熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

遠刈田温泉ブログ


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4日目の朝、③新野地温泉 相模屋旅館をチェックアウトし下図の④泊目 遠刈田温泉 ゆと森倶楽部に向かいます。

15時丁度にゆと森倶楽部に到着。玄関前で車を停め荷物を降ろすが中から出て来るドアマンの姿はなく、一旦車を広い駐車場に留め玄関まで歩いて行く途中、どこか不愛想で寒々しい感じの3階建ての外観に少し不安を覚えましたが、

3階建ての建屋と玄関

玄関扉を開け中に入ると不安は一変、外観とは違い暖かそうなロビーの雰囲気に安堵。

フロント&暖炉のあるロビーフロントでチェックイン時、この倶楽部の特徴である館内の飲食・アクティビティー等の多彩なサービスが宿泊料に含まれるオールインクルーシブの説明を受け、館内外のパンフレットと共に予約済みの〇116号室の鍵を渡され、自分で荷物を持って、ホテルでもなく旅館でもない倶楽部のしきたり(ドアマン、案内係を置かない)かと思いながら、離れ館「木もれび」へロビー右横の通路を進み、 本館 さくら館(客室が2~3階)のエレベーター前を通り過ぎ、

奥の風呂場入口前から ←「木もれび離れ館」の案内板に従い一旦外へ、

屋根はあるものの吹きさらしの廊下を歩き、

やっとのことで、こもれび離れ館に入館し奥から2番目の116号室に入室。部屋は中庭に面したガーデンテラス付き、シモンズベッドが置かれたデラックスツイン(38㎡)で、広さは一般のシティーホテル並みながら窓が大きいため部屋が明るく広く感じます。

部屋の中には館内で過ごすルームウエアー(散歩、ヨガもOK)、フリースガウン(冬季限定)そして、かごバックが用意されており、早速ルームウエアーに着替え、フリースガウンを羽織り、かごバックを持ち、倶楽部宿泊者の典型的な格好に変身してロビーのある本館出入口から露天風呂のある「川の湯」へ向かうことに。13万㎡の広さを持つこの倶楽部の施設案内図に「川の湯」はYOGAの森の奥、本館からYOGAの森入口まで300歩の距離と説明があり、施設案内図(アクティビティーを含む)本館から徒歩300歩の所にある公道を越え、YOGAの森入口、ヨガハウスを経て川の湯へ(尚 バスタオルはフロント近くの棚に用意されており必要枚数を持参)、YOGAの森入口ヨガハウス「川の湯」入口と脱衣場脱衣場の扉を開けると正に渓流露天風呂が眼前に、それに加えて檜の香りと源泉掛け流しのたっぷりのお湯に浸り心が癒されます。川の湯 「しかく」川の湯には「しかく」と「まる」の二つの浴槽があり、時間によって男女別に決められています。源泉分析表によると泉質はナトリウム⁻硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉、源泉温度71℃(湯温は41℃前後に調整)、Ph7.1の中性と表示されているようにさらりとした癖のないお湯。30分程の長湯の後、本館ロビーに戻り暖炉前でオールインクルーシブの生ビールとつまみでリラックス、他にコーヒー、紅茶、スイーツ、ジェラード等も用意されているようでした。部屋に戻る途中、本館から離れ館への廊下に出ると「けやき食堂」の明かりが、まだ4時半なのに東北の日暮れの早さにビックリです。夕食は5時半から「けやき食堂」で、116号室とは目と鼻の先ですが、直接に通じるルートはなく一旦ロビーまで行かなくてはならず、この点「離れ館」に宿泊した不便さを感じます。ロビーの奥に位置する「けやき食堂」

夕食はビュッフェスタイルで、宣伝通りふんだんの生野菜や新鮮な果物が準備されており、これまでの温泉旅館の食事では不足がちであった生野菜をたらふく補給することができ大満足でした。(もっともお酒類は日本酒、洋酒、ビール、ワイン等飲み放題)翌朝、目が覚めて朝風呂に大浴場へ、

内湯に大きな浴槽と洗い場、そして露天風呂とありますが、都会の中にあるスーパー銭湯のようで、お湯も循環式のため消毒剤の匂いがするなど、「川の湯」とは全く趣が異なります。その後「けやき食堂」で朝食を済ませ、11時ゆと森倶楽部をチェックアウトし1時間ほどで仙台空港へ、レンタ―カーの返却を終え(走行距離:594km)仙台発13時50分の飛行機で15時10分無事伊丹に戻りました。今回訪問の青根温泉、遠刈田温泉仙台空港から車で1時間ほどの近距離にあり、源泉の泉質も良く湯量も豊富で、今後さらに訪問機会を見つけ温泉施設を探求してみたいと考えています。 3日目、新野地温泉 | 1日目、青根温泉に戻る   【遠刈田温泉再訪問の旅へ】