熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

鶯宿温泉ブログ


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3日目の朝、昨日降った雪の為、新雪を踏んで朝の露天風呂入浴です。

入浴後、朝食処へ(昨日の夕食とは又別の食堂)、自分で卵を割って焼くベーコンエッグ、コンロで焼くアユとマスの一夜干し、わらに包まれた納豆などメニューに色んな工夫がなされています。チェックアウト間近、昨夜の積雪で駐車場に停めた車が気になり、昨日の夕食処から外を見ると、車の上に多量の積雪が...よく見ると、妙の湯のスタッフが車の雪払い実施中、その後車を玄関前まで...この宿のスタッフ全員の気持ちの良い接客態度に感心。さらに食事内容を含めた宿の雰囲気、源泉掛け流しの温泉のすばらしさにも大満足で、季節を変えて又訪問したい気持ちにさせてくれます。妙の湯を10時にチェックアウト、194号線から127号線まで約6kmの雪道のドライブです。途中で昨年10月に訪問した田沢湖高原温泉郷のホテルグランド天空前を通過して、 田沢湖に~、雪雲でどんより曇った冬の田沢湖辰子像にも積雪が...田沢湖から今日のお宿③鶯宿温泉 長栄館へ、46号線の道路は全て除雪が行き届いており、余りにもスムーズなドライブでチェックインの1時間以上前に到着しそうなため、急遽雫石観光協会に立ち寄り、時間潰しの為のアドバイス「盛岡手づくり村」を訪問。「盛岡手づくり村」1時間ほどの滞在後、15時丁度、川沿いに6階建てのビルがそびえる長栄館に到着。長栄館建屋(6階建)と玄関前フロント&ロビーチェックイン後予約済みの紫水亭 5階のRyu雅へ、和室の間にリクライニングチェア2脚ある部屋で、広々とした72平米の空間は離れを思わせるほど静寂の中でゆっくりとした時間が流れていきます。川のせせらぎに包まれながら、お部屋から望む山々の紅葉や雪景色を存分にお楽しみくださいと写真で説明を受けながら...  部屋に入室、写真通りの部屋ですが、部屋の広さの割にはテレビ画面(32インチ)が小さいのが残念です。又大きなリクライニングチェアの活用法が今一で、殆どコタツで過ごすことになり、むしろマッサージチェアを置いてもらった方がいいのかも?とも思いましたが、新しい装備の広い部屋は居心地よく、優雅な気分に浸り快適に過ごしました。
お風呂については「無加水」「無加温」「無ろ過」「無循環」自噴する温泉掛け流し、”全国でたった1%しか存在しない正真正銘の源泉掛け流しの湯”と説明を受け早速一階の大浴場へ、浴場入口には、先ほど部屋で説明を受けた長栄館 源泉掛け流しの説明板があり、一読後浴場へ、手前から露天風呂、黄金の湯、檜風呂どの浴槽もPH8.3の低張性弱アルカリ性高温泉の源泉をそのまま掛け流し(源泉は46.1℃)、浴槽には40~43℃位に調整されているようで、一番奥の温度が高い檜風呂にはいっぱいの湯の花が...傷ついた足を温泉に浸している一羽の鶯(うぐいす)を発見したという鶯宿温泉の開湯伝説があるぐらい、とにかく癖のない非常に軟らかい感じのお湯で、傷をいやし体の芯まで温めてくれる温泉です。 食事の方ですが、2階の食事処で夕食には豚しゃぶがメインの和食膳を食しました。 翌日はいつもの朝風呂、朝食を終えて9時30分長栄館をチェックアウトし、いわて花巻空港へ、昨日の入館前は、大型温泉旅館特有の団体客でごった返した騒々しさへの一抹の不安がありましたが、この長栄館は全体的に清潔感からくる落ち着いた雰囲気の為か、全くこの種の不安を感じることはありませんでした。空港でレンタカーを返却(走行距離:489km)、12時15分発のフライトで無事帰宅。今回は、正真正銘の源泉掛け流しの温泉(無加水、無加温、無ろ過、無循環)にこだわり厳選しただけに、いずれも素晴らしいお湯の感触を体験し、それぞれの違いを今でも自分の肌で思いだせるほど強く印象に残っています。2日目、妙の湯温泉 1日目、赤倉温泉に戻る  【 次の妙高高原 赤倉温泉の旅へ】