熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

那須温泉(関東)ブログ


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4日目になりました。今日は那須御用邸近くの那須温泉 旅館山楽に宿泊です。尚、那須御用邸の着工のきっかけは、昭和天皇が、1923年(大正12年)に那須一帯を訪れられた際、新那須温泉にある旅館山楽から眺めた那須野が原と、那須連山の景色を気に入られ、その意向を汲んで“那須御用邸”が建てられたようです。御用邸を一目見ようと、近くまで行ってみましたが、建物等は一切見えず、”関係者以外の進入はご遠慮願います”、の立て札のある御用邸進入路?、らしきところまでしか探索できませんでした(下の写真)。

その後、すぐ北側に位置する旅館 山楽に向かい、前の駐車場に車を駐め、山楽玄関から入館。玄関扉の内側に敷かれた、山楽の文字が入った赤いカーペットが印象的です。  名前を伝えると、フロント前を通り過ぎて、奥の階段を上がったラウンジに案内され、ラウンジの椅子に座ると、ウエルカム・ドリンクの提供を受け、同時にチェックイン手続きを進めます。手続きが終わって暫くすると、案内担当スタッフが現れ西館の114号室へ、部屋に入ってすぐ左手に、化粧台、冷蔵庫置き場(上にポット、湯呑セットなど)があり、下の間取図 赤い破線の矢印に進むと、庭園露天風呂付和モダン客室に、広さ44㎡のツインタイプの洋室。部屋の窓から広い庭が眺められ、手前には露天風呂と足湯が見えます。露天風呂へは、トイレ前の洗面所からシャワールームを抜け、庭園に設置された源泉かけ流し露天風呂へ、浴槽の壁には、”茶臼岳の麓に67℃で自然噴出した源泉を約6㎞引湯、那須御用邸で使用の源泉と同じ泉質で、無色透明・無味無臭の中性の単純温泉(㏗7.4)、柔らかで刺激が少なく肌に優しい温泉”と説明されており、天皇陛下と同じ泉質の温泉に浸かれて感無量の思いです。尚、夜には浴槽内にLEDのアクワライトが点灯し、幻想的な雰囲気にもなります。さらに、山楽の最大の魅力は源泉かけ流しの大浴場があり、入口は男女別(写真下)、日替わりで男女交代制。ただ浴場は撮影禁止となっており、撮影できなかったことが残念ですが、山楽ホームページの写真を引用して下に掲載。特に自然と一体化した野趣あふれる露天風呂は、いつまでも浸かっていたい気分となる素晴らしい温泉です。 夕朝食は、東館の個室お食事処料理茶屋「山翠亭」にて個室に入ると、テーブルには前菜と献立表が置かれ、前菜以下出てきた順番に写真を掲載しています。吸物刺身蒸し物焼物台の物食事水菓子(写真無し)味付けもよく、ちょうど適量で美味しく完食。翌日の朝食は同じ個室で、和食、洋食の選択が可能なため、洋食を選びましたが、味はイマイチ、和食を選ぶべきだったと反省しています。初めて那須温泉 旅館山楽を訪れましたが、温泉の泉質も良く、特に野趣あふれる広い露天風呂は、自然と一体化して、いつまでも浸かっていたい気持ちにさせてくれる素晴らしい温泉です。また機会を見つけ、露天風呂に浸かりながら紅葉見学できる時期に是非再訪問したいところです。10時半にチェックアウトし、約3時間のドライブで仙台空港に戻り、15時35分発の飛行機で伊丹空港に無事帰ってきました。(3日目、あぶくま温泉