熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

赤湯温泉 御殿守ブログ


熟年夫婦シリーズサイトを見る

今回もふるさと割りクーポンを利用して、山形及び新潟県の温泉の旅、4泊5日(平成27年11月28日~12月2日)を計画しました。出発は大阪伊丹より新潟空港まで飛行機を利用し、0地点の新潟空港からレンタカーを借りて、下図①~④地点の各温泉宿を青いルートに沿って巡りました。尚、赤字の箇所は立ち寄りスポットです。

山形大阪伊丹空港ゲート15、新潟行きJAL2243 10時25分発に搭乗。伊丹4伊丹5定刻の11時30分、新潟空港に到着後予約済のレンターカー(ホンダフィット)で、①地点の赤湯温泉に向け出発。20151128114336(1)新潟空港より約3時間のドライブで、赤湯温泉近くにきましたが、チェックインの時間まで少し早いので、熊野大社に立ち寄ってみることに。熊野大社6 入口から左手の急な石段を登ると、熊野大社1まず最初に見かけるのが「湯殿山神社」や「月山神社」、熊野大社2他にも願い事を叶える30柱の神様がこの大社に分霊されているとの由。階段を上り詰めると、古さ故なのか顔が崩れた狛犬と遭遇、熊野大社6その背後には、1200年前の建造物と言われている厳かな茅葺きの拝殿が現れます。  熊野大社3拝殿には皇室と関わりの深さを表す、菊の御紋や五七の桐が屋根の上部に取り付けられいます。又、換気のためか二重の茅葺き屋根となっている珍しい形状が興味を引きます。熊野大社4拝殿の横を通って本殿へ向かう途中、30の神様のうち、八幡神社愛宕神社、保呂羽神社、羽黒神社、菅原神社ならびに稲荷神社等のミニチュア版が立ち並んでいます。熊野大社12拝殿の奥には三つの神社があり、中央が本殿の「イザナミノミコト」、左が「スサノオノミコト」、右が「イザナギノミコト」が祀られており、 熊野大社14
この右端にありました伊勢神宮のミニチュア版までも!!!熊野大社13本殿の裏に回ると、三兎招福と、うさぎが三羽隠し彫りされている彫刻に、そのうさぎを全部見つけると願いが叶うといわれていますが、熊野大社15熊野大社18cats6一羽目、二羽目はすぐに見つかたのですが、三羽目はそう簡単には見つかりません。しかも、最後の三羽目を人から聞いて見つけたり、人に教えてしまったりすると、ご利益がなくなってしまうと言われているので誰も教えてくれません。残念ながら周りも暗くなってきたため、探すのを諦めて今日のお宿、赤湯温泉 御殿守に向かいました。名前から想像していた建物とは違い、シティーホテル並みの外観です。御殿守3御殿守の建物と玄関御殿守5フロント&ロービー、ラウンジ案内された部屋は東館3階の和室(10疊)御殿守6
  大きな画面のテレビ御殿守7案内係りからの説明によると、開湯は約900年前、源義家の弟、源義綱が発見したとされる。家臣達がこの温泉で傷を癒した際、傷から出た血でお湯が真っ赤になったことから、赤湯と呼ばれるようになったそうで、ここ御殿守は創業380年の上杉家の旧別荘「赤湯御殿」として利用されてきた歴史を誇るとのこと。風呂場には、5つの風呂の東湯、6つの風呂の西湯、さらに貸切湯の12の風呂があり、東と西は夜12時で男女入れ替え制となっています。御殿守8全部の風呂に入ってみたい欲望のため、少し落ち着かない面もあるが、大きな石をくり抜いた珍しい風呂や桧風呂等、湯めぐりも結構楽しいもので、何よりも豊富な湯量と泉質に大満足です。尚、源泉の温度は60.4℃、Ph7.3(中性)と記されていました。夕食は個室の食事処で、御殿守14御殿守15米沢牛の石焼き」と「山形牛のすき焼き」を中心とした会席料理「山の幸・雅膳」でした。2日目、瀬見温泉