4日目の朝、岩倉温泉から④泊目の花巻温泉郷、鉛温泉 藤三旅館・別邸 十三月に向かいます。
尚、「いわて花巻空港」から車で1時間以内の花巻温泉郷には数多くの温泉地があり(下図)、□鉛温泉はこの中でも一番山奥の方に位置しています。
花巻温泉郷便利マップ(花巻観光協会発行)
県道12号線に沿って大沢温泉(2016年10月訪問)、及び山の神温泉(2014年7月訪問)を通り過ぎてさらに北上、鉛温泉 藤三旅館の看板を見つけ、右に曲がり坂を下っていくと、
どこに入口が?と戸惑いますが、左手平屋隅の方のガラス越しに十三月の文字。車を近づけると中からホテルマンが出てきて荷物を中に運んでくれます。
ガラスの扉を開け中にはいると、右手にフロント。そしてラウンジへと繋がっており、このラウンジでウエルカムドリンクを飲みながらチェックインを終えて、
ロビー横の通路で部屋へ案内されます。(尚、奥の棚に置かれたワイン、ジュース類は18時まで飲み放題となっています)館内見取り図(1、2階全14室)
通路の壁にはコンクリートの打ちっぱなしが続き、101号室の扉前に。扉を開けて中に入ると、大きなセミダブルのベッドが2つ、液晶42型テレビ、DVD&ブルーレイプレーヤーにソファー。
名物の「白猿の湯」 拡大写真
早速浴衣に着替え、十三月出入口ドアーを開けて藤三旅館部内へ、一瞬昭和の時代へタイムスリップしたかのようで、すぐに日本一深い岩風呂と書かれた「白猿の湯」入口前に、扉を開けると地下に大きな楕円形の岩風呂にビックリ!
源泉は岩風呂の底から沸き出しており(前に流れる豊沢川の川底よりも下)、湯の深さは125㎝と聞いていましたが、実際入浴すると、場所によっては140㎝はありそうです。
(鰤れもん蒸し:写真なし)
一方、食事の方ですがラウンジ横の入り口からレストラン「梵 KARMA」に入り、
カジュワルステイ・プランの9品和食膳を食しました(写真の最後にお品書きを添付)。
(鰤れもん蒸し:写真なし)
翌朝、早起きして一番遠くの「白糸の湯」へ、
照明が暗くてうまく写真が撮れてませんが、かなり広い浴槽で窓の外には小さな滝が見えます。お湯は熱めで、この温泉のとろみが一番強く感じられました。ただ、男性の入浴時間が6時~15時と決められており、チェックイン後から夜にかけ入浴出来ないのが残念です。
温泉分析表には、源泉温度59.1℃ Ph8.5、アルカリ性単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)、源泉は「桂の湯」のみと。
朝食は夕食と同じレストラン「梵 KARMA」で済ませ、
朝食は夕食と同じレストラン「梵 KARMA」で済ませ、
11時前に十三月をチェックアウト、「いわて花巻空港」に向かい、レンタカーを返却し(今回の全走行距離:575㎞)、無事伊丹空港に帰着しました。
今回最後の宿泊地 花巻温泉郷の思いもよらなかった、モダンとレトロが共存した稀有な温泉宿で、温泉&食事を満喫し、超モダンな広い洋室でゆったりと優雅な時間を過ごすことが出来ました。次の東北旅行のチャンスには、是非ともこの「お宿」の再訪問を計画する予定です。
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尚、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令を受け、当分の間、旅行を中止又は延期してしております。
本年9月以降には旅行が可能になればと願っております。