下?している感じ。Hoover10堤防の向う端まで行くと大きなモニュメントに遭遇します。中央の石碑には「ここに国旗(星条旗)を掲げ、巨大ダム建設に従事した人々の偉業を称えています」と説明書きがありましたが、左右の大きな翼を付けたブロンズの彫刻が何を意味しているのか分からないまま...Hoover620090615123900(1)観光客が銅像の足に触る不思議な光景を見かけ尋ねてみたところ、銅像の足に触るとご利益があると云い伝えられていることを耳にました。ここから元来た堤防を戻り、パーキング場へ、Hoover3見る方向を変えても水位の低さは同じですHoover2取水塔付近の水の色ですが、正にグリーンです。コロラド(Colorad)川のColoradはスペイン語で赤の意味ですが、赤い川はどこにいったのでしょうか?Hoover121時間ほどの滞在で、13時フーバーダムを後にLasvegasに向かいました。20090615123234(7)
Hoover12ミード湖の眺めが名残惜しいです1時間程のドライブでLasvegasの町が見えてきました。高いビルの眺めが大変懐かしく思われてなりません。Hoover14((6月14日(Ground Canyon NP-2 
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グランドキャニオン国立公園その2ブログ

グランドキャニオン国立公園(13日目午後)昼食後、予定通りHermits Restの赤いルートのシャトルバスに乗り込み、最初のバス停、Trailview Overlookで降りてみました。 GC50shuttle5すごい眺めです、白い線に見えるトレイルが蛇行を繰り返し、遥かコロラド川まで続いています。一枚の写真に入りきらなかった為、Wikipedia掲載の写真を借用しました。Trail allBright Angel Trailの全ルート 詳細な部分は、分割した拡大写真を載せています。画面クリックでさらに拡大するとハイカーの姿が蟻のように写っています。trail1-1trail2trai3trail4trail7これらの分割写真は実際に撮影したものです尚、コロラド川までの距離は8マイル(12.9km)、標高差は3,249フィート(1,337m)もあるようです。最後に、ハイカーの姿を望遠レンズで撮影してみました。GC60画像をクリックしてみて下さい
Maricopa Pointへ移動、このあたりに良質のウラン鉱山があったらしいのですが、良くわかりません。GC64さらにこのPointから、下図に示されたTonto Trailが見られるということでしたが、GC62確かに白い細い線(Trail?)が見えました。GC65
画像クリックで確認して下さい
次に、Powell Pointへ向かいました。 1869年にコロラド川探検を指揮したジョンウェズリー・パウエルにちなんで命名され、1920年には記念碑が捧げられています。GC66何故この場所に?という疑問が湧きますが、一説によりますと、コロラド川を下ってこの場所でボートが難破し、この地にたどり着いたとも云われていますが、定かではありません。この下のコロラド川に白波だった激しい流れが見られます。 GC68
サウス・リム(South Rim)の最北端、Hopi Pointにやってきました。このPointからWesternグランドキャニオンの眺望が開けて来る所で、コロラド川が北向きに流れを変えているのが分かります。GC69さらに西のMohave PointへGC71画面右下の赤丸印部分を拡大すると白波が続く急流の様子が見えます、おそらくGranite Rapidsでしょう。GC70
The Abyssの地点では、各期に堆積した6層の岩盤が剥き出しで、その違いを観察できます。abyss2abyss1さらにノース・リム(North Rim)とサウス・リム(South Rim)の間にある渓谷が眺望できると説明されています。abyss4abyss2 (2)Pima Pointでは、コロラド川で最も急流とされているGranite Rapidsの説明ボードがあり、GC74川の音が聞こえてきそうなほど近くに見えます。GC73又、左に目を向けるとWesternグランドキャニオンの眺望も可能です。西武G約4時間をかけ各Pointの見学を終え、hermit1終点のHermit's Restから、出発地点に戻ってきました。ホテルまで帰る途中、Canyon前でSun Setを待つ多くの観光客の姿を見かけました。GC81午前と午後を合せ延べ9時間の見学を終え、17時ホテルに戻りました。((6月14日(Ground Canyon NP-1
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6 月15日(To Lasvegas) )) 

グランドキャニオン国立公園ブログ

グランドキャニオン国立公園(13日目午前)今日は一日かけて、グランドキャニオンをシャトルバスで巡ります。時間は朝の7時です。天気も良く真っ青の空、シャトルバス乗場で待っているところです。20090614075424(1)shuttle4シャトルバスには3つのルートがあり、Grand-Canyon-Shuttle-Bus-Map2午前中は、VillageとKaibab Trail の青と緑のルートを乗り継ぎ東端のYaki Pointを目指すことにしました。 GC16ルート拡大図約1時間でYaki Pointに到着、キャニオンが鮮明に見えています。 尚、Sun RiseやSun Set時には鮮やかな色彩の変化が楽しめる場所だそうです。 GC12ただ、東の方になると山火事の影響が未だ残っており少し煙っています。GC4GC5GC15グランドキャニオンには柵とか囲いというものが殆どなく、一寸先が絶壁です。GC9その後、インフォメーション・プラザに移動、ここにはビジターセンターもあり、入館してみました。20090614095422(1)GC24グランドキャニオンの情報がいっぱいGC25地層の模型(コロラド川が赤くないのは緑の地層まで侵食が進んでいるのかも?) GC37グランドキャニオンの地形模型(コロラド川の流れ方がよくわかります)ビジターセンターを出たところに「時間をかけてこのメッセージを読んでください」との立札が、GC36「ハイキングが楽しみとなるか或いは後悔となるか」それは、あなたの選択と責任です。夏場のハイキングはDANGER ZONEを避けるようにしてくださいとの警告。GC33トレイルを4.8Km(1時間半)ほど下るとDANGER ZONEに突入します。暑い夏の日には、峡谷内の温度が38℃~49℃と焼けるように暑くなるのでご注意ください。結果として頭痛、吐き気、および嘔吐 最悪の場合は死に至ることがありますと。今回は渓谷内のトレイルを歩く予定はないのですが、コロラド川の近辺はかなりの高温であることが分かりました。引き続き、Mather Pointへ移動、キャニオンの眺めです。GC21ここでやっとコロラド川の水面が僅かに見えてきました。GC22緑色の水面(右側拡大)GC23緑色の水面(左側拡大)次いでYavapai Pointに移動しました。GC82ここも 一寸先は谷底ですGC40ここから、リム・トレイルを徒歩で出発地点に戻ります。GC41遠くにEL Tovarの建物が見えますGC42ノース・リムまでの眺めGC84崖ぷっちから谷底が~GC85約1時間かかり11時50分、出発点に戻ってきました。GC43昼食後は、Hermits Restの赤のルートを巡ります。((6月13日(Ground Canyon Via Antelope Canyon| 6 月14日(Grand Canyon NP-2) )

アンテロープキャニオンブログ

アンテロープキャニオン経由、グランドキャニオン(12日目)6月12日宿泊のブライスキャニオン、Best Wetern Ruby's Innを8時30分にチェックアウトし、先ずはアンテロープキャニオンに向かいました。グサークル22アンテロープキャニオンを訪れる場合は、太陽が頭上に来る時間に合わせて行くと、キャニオン頂上の開口部から直接放射する日光の光線が狭い渓谷内に差し込み、幻想的な景色に入り込む事が出来るとの情報があったので、敢えて、今日のこの時間を選びました。駐車場に到着すると、早速ツアー客を乗せたトラックが数台出発していきました。AC1我々は、予約済みのガイドの車でキャニオン入口の駐車場へ。ここはナバホ族居留地のため、一般の乗用車では乗り入れできません。 Ante1キャニオン入口Ante2キャニオン内は先着のツアー客でいっぱいでしたAC9Ante4この流れるような岩肌は、鉄砲水の浸入によって形成されたと言われていますAnte5撒き散らされた砂と差し込む太陽光線Ante9キャニオン内にモニュメントバレーが???この時間帯は狭いキャニオンの中でツアー客が多く、追い抜いて進んで行くのに苦労しましたが、鉄砲水の入口まで行ってきました。AC61時間半程の滞在で、今日の宿泊地グランドキャニオンに向け車を進めました。89号線に入って20分程走ったところでしょうか、岩山を切り裂いて造られたハイウェーに遭遇、89号1その後は、何もないアリゾナ州の砂漠地帯が続きます。89号289号線から64号線に入ると、進行方向右手の大地の中に、地割れのようなものが見えてきました。64号2そのまま暫く進むと、Little Colorad River Gorge(コロラド川支流の渓谷)の矢印があり、立ち寄ってみました。 駐車場から鉄の柵で囲われた展望台まで、数ドルの入場料を徴収されました。ここはナバホ・ネーション(居留地)だったようです。64号364号4gorgeリトル・グランドキャニオンとでも申しましょうか、コロラド川の支流が作った渓谷でした。引き続き64号線を西へ、ようやくグランドキャニオン国立公園、東ゲートに到着しました。64号線9地図で表示しますと、右端のEast Entranceの所です。GC5Entranceから近くの見晴の良いNavajo Pointへ進みました。 初めて見るグランドキャニオンの眺め です。GC1GC3右手にはDesert View Area 内に位置する有名なWatchtowerも見えますGC2ただ全体に霞がかかったようにぼやけていますが、これは一週間程前にEast Entrance近くの林の中に落雷があり、山火事が発生してまだ燃えている煙が充満している為と、Entranceの管理人から説明を受けていました。さらに64号線を西へ進んでいます。山火事の煙が空に舞い上がっているのが分かります。GC6今日と明日のホテルは、Entranceから約35km西に位置するGrand Canyon Villege内のThunderbird Lodgeに連泊の予定です。GC7リム沿いに建つ超人気ホテルのため、一年前からの予約で部屋を確保しました。サンダー隣には、1905年に開業され、アメリカ大統領や、日本の皇族も利用した事のある由緒正しきホテル、EL TOVARもあります。ELTova2ホテルの玄関とロビーの雰囲気ELtovar東の庭からキャニオンへELtovar2ホテル前の道路からキャニオンがはっきりと見えていますgrca11その後、近くのLookout Studioへ足を延ばし、そこから崖の上に建つHotelとLodgeが眺められました。grca6その延長線上には絶壁がgrca8絶壁の下は広大な渓谷へと続いています。grca9尚、Thunderbird Lodgeの部屋からの眺めは、リムが少し見える程度のものでした。grca12明日は一日かけて、このSouth Rimをめぐります。 

ブライスキャニオン国立公園ブログ

ブライスキャニオン国立公園(11日目)ザイオンキャニオンから約130km、2時間弱のドライブでブライスキャニオンに到着しました。グサークル21まず今日のホテル、公園入口前のBest Wetern Ruby's Innにチェックインを済ませルビー3
Ruby's Innの入口
ルビー2
キングサイズベッドの典型的なアメリカンスタイルの部屋
早速、ブライスキャニオン国立公園へ、
bryce2
公園入口から南北に18mile(28.8km)のパークロードがあり、地図には道路沿いに14箇所のビューポイントやトレイルが表示されています。我々は、赤線枠の「inspireation Point」、「Paria View」並びに最南端の「Rainbow point」に立ち寄ってみました。 尚、青の破線は走行ルートです
bryce5
最初はインスピレーション・ポントからです。
bryce3驚いたことに、INSPIRATION POINT の標識に、 わざわざELEVATION 8100(海抜 2,469m)の文字が表記されていました。この高さは、日本の八ヶ岳の山頂付近にいることになります。標識の後ろに見える柵の前に立って、最初に飛び込んできた光景です。
bryce10
奇妙な形の無数のHOODOO(土柱)が林立
bryce12
底のトレイルには人影が見えます
bryce13
正に円形球技場のようですParia Viewへ移動
bryce15
bryce16HOODOOになる前のPINK CLIFFS
最南端のRAINBOW POINTへ
bryce18南に行くほど海抜が上がり、最高地の9115フィート(2,778m)に到達です
bryce17ユタ州の高原(雲への階段)と表示があり、遠く向こうには Paunsaugunt高原が見えていました。ここブライスキャニオンは上から見下ろす景色が多く、ザイオンキャニオンでの下から見上げる景色とは対象的でした。ザイオンキャニオンの前ページでも紹介しました下図のTHe Grand Staircase
(大地の階段)
に見られるように、かなりの高低差があることが分かります。 
bryce
尚、ブライスキャニオンには中央を流れる川がなく、川による侵食で形成されたものでないため、渓谷(Canyon)と呼ぶのはおかしいという説もあるようですが、HOODOOSの形成は、海抜が高く、降水量も多いことから、酸性雨による化学的風化と、隙間に染み込んだ水が凍結して機械的な風化が進行した結果と云われており、その過程が以下のように示されていました。 
bryce1917時近い時間となったので、トレイルの散策を諦め、ホテルに戻りました。明日は、朝早く出発してアンテロープキャニオン経由、グランドキャニオンに向かう予定です。

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ザイオン国立公園ブログ

ザイオン国立公園(11日目)今日の午前中はザイオンキャニオン、午後はブライスキャニオンを回る予定です。昨日、ザイオン入園時にもらったパンフレットに「Grand staircase(大地の階段?)」と説明された図で、Grand Canyonから北へ5つの階段が、特有の色をもつ露出崖としてChocolate CliffsからPink CliffsのBryce Canyonまでが描かれています。(長年に渡り、砂岩や石灰岩、泥岩、頁岩の層が堆積してきた時間という重石で押し固められたこうした地層が、想像を絶する度重なる地殻変動と侵食の結果としての姿なのでしょう...)_0002Grand Canyon の底の岩層は20億年程前のものと云われているが、Zion Canyonの場合は、約2億年程前のナバホ砂岩層-地球が砂漠化した時代の砂の堆積層-White Cliffsの所に位置しており、岩肌が白色であることも納得です。又、Zion Canyonは、以下の図で分かるように、Virgin RiverによるWhite Cliffsの侵食によって渓谷が造られたと云われています。渓谷の奥がThe Narrows(狭い部分)と云われていますが、正にピッタリの表現です。Zion15朝の7時30分です、The Narrowsへ行くため、公園内のシャトルバスを待っているところです。Zaion National Park内は、乗用車の乗り入れが禁止されており、公園入口の駐車場に車を止め巡回のシャトルバスで観光スポットを回ることになっています。 zion szion-canyon-detail-map1左にシャトルバスの運行ルートを示しましたが、下のZion Canyon Visiter Centerから終点のTemple of Sinawavaまで約40分。奇妙な名前のTemple of Sinawavaですが、シナワバの神殿と訳しても、別に神殿があるわけでなく 、shinawavaはネイティブ・インディアンの言葉で「コヨーテ 」の意味だそうで、コヨーテの神殿と訳すとなんとなく理解できそうな光景です。シナウバ38時20分Temple of Sinawavaに到着。トレッキングの服装の乗客でいっぱいです。シナウバ2バス停から数分でRiverside walkの案内板前に着ました。The Narrowsまでは、ここから1.6km、高低差17m、所要時間45分とのことで、トレッキングに挑戦してみることにしました。riversideこの川の上流は、緑あふれる植物でいっぱいです。時折の豪雨による氾濫と、雪解け水が常に地面を湿らせ、コケやシダ類の繁殖で、緑と涼しさを与えています(砂漠の湿地帯と表現されています)。バージン川のこれまでの洪水によってつくられた渓谷の景色をご覧下さいと...シダ類の写真と共にトレイルの道順が掲載されています。トレイルを進んでいます。river4river1river3The Narrowsまで後一歩のところへ着ました。The Narrowsの入口です、同じシャトルバスの乗客はジャブジャブと川の中を進んで行きますが... 

river5

我々2人は、川の中を歩くことを想定していなかったため、トレッキングはこの地点までで、引き返すことに。引き返す前に、The Narrowsの中の方を少し覗いてみました。river6帰りのトレイルでは鹿やリスがトレイルの間近によってきます。
river2river9
さすが動物愛護の国アメリカですね~。 帰りのシャトルバスからの光景です。左右の絶壁を縫って走行していきます。よく見ると山の頂上にトレッキングの人々の姿が見られました。 return1return6return10Weeping Rockがアーチ状に崩落(雨が峡谷の上のほうで岩壁にしみこみ、水を通さない岩壁にぶつかり表面にしみ出しているため、「泣いてる岩」と名付けられています。)return3return4出発地点の一つ手前のバス停、Museum前で途中下車。Museumの中に入り、Zion CanyonとVirgin Riverの密接な関係の説明を受け、return8return9Museum前の綺麗な景色を後に、Zionに別れを告げ、Bryce Canyonに向け出発。Zion National Parkには僅か4時間(7時30分~11時30分)の滞在でしたが、緑いっぱいの中のトレッキングも出来、満足でした。(( 6月11日(To Zion) 
6 月12日(Bryce Canyon) ))
*1  熟年夫婦の温泉旅日記  現在は、日本の源泉掛け流し温泉旅館やホテルを訪問し、その旅の日記を綴っていますので、上記をクリックされ、併せてご覧ください。

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ザイオンブログ

モニュメント・バレー~ザイオン(10日目)今日の宿泊地ザイオンに向け、8時30分モニュメント・バレーを出発し、下図の赤線に沿って走行しました。

グサークル19約30分程でKayentaの町を通り過ごしています。
Kay
アーチーズから続いた赤土は不思議なくらい姿を消しています。その後98号線に入り、to zaion3
白い土に覆われた大地が現れてきました to zaion8
大地の中を疾走中Clip 1(63)
アンテロープ・キャニオン近くの寂れた場所に、突然3本の高い煙突のある建家が出現
(後で分かった事ですが、Navajo Generating Stationの名前で、ナホバ族が建設した火力発電所だったそうです 
) モニュメント・バレーから、約2時間ほどのドライブで、グランドサークルの中心地「レイク・パウエル」に...コロラド川をせき止め、人造湖を作ったグレン・キャニオンダムに到着しました。to zaion10
グレン・キャニオン橋を走行中グレン・キャニオンダム・ビジターセンター内からの撮影Clip 2(4)
先ほど渡ってきたコロラド川に架けられたグレン・キャニオン橋Clip 2(8)
グレン・キャニオンダムto zaion13
全く緑がないレイク・パウエルの異様な湖岸レイク・パウエルを後に、約2時間ほどのドライブでZion National Parkに到着。zion1zion2zion3
これまで見慣れた赤土と違い、白い地肌が眩しいほどです 今日のホテルはZion National Park入口近くのCliffrose Lodge & Gardensに宿泊です。Zion22
Zion23Zion25緑いっぱいの庭と、夕日に映える岩山の眺め(部屋の前からの景色です)
明日は、ザイオン国立公園を回ります。
 
*1
*2 
 

*1: 

6月10日(Monument Valley)
 
| 6月12日(Zion National Park

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モニュメント・バレーブログ

モニュメント・バレー(10日目)今朝のジープツアー6時スタートの予約でしたが、寝過ごして、6時半になってしまいました。さらに朝陽に映えるモニュメントを期待していたのですが、残念ながら曇り空です。monu1この薄暗い状態で、ジープツアーをスタートし下図の赤線のコースを巡りました。monument_valley_map1Clip 1(3)
間近で見るWest Mitten ButteClip 1(4)
Elephant Butte
monu5
 Camel Butte 
monu4
Three Sisters 
約10分程で、John Ford's pointに到着しました。
monu6monu7
 ジープツアーの車とガイド(ナバホ人)
今にも馬にまたがったインディアンが出没しそうです。monu9
昔の西部劇映画に登場した数々の場面が思い出されます。
monu8
ジョンフォード映画監督が好んだJhon Ford Rockも目前に見えます。
その後、岩の上で雨乞いをしたと云われる、Rain God Mesaを左手に見てさらに奥へ...rain G途中、ナバホ族の伝統的なドーム状の住居(ホーガン)が見られました。尚、中央にある黒い建家は、暑い時に風通しの良い涼しい場所で過ごすためのものと、ガイドから説明を受けました。hoganコースのほぼ南端に到着。砂岩に空いた穴、Sun's Eyeと名づけられている。Sun's eyeSun's eye2この下にナバホ族の祖先が居住していたと思われる台所の跡と説明あり壁画
横の壁には動物の壁画(約千年前)が残されている。
最南端の
Ear Of The Windと名づけられた、砂岩のかなり大きなトンネルアーチ
 
earBig Hoganと呼ばれる天井に穴があいた洞窟
B Hogan
その後、帰路に、放牧の牛が...cow
ナバホ人の誰かの所有物らしいです
 
totem
右手にTotem Poleを眺めて、8時30分出発地点に戻りました。 (
6月10日(Dead Horse Point)
 
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 6月11日(To Zion) ))
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デッドホース・ポイントブログ

デッドホース・ポイント ~ モニュメント・バレー(9日目)今日の元々の計画は、キャニオンランズ国立公園(アイランド・イン・ザ・スカイ)を訪問することにしていましたが、アーチーズ・ビジターセンターで少し長居をしてしまい、短距離のデッドホース・ポイントのみの訪問とし、その後モニュメント・バレーに向う事にしました。11時、アーチーズ国立公園を出発し、191から313号線に入りました。地図上にはコロラド川が激しく蛇行して流れている様子が表示されています。

map3313号線を暫く進むと、大地に隆起したとしか言いようのない岩山が見られ、日本では見られない珍しい景色のため、☆の地点で少し車を留めて眺めていました。岩山その後、約20分ほどで、デッドホース・ポイント-Visitor Center前に到着しました。Dead-Horse-Point-Map奇妙なこの地名の由来ですが、上図のNeckと書かれた部分の幅は僅か30ヤード(27m)のみで、下に膨らんだ地形の周りは、川から600m高さの断崖絶壁に囲まれた自然な柵囲いとなり、カウボーイが野生馬捕獲のため、この地へ追い込み、気に入った馬のみが連出され、残された野生馬達はどんな理由であったのか?、水不足による喉の渇きで死亡したことから、Dead Horse Pointと呼ばれるようになったそうです。 ここは州立公園となっており、入場料を支払った記憶がありますが、眼下にコロラド川を見晴らす、断崖絶壁からの素晴らしい眺めは、それなりの価値があるものでした。 D,H、VD,H3Visitor Center 前からの眺め さらに奥へ進み、Dead Horse Point Overlookの場所にやってきました。over look180度のカーブを描くコロラド川と侵食された地層の見事な眺めLayer cakeA LAYER CAKE OF TIMEの説明ボードがあり、
「時代を積み重ねたレイヤーケーキ」と訳せばよいのでしょうか?...この表現が非常に印象的でした。15分ほどの滞在で、来た道を引き返し、モアブの町を通り過ぎ、モニュメント・バレーへ向かいました。グサークル1B尚、モニュメント・バレーはアリゾナ州ですが、今日のホテル、Goulding's Lodge And Towerはユタ州側にあります。モアブから240km、約2時間半のドライブとなります。モニュメント・バレー近くの道路脇に、極端に湾曲したカラフルな地層の断面が見え初め、MV NEA3暫く行くと、有名なあのメキシカンハット・ロックが現れました。 メキシカンこの地点から15~20分ほどで、前方にモニュメント・バレーが見えてきました。 monument結局、 Goulding's Lodge And Tower には17時丁度に到着。一年前からの予約の特典か?、我々には一般のツインベッド・ルームより広く、一番高台のコテージが用意されていました。1コテイジ用意されたコテージhotel 2この高台から、夕日を浴びたモニュメンント・バレーの眺め部屋での休憩も束の間、明日のジープ・ツアー予約申し込みのため、モニュメント・バレー・ビジターセンターへ急ぎました。Cビジターセンター前ここはインディアン居留地ナバホ族の聖地)のため、入場ゲートで入場料を5ドル/人を要求されましたが、ツアー予約のみの為と説明し、支払不要となりました。尚、「モニュメント」・バレーと名前が付けられたのは、メサ(MESA)といわれるテーブル形の台地や、さらに浸食が進んだビュート(BUTTE)といわれる岩山が点在し、あたかもモニュメント(記念碑)が並んでいるような景観を示していることからの様です。Visitor Cジープ・ツアースタート場所前からビュート撮影ナバホ族のガイドと交渉の結果、朝陽に映えるモニュメント鑑賞のため、翌朝6時スタート、2時間のジープ・ツアー(30分プラスのサービス)の予約を完了し、 Goulding's Lodgeに戻りました。 *1*2 

*1: 6月10日 Arches NP-2) | 6月11日(Monument Valley

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アーチーズ国立公園その2ブログ

アーチーズ:デビルス・ガーデン、トレイル(9日目)今日はアーチーズ国立公園の最北端、デビルス・ガーデンを再訪問し、公園内の最大級アーチ(100m長さ)と言われているRandscape Arch(ランドスケープ・アーチ)を訪ねます。午前7時45分、モアブのBest Westernのホテルを出発しました。

Best W8時30分デビルスガーデン駐車場に到着。トレイル入口の標識に、「公園内では一番長い整備されたトレイルで、8
つの見ごたえのあるアーチがあります。 時間、興味、体力によって トレイルのルートを選んでください。トレイルを歩くだけで見えるアーチもあります」 と説明されていました。
trail
我々は、下図の3つのアーチーの見学を選定し、スタートしました。 Randscape Archまで約2.6kmの距離となります。
アーチーズのトレイルトレイルの入口ですが、朝も早いためか?前に行くのは、一組の老夫婦のみ、暫くは後を追って進みました。トレイル4トレイルの分岐点から、Tunnel ArchとPine Tree archへ寄り道です。トンネル
Tunnel Archパイン
Pine Tree arch 分岐点に戻り、 Randscape Archまでのトレイルを進んでいます。
トレイル5
入口から約40分で Randscape Arch前に到着です。長いアーチとは言え、細くて今にも壊れそうで心配です。
ランドスケープ10
ランドスケープ標識
ランドスケープ
9階建てのビルがすっぽり入る高さのようですが、説明ボードには、アーチの 全長は、306フィート(93m)と記されています。さらに1991年にはアーチの右側の部分60フィート(18m)が崩落し、180トンの岩が地上にばらまかれたことがあり、その原因として、砂岩の小さい亀裂から浸透した雨水が、砂粒間の接合材を溶かし奥まで浸透後、冬季に水が凍って膨張し、岩を破壊した結果と解説されていました。「アーチの盛衰」で説明されていた、風化と侵食によって何れは崩壊する...砂岩の宿命を思い出しましたが、できるだけ長くこの形状が維持出来ることを願い、この地を後にしまた。

公園を出る前に、昨日入館をパスしたビジターセンターに立ち寄ってみました。館内へ入ったところに、公園内で生息する動物の大きなイラスト(昼と夜の出没に分けて)があり、目を引きました。
animal又館内には、310m
北米大陸創世の歴史(3億年前から想像図で説明)
映画
ソルトバレーの生成をワイドスクリーンでビデオ上映(3分半)など詳しい説明に興味を引かれましたが、最後に、塩と砂岩とアーチとの表題で、ソルトバレー生成物語と、アーチの形成を関連付けて説明されたボードがありましたので紹介させて頂きます。
Salt

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*1:6月9日 Arches NP-1 | 6月10日 Dead Horse Point

*2:トップページへ 思い出に残る車の旅(北アメリカ編

アーチーズ国立公園ブログ

アーチーズ国立公園(8日目)今日からアメリカの大自然を代表するグランドサークルを7日間かけて巡ります。まず最初は「インディー・ジョーンズ/最後の聖戦」の映画で有名になった、2000を越える自然のアーチが集まったアーチーズ国立公園です。公園の入口からビジターセンターを越え、坂道を少し上がった所に「Moab Fault(モアブ断層)」の説明ボードを見つけました。MoabFault

「You are here」の、今いる東側サイドは600万年前にモアブ断層(ほぼ191号線付近)に沿って、792mも陥没したことが述べられています。先程、191号線でモアブのホテルに向う途中、進行方向右手に見えていた赤色の砦のような壁は、陥没前の高さの西側サイドであったことが分かりました。又このボードから、表層部の赤色の石はEntrada Sandstone(エントラーダ砂岩)、その下には比較的白いNavajo Sandstone(ナバホ砂岩)の層があることを教えてもらいました。

arch1

ビジターセンターからの坂道に赤い城壁のようなEntrada Sandstoneが暫く続き、そそり立つ壁の高さに圧倒されます。

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機械的に削り取られたような表面が不思議でなりません。公園一番奥のDevils Garden(約33Km)まで、下図の赤い線に沿って、とにかく車を進めることにしました。

ArchesMap3

坂道を登りきって少し進み、Park Avenueの岩山が見えてきました。

park5

さらに5分ほど進むと、有名なCourthouse Towersに近づいてきました。周りの岩にもそれぞれ名前がつけられているようです。

arch10Courthouse Towers前で車を停め、暫し見学。コート近くのSheep Rockの前に面白い説明ボードがありました。cats4「アーチの盛衰」との表題で、アーチにも生き物と同じようにライフサイクルがあり、風化と侵食によって何れは崩壊すると...砂岩の宿命か?左手には無数の岩山、砂丘1右手には砂丘(古砂丘)の景色が続き、砂丘2不思議な形のBalanced Rockの前を通り過ぎ、 arches 20THE WINDOW SECTIONへwin5Double Archを含め無数のアーチが集結、徒歩で行けるトレイルも整備されているようです。続いて進むと、Salt Valleyが見渡される所に来ました、ボードの説明書きを見てみますと、cats6岩塩層※の上に堆積した砂岩の重さによって、岩塩層の弱い箇所がドーム上に隆起し、砂岩の表層部に亀裂が入り、雨が浸透して、隆起した岩塩層部を溶かし、結果として砂岩が陥没、Salt Valleyが誕生したと説明されていました。ところで、今我々が見てきたアーチは、Salt Valley傍にある亀裂が生じた砂岩群(〇印)の侵食過程中のものであることを教えられました。※太古の昔、この地は海底であったようで、その後地球の大変動(隆起、陥没の繰返し)によって、溜められた海水が蒸発して岩塩層が出来たとされている。その後Delicate Arch Viewpointへ、d-aViewpointから2.4Kmのトレイルが付いています19時30分、終点のDevils Gardenに到着(入口から1時間半のドライブでした)。devi2ここでUターンして戻ります。(明日は、Devils Gardenのトレッキングを計画しています)以下の写真は、帰路、たまたま夕日に映える侵食した石柱群が綺麗に見られ、撮影しました。returnreturn1return2最後の写真は、夕日を受けたPark Avenueです。parkここで20時になりましたので、ビジターセンターへの入場をパスして、ホテルへ戻りました。((6月9日(I-70 Toward Moab) | 月10日(Arches NP-2)))

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モアブブログ

マウント・エバンス ~ モアブ(8日目)I-70に戻りモアブを目指し、WESTへ疾走中です。70-1山頂に雪を頂く山々が続きます。又 I-70の周辺には無数のリゾートエリアや、スキー場があり、長期滞在用のホテルや別荘が沢山見られました。Clip 94(1)随所にSCENIC AREAの標識があり、アメリカの中でも最高に綺麗な景色が眺められる高速道路だと思います。70-2前の山は、広いスキー場を有するCOPPER MAUNTAINでしょう~?約1時間後、景色は一変しました。70-4すでに午後1時を過ぎ、お腹もすいてきているのですが、高速道路上にはFOODを示す標識が全く見当たりません。それでも暫く進むと、あったのはREST AREAの標識でした。食べ物もと、期待して入ったのですが、日本で言う「トイレ休憩」の場所で、食べ物は全くありません。 ただ、ここで、あのグランドキャニオンを流れるコロラド川の上流に目前で遭遇しました。70-5さらに対岸には、サンフランシスコ~シカゴ間の大陸横断鉄道のレールが敷かれているようで、丁度「カリフォルニア・ゼファー号」が走っていたのですが、シャッターチャンスをなくし、20090609133348(6)残念ながら、貨物列車の撮影のみになってしまいました。  I-70に戻り、20分ほど行くと、グレンウッド・スプリングス(Grenwood springs)の町があり、食べ物を探しに高速を降りて、すぐに出くわした店がQdoba(キュードーバ)と云うメキシコ料理のチェーン店でした。時刻は14時を回っていました。Qdoba中はカフェテリア形式で(ガラス越しに置かれた料理の好きなものを選ぶ)勝手が分からず、前に並んでいた白人女性の注文と同じものを頼みました。 Qdoba2メキシコ風おにぎりと表現したほうが良いのでしょうか、ご飯と独特のスパイシーな味が今でも忘れられない美味しさでした。日本にもQdobaの進出を期待しているのですが、未だのようです。再び、I-70に戻り、グレンウッド・スプリングスから西へ約300Km。2IMGi70-1右手のコロラド川沿いに進みますi70-2スピード制限75マイル(120Km)にi70-4グランド・ジャンクションの町を通過中i70-5コロラド州からユタ州へ"Leaving colorful colorado"の標識が印象的ですi70-6  ユタ州に入り、緑がなくなりましたi70-7

 高速道路の側は不毛の地?I-70から191号線に入り暫く進むと、景色は又々一変します。

191 岩肌が赤色になってきました 191-4 赤色の砦の壁のように見えます(アーチーズ国立公園近くを走行中) moab6 コロラド川を渡り、モアブの町に入ります。moab5

町の中心部へ進み、今日のホテルBest Western Canyonlands Innに17時過ぎに到着しました。チェックイン後は、アーチーズ国立公園に向います。*1

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*1:6月9日(Mt.Evans) | 6月9日(Arches NP)

マウント・エバンスブログ

デンバーコロラド ~ マウント・エバンス(8日目)8日目の今日は、車で標高4,300mまで行けるマウント・エバンスに登頂し、その後インターステート70(I-70)に戻り、西方向のアーチーズ国立公園入口に位置するモアブ(宿泊地)へ、今日も600Kmを越えるドライブを予定しています。

2IMG

デンバーのHoliday Innからスタートです。
cats1レンターカーも一週間を越え、汚れがひどくなってなってきています。丁度8時40分に出発し、I-70に入りました。

20090609085425(3)

R70-2

進行方向にロッキー山脈の山々が綺麗に見えます。しばらくこの景色が続きますが、IDAHO SPRINGSから I-70(ハイウエー)を降り、103号線でECHO LAKEまで、ここから5号線で山頂を目指します。

Mt,EV 4,307m 3103103号線エコレーク1  ECHO LAKEECHO LAKEを過ぎ5号線にはいると、TOLL GATEがあり有料道路?の料金を支払った記憶があります。R55号線を走行中、中央の高い山がマウント・エバンス?かもです。S,lakeSUMMIT LAKE 標高3,912m (12,836 feet)のSUMMIT LAKEに到達。雪と氷で覆われ湖は見えません。寒さの余り、毛布を巻きつけた少女が写っています。日本の最高峰富士山の標高3.776mから比べ、この地にいることが驚きです。ここから山頂まではセンターラインのない細い山道、詳細な地図でSUMMIT LAKEから山頂までの曲がりくねった状況をご覧ください。ただ、山道でも最後まで舗装されていたことを付け加えておきます。山道10山道落輪すればあの世行きでしたが、徐行しながら慎重な運転で、山頂に辿り着くことが出来ました。デンバーを出て約1時間半の10時13分でした。Summit1山頂駐車場にMountain Goat(シロイワヤギ)が、無事の登頂を歓迎してくれたようでした。Mt,EV 4,307m 2標高4,306m(14,130ft)の地点で記念撮影山頂5  山頂レストラン跡1979年9月1日火事により閉店されたとの情報、大変残念です。山頂6「遥か彼方まで見えます!」とのボードがありましたが、3000m級の山々が眼下に見える信じられない高さにいることを再認識させられました。最後に、ボードの中で説明のMt.Evans(Summit)がこのすぐ左にありましたので撮影しておきました。山頂10ただ山頂は、風が猛烈に強く、寒さに耐え切れない為、10分ほどで車内に戻りました。車の中の温度計は外気温30°F(-1°C)を指していました。((6月8日(Mt.Rushmore NM) | 6月9日(I-70 Toward Moab)))*1 

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マウントラッシュモアブログ

マウントラッシュモア ~ デンバーコロラド(7日目)7日目の朝になりました。曇り空ですが薄日も差していました。ここホット・スプリングスのホテルから、マウントラシュモアに一旦戻ると、デンバーまではかなりの距離をドライブする必要がありましたが、どうしても見ておきたいとの一心から、7時前にホテルをチェックアウトして、マウントラッシュモアに向いました。

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メモリアル近くの岩山(見るからに硬そうです)に青空が見えてきました。8時に到着。車を一階の駐車場に止め、階段を上がり、メモリアルの入口にくると、道筋は神社の参道のようで、奥のご本尊にお参りするような感じでした(日本の伊勢神宮的存在と云われていたことを思い出します)。少し霞んではいるものの、大統領の彫刻(ご本尊)が見えているではありませんか...無理して戻って来た甲斐がありました。さらに進んで行くに従い霧が晴れ、グランド・ビュー・テラスに来ると完全に霧が晴れ、間近でゆっくりと見学でき感動しました。

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アメリカ合衆国建国から、150年間の歴史に名を残された4人の大統領(左から、ジョージ・ワシントントーマス・ジェファーソン、セオドラ・ルーズベルトエイブラハム・リンカーン)である。政府から委託された彫刻家「ガットスン・ボーグラム」が、400人の作業員とともに、標高1745メートルのマウントラシュモアの白い花崗岩の露頭に、1927年から1941年まで14年間をかけて、18mにも及ぶ巨大な胸像が彫られました。ラシュモア山の岩盤は非常に硬質で、彫刻作業は困難を極め、ダイナマイトで砕きながらの作業となったようですが、硬質な岩盤が選ばれた理由は、アメリカの象徴ともいえるこのモニュメントが、長期にわたって風化しないようにという配慮からと説明されていました。ここからデンバーまでのドライブ(今回の最長距離:620Km)を考え、ビジターセンターの中は、ほぼ素通りの状態で、急ぎましたが、大きさの比較を表す興味深い1枚の写真が展示されていました。

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ここラッシュモアの高さ465フィート(142m)に比し、自由の女神(93m)、ワシントン・モニュメント(169m)、セントルイスゲートウェイ・アーチ(192m)他、ピラミッドやスインクスなどが対象とされていました。(さすがに後でできた、クレージーホースとの比較はここにはありませんでした)デンバーコロラドへ18号線から高速25号線に入る予定です。

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地平線まで直線道路が続く18号線を疾走中

route18

周りには何もありません。

highway

デンバーまで150Km地点の、ルート25(高速道路)を南へ疾走中。左に見える対向車線間の緑地帯は、今後の道路増設を考慮した配置となっている。

18時30分、今日のホテル、デンバーコロラドのHoliday Inn Express Suite Wheat Ridgeに到着しました。チェックイン時ステーキの美味しいところを尋ねると、歩いて10分のLuke's Steakを教えてもらい、訪問しました。

lukeslukes2lukes3lukes5lukes4

長時間のドライブのせいでしょうか、野菜たっぷりと、350gのステーキをペロリとたいらげました。*1 

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*1:6月7日(Devils Tower~Crazy Horse) | 6月9日(Mt.Evans)

デビルスタワーブログ

ビルスタワー ~ マウントラッシュモア ~ クレジーホース(6日目)6日目になりました。今日は、下図の赤いルートで、午前中にビルスタワー国立モニュメントを、午後からアメリカ歴代大統領の顔を岩に彫刻されたマウントラッシュモア国立メモリアル、続いてクレージーホース・メモリアルの巨大彫刻を訪問し、ホットスプリングスの町に宿泊です。しかし、残念ながら今朝は曇り空で、小雨の予報もあります。6codyジレットのホテルから、約1時間でデビルスタワーに到着。devilVC天気予報通り、小雨が降ってきており、折角のデビルスタワーの写真も霞んでいます。ビジターセンターの中で雨の止むのを待ちながら、パンフレットなどを手にとって見てみますと、デビルスタワーの出来方などが、下図のように説明されておりました。5000万年程前にマグマが堆積岩に侵入し、地中でマグマが冷えて収縮、柱状節理を形成。その後、何百年もの歳月をかけ、周りの堆積岩が風雨による侵食で削り取られ、現在見られるデビルスタワーが出現したと...erode天気の良い日に撮られた写真もありました。Devils_Tower高さ386m(海抜1558m)、頂上は91m55mの広さ。1977年のスピルバーグ監督の映画「未知との遭遇」で、宇宙船の降りる場所として使われ、一躍有名になったそうです。少し、雨も小降りになってきたので、ビジターセンターを出て、一周2Kmのタワー・トレイルを歩いてみることにしました。trailtower1tower4tower2角度を変えてタワーを見てきました。見事な柱状節理ですが、タワー自体にも侵食が始まっているのか?周りには、砕け落ちた岩石で一杯でした。DT1途中に、「タワーがどのように形成されたか?」の立て看板があり、説明書きには、元々のマグマの大きさと、形状には3つの学者の説(デコボコ状、マッシュルーム状、シリンダー状)が存在するが、すでに侵食されたタワーでは、どの説が正しいか永久に分からないと締めくくられていました。約1時間ほど滞在後、さらに東へ200Km、モンタナ州からサウスダコタ州のラピッドシティーを経由し、マウントラッシュモア国立メモリアルへ向いました。MR14時前に到着、駐車場に車を止め、通常では真正面に歴代大統領の顔が見える場所に着きましたが、誠に残念ながら、今日は厚い雲に覆われ何も見えません。仕方なく、これ以上進むのを止め、次の目的地、クレージホース・メモリアルに向いました。約20分ほどで、クレージーホース・メモリアルに着きました。雨は降ってないものの、相変わらず雲が厚く、この天候のせいかどうか分からなかったが、駐車場から彫刻地点まで行くバスが動いておらず、ここから眺めるだけとなりました。(かなりの距離の為、徒歩では無理?)chch1望遠で撮影すると、20~30名の観光客の姿が見えますが、ツアー客がバスをチャーターしたのかもしれません。このメモリアルは国立ではなく、ボランティア団体が運営している為、様子が違う感じがしました。そもそも、この「メモリアル」建設のきっかけは、「1974年に、ラコタ族のヘンリー・スタンディング・ベアー(Henry Standing Bear)が、『インディアンにも偉大な英雄がいることを白人達に知って欲しい。ラッシュモア山(アメリカ合衆国大統領の巨大な顔の彫刻がある)よりも大きな、※クレイジー・ホースの彫刻を造ってくれないか』と、彫刻家コルチャック・ジオルコウスキーに依頼した事に始まったと説明されています。※ ※ クレージーホースは、米軍や白人入植者の侵略からラコタ族の領土や、聖地ハパ・サバ(ブラックヒルズ)を守るために戦った勇敢なラコタ族の戦士のひとりで、カスター中佐率いる第7騎兵隊を全滅させたことなどで知られている。 コルチャック氏は1982年、74歳ですでに亡くなられていますが、現在は、息子達が彼の遺志を継いで、アメリカ政府からの支援を一切受けず、現在も彫り続けており、完成すれば高さ170m、長さが195mと世界最大の彫刻となる。これはラッシュモアの彫刻の40倍とのこと。その後、駐車場前にあるウエルカムセンターに入場し、完成品の模型などを見学した。ch520090607154304(1)20090607154817(2)20090607154928(1)我々の生きている間に、巨大彫刻の完成を見ることは望めそうにない(現在の完成度10%)が、なんとか完成まで彫刻を続けてほしいという思いでこの地をあとにした。 1時間足らずのドライブで、17時丁度に今日のホテルHoliday Inn Express Hot Springsに到着しました。尚、天候の関係で、歴代大統領の彫刻が全く見れなかったラッシュモアには、明日の予定を変更して、ここから再訪問の計画を煮詰める予定です。*1*2 

*1:6月6日(Yellowstone NP) | 6月8日(Mt.Rushmore NM)

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