熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

松之山温泉、ひなの宿ちとせに宿泊。97℃の高温で自噴している鷹の湯源泉は、一千万年前の化石海水と云われております。 太古の海が地殻変動により閉じ込められ、マグマの力で高温に熱せられ自噴しているものをそのまま配湯していますと、浴槽の上に説明書きがあり


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今回は、北陸新幹線開通で何かと話題の多い、新潟~富山県の豪雪地帯の温泉地を5月10~15日かけ5泊6日で巡りました。
特に冬季間は車では近寄り難かった地域ですが、まず初日に名神高速北陸自動車道を経て一挙に新潟県に。以下は青い線のドライブコース宿泊先①~⑤地点を示しています。尚、赤字の箇所は立ち寄りスポットです。

野沢2
10日の今日は、地点の松之山温泉、ひなの宿ちとせに宿泊予定ですが、北陸自動車道の出口、上越ICへ13時に到着(西宮ICから約6時間のドライブ)。宿のチェックインには少し早い為、棚田見学へ。
IC
より253号線を東へ約45分で棚田地域の松代に入り、道路脇に棚田が見えてきます。
上越
 棚田の周りにはまだ雪が残っています
棚田の中でも『にほんの里100選』に選ばれた松之山・松代地域で、松代地域にある-「星峠の棚田」-その美しさを一目見ようと、全国から多くのカメラマンが足を運んでいるとの情報があり、車のナビでその場所へのルート探索を試みるが、さっぱり表示されず、
そのまま
253号線を進んで行くと池尻の交差点に着て、「星峠の棚田」の立て看板を見つけ、なんとかその方向(403号線を東)へ、
しかしながら、403号線を行けども行けども星峠の方向を示す立札がなく、諦めて引き返そうとしたところ-村人発見!-星峠への路順を聞き出し、下の写真の看板の所までなんとか到達。
星峠2
撮影スポット①、②まで表示されています
棚田2
撮影スポットからの写真
棚田3
撮影スポットからの写真
苦労して見に来る価値はありました。ここの棚田の規模の大きさにはビックリです。又四季による景色の変化も大いに興味のあるところです。道順を示した看板が、現在地の表示としてこの場所にありましたが? 今後、 
初めて来られる方には、
参考となりますので掲載しておきます。
棚田1
上の青い破線で示しましたように国道403号線を東へ走行し、下
の立て看板が出てきましたら、その方向に右折、後は右折、右折と進むと星峠に到達します。
棚田4
午後3時を過ぎましたので、本日のお宿、 
松之山温泉、ひなの宿ちとせへ。
ちとせ
ちとせの玄関前
 
ちとせ6
フロント&ロビー
案内された部屋は、掘りごたつ付きの10疊和室。
ちとせ
冬には欠かせない掘りこたつでしょうが、今の時期には必要なく、
案内係からの説明で、この旅館には男女入れ替え制の露天風呂「
月見の湯」
があり、男性の入浴時間が1
3:00~18:30 のみと決められている為、早々に入浴を勧められることとなり、
月見1
月見の湯への案内灯を経て風呂場へ、
月見
立派な屋根付きの露天風呂のため、湯に浸かってどこから月見をするのかな...?と、疑問を感じながら源泉を舐めてみると「しょっぱい~」、この山の中で正に海水の味。
ただ、脱衣場の温泉利用のご案内には泉温85.6℃、ph7.5の表示のみ。

夕食後は、内湯と露天が併設された「ほんやらの湯」へ
内湯
内湯
露天2
露天風呂 
97℃の高温で自噴している鷹の湯※源泉は、一千万年前の化石海水と云われております。 
太古の海が地殻変動により閉じ込められ、マグマの力で高温に熱せられ自噴しているものを
そのまま配湯していますと、
浴槽の上に説明書きがあり(海水のしょっぱい味に納得)、

さらに、草津、有馬に並び、日本三大薬湯の一つに数えられ、豊富に含まれた塩分の作用で体がよく温まることから「熱の湯」とも呼ばれているようです。

確かに入浴後も体の火照が続きます。

食事の方は、朝晩とも個室のお食事処が用意され、夕食は里山料理(地の野菜と熟成豚肉)で、特に棚田米の美味しさに驚嘆でしたが、ただ最後に出た鯉の味噌汁に閉口。
予約時に、アレルギーや嫌いなものの事前通知をしていなかったこと反省です。
  • ※鷹が傷ついた羽を休めていたことで発見された伝説が残る松之山温泉