熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

大湯温泉 源泉湯の宿かいりに宿泊。源泉の温度は、30~53.5℃、Ph8.5の弱アルカリ性の無色無臭、消毒剤の匂いは全くなく、クセのないさらりとした熱くもなくぬるくもなく丁度適温に調節されたお湯でした。


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本年4月長野県別所温泉訪問時、10月の松茸シーズンに是非再来をと言われていたため、紅葉狩りを兼ね再訪問する計画を立てました。ただ松茸と紅葉シーズンには少し時期的にズレがありますが、10月中旬の紅葉場所を強引に検索したところ、下図の奥只見湖を筆頭に八海山、清津峡、苗場(ドラゴンドラ)、秋山郷妙高高原等が表示されました。
それと同時に、ふるさと割クーポン(地方創生予算)の配布時期でもあり、「うまさぎっしり新潟の旅」半額割引に応募し、紅葉場所近くの大湯温泉 源泉湯の宿かいり、②越後湯沢温泉 御湯宿中屋、③妙高高原赤倉温泉 赤倉観光ホテルを予約、最終日に松茸の別所温泉松屋旅館に向かう4泊5日(10月20~24日)の旅としました。

尚、黒枠内の赤字は立ち寄り紅葉観光スポット、青い線は走行ルートです。
新潟(紅葉)9
10月20日6時45分、西宮ICから名神高速北陸道を経由し柏崎ICで高速を下り、小千谷IC~小出ICまで関越自動車道を利用、国道352号線から奥只見シルバーラインを経て、約7時間半のドライブで14時15分奥只見ダムに到着です。

奥只見シルバーラインは、もともとダム建設用の道路として建設され、全長22kmのルートで、そのうちの18kmは合計19のトンネルが連なっている。かつて周辺が銀山であったため「シルバーライン」と名付けられたようですが、この綺麗な名前に反し、トンネル内は随所に湧水があり走行中は泥しぶきが跳ね上がり車は泥だらけになりました。

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トンネルを抜ければ、高さ157mの奥只見ダム下の駐車場
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ダム頂上までのスロープカーと歩道

歩道を徒歩5分ほどで、奥只見ダム頂上に到達。ダムの地下には、4基の発電機が設置されており、最大出力56万Kwと表示。

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遊覧船乗り場に急ぎ、予定通り14時30分発の周遊コース(30分)に乗船。
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乗船後の案内で、尾瀬沼に源を発し北へ流れる只見川を堰止めて造られた奥只見湖は、正式には銀山湖と呼ばれており、広さは東京ドーム250個分、貯水量6億トン、国内最大級の貯水量を誇る人造湖で1961年に完成、40個の集落が水没しており一番深い所で水深150mと説明を受けました。

以下の写真は船内から見た湖岸の紅葉状況です。
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黄金色の紅葉を満喫し、ダム下の駐車場からシルバーラインを引き返し、今日のお宿大湯温泉 源泉湯の宿かいりに向かいました。シルバーラインの出入り口からわずか3分で到着。
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外観は少し老朽化の様相でしたが、館内は数年前にリニューアルされており、非常に綺麗です。
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フロント&ロビー
案内された部屋は12.5畳の和室、広くて快適です。
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部屋は3階の川沿いで、窓から左手には滝が、対岸の正面に風呂場(湯殿棟)が見え、渡り廊下「かじか橋」で渡って行きます。
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開湯1,300余年の県内でも歴史のある温泉で、3本の源泉を加水も加温もしないで浴槽に注がれているようですが、源泉かけ流しではなく、循環濾過式とのこと。下の写真の内湯の他、露天風呂や洞窟風呂がありました。
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源泉の温度は、30~53.5℃、Ph8.5の弱アルカリ性の無色無臭、消毒剤の匂いは全くなく、クセのないさらりとした熱くもなくぬるくもなく丁度適温に調節されたお湯でした。

尚、夕食の方ですが、半個室の食堂ですき焼きと旬会席、南魚沼産コシヒカリの一人釜炊きがあり、いつもながら地元コシヒカリの美味しさに感動です。

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