Engineer working in Japan

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

新野地温泉(東北)


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3日目の朝、②和歌の宿 わかまつやを11時にチェックアウトし、③泊目の新野地温泉に向け13号線から113号線に入り七ヶ宿町(しちかしゅくまち)を経由するルートをとり、1時間程で「旬の市七ヶ宿」に到着。

熟年夫婦蔵王地図4-2熟年夫婦七ヶ宿
「旬の市」建屋前の大きな駐車場左手隅に滑津大滝入口と書かれた門が、手前の案内図には滑津大滝まで5分の遊歩道が記されており探求することに、
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門を入ると急な下り階段(数えると177段)で下までおりると、
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遊歩道の先に滝が見えてきます。
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少し近づくと、滝が2段になっていることに気付きます。
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この滝は「2階滝」とも呼ばれている独特な形で、川幅いっぱいに流れる水量に圧倒されます。特にこの日は滝のすぐ横にある階段まで水が溢れ、残念ながらこれ以上前に進めず引き返すことになりました。
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高さ10m、幅約30mの滑津大滝
「旬の市」の食堂で昼食を済ませ、今日のお宿 新野地温泉 相模屋旅館へ向かいます。
約80km(1.5時間)をドライブし、1,200mまで登ってくると道路上の除雪を除き一面銀世界となり、14時45分 旅館に到着。
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4階建ての相模屋旅館
前の駐車場に車を留め玄関囲いの中に入ると、扉の奥に「日本秘湯を守る会の提灯」が置かれた玄関入口がありここから入館。
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フロントでチェックインを済ませ、
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フロント&ロビー
部屋はエレベーターで3階へ、
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エレベーターを降りてすぐ近くの302号 10畳和室に案内され、
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10畳和室(302号室)
部屋に入ると、下図により風呂の位置(野天風呂や離れた場所にある2階の大浴場)や食事処などの説明を受け、先ずは印の302号室から一番遠い野天風呂から入浴することに。
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1階ロビー奥の廊下を進み突当りに野天風呂を示す看板があり、木造の渡り廊下と階段を下って野天風呂入口へ。
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赤い破線部の渡り廊下と階段
入口扉を開けると、先ずは壊れそうな木道に”ビックリ”、と同時にものすごい湯煙に圧倒されます。周りの岩肌のあちこちから猛烈に水蒸気が立ち上がっており、木道先の立て看板の字が霞んで見えますが女性用野天風呂右へ、男性用野天風呂左と示されています。 
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木道を左へ十数メートル進むと目隠しに細い樹木を立ち並べた野趣満天の野天風呂に、大きさは3~4人用ですかな?
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男性用野天風呂
お湯はかすかに硫黄の匂いがする青みがかった乳白色で肌触りはまろやか、温度は42℃前後でしょうか、なかなか経験できない環境の中で気持ち良く長湯をしたのですが、湯から上がると囲いのない脱衣場のため浴衣を着る間に身体が冷えてしまい、直ぐに野天風呂入口手前の内風呂(檜風呂)へ移動。
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内風呂(檜風呂)
温泉分析表によると泉質は硫黄泉(硫化水素型)、源泉温度は83.5℃、Ph6.8のほぼ中性?、色からして強酸性でないのが不思議です。尚、シャワーの付いた洗い場はここにはありません。
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温泉分析表
部屋に戻り暫くして、2階の大浴場へ、入口手前に日本秘湯を守る会の提灯が輝いています。
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大浴場入口と脱衣場
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大浴場(檜浴場)
大浴場も野天風呂と同じ源泉の掛け流しで、シャワー洗い場もついており浴槽も大きく5~6人は十分入れそうです。

一方食事の方ですが、夕食、朝食共1階の食事処(大広間)で、夕食は最初にテーブルに並べられていたスタンダードプランの内容で、途中で岩魚の塩焼きが追加されました。
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尚、就寝前の入浴場の選択で、夜の野天風呂に大変興味があったのですが、野天風呂入口扉を開けると強風とあまりの寒さのため外出を諦め内風呂に入浴して就寝。