熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

小浜温泉 伊勢屋旅館に宿泊【ブログ】。道中、グラバー園、大浦天主堂、グラバースカイロードを散策。


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※以下は2014年の旅の思い出を綴った内容です。

九州、長崎の観光と温泉を求めて5泊6日(平成26年3月31日~4月5日)の旅に出、ほぼ計画通りの工程で巡ることが出来ました。初日の工程は、長崎空港地点から青いルートに沿って長崎市内観光後、小浜温泉①地点に宿泊しました。

static(長崎~小浜温泉)
大阪伊丹発の飛行機はJAL2373便、10時30分発、長崎行に搭乗。 
page(伊丹出発)
飛行機はブラジル・エンブラエル社製E70(76人乗り)、 天気もよく快適なフライトで長崎空港に到着。今回予約のレンタカーは、スズキSWIFTで、今日を入れて6日間お世話になる車です。  
スズキSWIFT
長崎市内まで約1時間のドライブで市内駐車場に到着。予約済の観光案内「さるく」とは、まちをぶらぶら歩くという意味の長崎弁。今回のコースは、長崎居留地のシンボル、グラバー旧宅などの重要文化財3棟をはじめ、幕末・明治の洋館が建ち並ぶ「グラバー園」と、国宝「大浦天主堂」を約2時間かけて巡ります。
page(出島)
訪問時の出島の写真(上)ですが、現在は一部を残し、出島の周りの海は完全に埋め立てられ、島の面影は全くありません。出島のミニチュアセットと絵画(写真下左右)で、昔の出島の様子が忍ばれるのみです。

(そもそも出島は、幕府がキリスト教布教阻止の為、海を埋め立てて築いた、ポルトガル人収容の島であったが、島原の乱原城を砲撃、幕府への忠誠を示したオランダ人に、ポルトガル人国外追放後、居住が認められたいきさつがあるとのこと...。)
20140331140730(1)

ガイドさんと出島をスタートし、市電で終点の石橋駅まで、そこから徒歩で、グラバースカイロード(日本で初めて道路として造られた斜めに動く斜行エレベーター)と垂直エレベーターを乗り継ぎ、グラバー園の最も高い位置の第2ゲートに案内されました。

page(スカイロード)
第2ゲート付近、旧三菱第2ドックハウス(対岸の三菱重工から移設)2階からの眺め、
page(グラバー園)
第2ドックハウスのように、この地には移設された古い建物が他にも7つほど点在しており、これらの下にグラバー住宅が位置している。(グラバー園で入手のマップ参照下さい)
グラバー園散策マップ
昔はグラバー邸として親しんでいた名前が、いつの間にかグラバー園に変わった理由がわかりました。合わせて第2ゲートからは下り坂のみでグラバー邸に到達できることも。
グラバー低
数十年ぶりに邸内に入り、トーマス・グラバーが残した興味ある偉業の中に、麒麟麦酒発祥の元となったジャパン・ブルワリーの創立、それに付随して麒麟麦酒ラベルのモデルとなった、石造りの狛犬が展示されていました。今のラベルとどこか似ているような気がします。
狛犬
その後は大浦天主堂を見学して解散。
page(大浦天主堂)
一路小浜温泉に向け長崎を後にし、約1時間半ほどで、17時30分今日のお宿、小浜温泉伊勢屋旅館じゃらん口コミ総合評価:4.5)に到着。
page(伊勢屋)
伊勢屋旅館玄関及びロビー
案内された部屋は、オーシャンビューの5階(最上階)8畳間で、眺めが良く、夕日を十分に観賞できました。

 

夕焼け
温泉は、男の内湯大浴場が一階、露天風呂が4階と分かれており、少し不便でしたが、女性用は内湯、露天とも4階に位置しています。

源泉は105度の食塩泉で無色透明、全国の温泉では最高温度といわれて注目されている模様で、海岸沿いには、源泉温度と同じ105の数字を使った、105メートル長さの足湯が建設されている。
食事も夕食に、アワビの踊り焼きが出るなど、ほぼ満足でしたが建物の古さからくる、部屋の洗面所、トイレからの下水の嫌な臭いを今でも思い出すほどであり、数ある旅館から選んだ自分に後悔しているところです。

 

2日目の下田温泉 泉屋旅館に続きます