熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

御殿場東田中温泉(東海)ブログ


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一度は泊まってみたいと思ってました伊豆「川奈ホテル」への宿泊と合わせて、御殿場を起点とした富士五湖を巡る旅を計画し、富士山周辺道路路面凍結前の12月初旬(希望的観測)、3泊4日の日程(12月4~7日)で自宅からノーマルタイヤの車でスタートしました。ただ4日の出発日は曇り空で、東海地方も曇りの予報の為、富士山の眺望が期待出来ないと思い、名神~伊勢湾~新東名高速を乗り継いだ後、急遽、下図の島田金谷ICで高速を降り「寸又峡」に立ち寄ってみました。

10伊豆-3その後は青いルートに沿って①御殿場東田中温泉、②伊東温泉(川奈ホテル)、③土肥温泉を巡りました。尚、赤字の箇所は立ち寄りスポットです。ところで、立ち寄り先の寸又峡は今から48年前、寸又峡温泉の旅館でライフル銃とダイナマイトを持った男が旅館に押し入り、宿泊客や経営者家族らを人質に取って約88時間にわたり籠城、「金嬉老事件」として全国的に有名になった場所と記憶していたのですが、現在は吊橋と紅葉、そして温泉の人気スポットとなっているようです。島田金谷ICから1時間半ほどで13時15分寸又峡入口に到着(西宮ICから6時間経過)。寸又峡4ここから先は車の侵入が禁止されており、土産物店の駐車場に車を留め、下図のイラストマップをもらい徒歩(青い破線)で夢の吊橋へ、寸又峡7夢の釣り橋までは約25分、天子トンネルを越えると、神秘的なエメラルドグリーンの水の上に架かる吊橋が見えてきます。寸又峡8寸又峡20寸又峡10紅葉シーズンは混雑を避けるため吊橋が一方通行に規制されています。しかも定員は10名、橋の途中で携帯やカメラを落とす人が多い為、手に持たないよう監視員のおじさんから注意を受け渡り始めました。細い2本の板の上を揺れながら歩くのはやはりスリルがあります。渡り終わった後は、三百四段の階段が待っており、吊橋が一方通行の為逆戻りするわけにはいかず、
寸又峡11この急な階段を上り、15分程で飛龍橋に辿り着きました。寸又峡12寸又峡14寸又峡13飛龍橋から吊橋を見下ろせます。ここから水の色はコバルトブルーに見えましたが、見る場所や日によってエメラルドグリーン、コバルトブルーやターコイズブルーに変化するようです。寸又峡1時間15分の散策を終え、14時30分今日のお宿御殿場東田中温泉、ホテル・マースガーデンウッド御殿場へ向かいました。新東名高速富士川の手前で雲の間から予想しなかった富士山が……感激です。 富士山御殿場ICで新東名高速を降り、17時前、高速道路沿いの12階建てビルのホテル・マースガーデンウッド御殿場に到着。御殿場ホテル玄関前御殿場3フロント&ロビーフロントで予約済みの富士山側・禁煙、本館デラックス室(44㎡)、10階/1005の鍵を受け取り、夕食(Fenice)ならびに朝食(銀明翠)処を下図により説明を受けました。御殿場3-2早速、□マークの10階/1005室へ、44㎡の部屋は広くて快適です。明日の朝、部屋の窓から富士山を眺められるのが楽しみです。御殿場9その後、庭園池沿いを歩いて夕食処のFenice(イタリア料理)へ、御殿場21丁度、目前の庭園池で噴水ショーが始まり、食事をしながら噴水を楽しみ、料理の撮影を忘れましたが、仔牛料理が特に美味しかったことを記述しておきます。御殿場20部屋に戻り、窓からも噴水ショーが楽しめます。御殿場26噴水ショーは、昼の部12:00~、13;00~/夜の部18:45~、19:45~、20:45~、が実施されています。尚、 Vol.1「富士山」又はVol.2「埴生の宿」が、ホテルのHPの幻想的な噴水ショーにリンクしますのでご興味をお持ちの方はご覧ください。肝心の温泉ですが、大浴場は男女別に2階と3階に、明るい雰囲気の洗面台、脱衣場には鍵付きの大型のロッカーが完備されており、安心して入浴できる雰囲気です。しかもタオル類は浴場に用意されており部屋から持参の必要はありません。御殿場22温泉分析書から源泉温度は36.4℃、Ph8.0、弱アルカリ性低調性温泉と書かれておりました。無色透明の癖のないお湯でしたが、源泉温度から判断して加温、循環式が採用されていると思われます。ただ消毒剤の匂いは殆ど感じませんでした。内湯の横に露天風呂も併設されています。 御殿場23内湯(手前の浴槽はジェットバス)御殿場24露天風呂この日の入浴は夕方と夜の2回で、写真は翌朝の入浴時のものです。( (2日目、伊東温泉 川奈ホテル)