熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

長門湯本温泉(山陰)ブログ


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4日目の朝、快晴です。朝食(バイキング)の後、ホテルの外に出てみました。エメラルドグリーンの海と白い砂浜、まるで南国の海と錯覚しそうな景色です。

              全室オーシャンビューの西長門リゾート9時にホテルをチェックアウト。余りの天気の良さにつられ、昨日の夜に訪問した角島灯台を再訪問してみることにました。灯台付近は公園になっており、灯台を説明した案内板には、そもそもこの灯台は、古来北前船海上交通の要であったことから明治政府がイギリス人技師に設計を依頼と...。灯台内部の螺旋階段で展望台に上りました。展望台からの眺望(北前船がこの前の海を航行していたのでしょう)その後、灯台のそばにあるレンガ造りの小さな洋館に、初代の灯台守(建設に携わったイギリス人)の住まいだったようですが、現在は角島灯台記念館として、灯台に関する詳しい内容が紹介されていて大変興味深いものでした。10時に角島灯台をスタートし、元乃隅稲成神社へ。距離的には35kmと遠くはないのですが、県道66号線は途中から道路が狭くなり対面交通に苦労させられ、約1時間のドライブで11時10分神社前に到着。駐車場に車を留め鳥居をくぐるところです。大鳥居をくぐると稲成神社之由来を示す案内番が、一般の稲荷神社と異なると説明あり。なぜ違うのか良くわからいないまま下を見ると鳥居のトンネルが海の方まで連なっています。尚、鳥居の数は昭和62年から10年かけて奉納された縁起の良い123本(ひふみ)で終了。稲成の成は成就に由来し、様々な願いが叶うとか...さらに社務所の壁に「竜宮の潮吹き」の写真があり、 取りあえず、鳥居のトンネル入り口から海の方にある大鳥居へ降りていきました。トンネルを出て、右手にある潮吹きビューポイントに向かいましたが、風と波が穏やかなため、残念ながら潮吹きは見られませんでした。尚、竜宮とはこの地域の海蝕地形の総称のことをいうと、下のビューポイント掲示板に説明されています。海側から眺めた神社の景色、外人の観光客には超人気の観光スポットだそうです。今度は反対に鳥居のトンネルの階段を上っていきます。上りあがったところが本殿前です。本殿にお参りしましたが、不思議なことに本殿前には賽銭箱がありません。賽銭箱はなんと最初にくぐり抜けて入った裏参道大鳥居(5m高さ)出口側の上にありました。我々も賽銭箱への投げ入れに挑戦し、3回目で成功。本当に願い事が叶うことを期待しています。気分を良くして、次の目的地仙崎港に向かい、仙崎港から13時30分発、下図の青海島遊覧船一周コース(1時間20分)のチェットを購入し、小型の遊覧船「めるへん」で、日本海の荒波が造り上げた造形美(奇石、洞門、絶壁等)の見学に出発です。 15時前仙崎港に帰り着きましたが、小型遊覧船のエンジン音がとにかくやかましく、船内の案内が殆ど聞き取れない状況で、さらに外海に出ると波が高く、洞門くぐりが一切不可となり、港に着くまで不満が募る80分間となりました。仙崎港からわずか15分のドライブで、今日のお宿、④地点の長門湯本温泉、大谷山荘に到着。こじんまりとした山荘のイメージとは違い、5階と8階の棟が連なる大型観光ホテル。大谷山荘建屋
フロント&ロビーロービーで滝の眺めと音を聞きながら、抹茶とお菓子のサービスを受けた後、案内された部屋は5階の若干高級感の漂う10畳和室。
案内係から風呂場の案内(1階と2階、男女入れ替え制)を受け、早速1階の「せせらぎの湯」へ内風呂&檜と岩の露天風呂山口県ではもっとも古い歴史をもつ温泉と説明有りましたが、余りにも綺麗に造られた風呂場の雰囲気の為、温泉好きの我々には、逆に温泉特有の情緒が失われている感じを受けました。尚、源泉温度は30.2℃、Ph9.7と表示、加温・加水循環濾過のお湯の為か、アルカリ性独特のヌルヌル感は殆どありません。夕食は、メイン・ダイニング瑞雲にて、春会席の「はるよずき」、メインが豚しゃぶ鍋となっていました。 翌日、バイキングの朝食を済ませ、9時に大谷山荘をチェックアウトし帰路につきました。途中で数十年ほど前に訪れたことのある津和野に立ち寄り、なまこ壁と掘割の鯉が泳ぐ殿町通りに、オヤ~、水が濁って鯉の泳ぐ姿が見えません。