Engineer working in Japan

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

白浜温泉(紀伊半島)


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4日目の朝、目を覚ますと激しい雨、 旅館 萬屋を10時にチェックアウト。
龍神温泉元湯に再入浴後、豪雨の中を低速で下図から地点の白浜へ移動。

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15時丁度雨も止み、今日のお宿 ④泊目 南紀白浜 浜千鳥の湯 海舟に到着。

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駐車場から見える5階建ての建屋と左の入口門

駐車場に車を留め、荷物を抱え入口門へ歩いて行くと、門の中から海舟の文字入りTシャツを着た従業員が現れ、荷物を母屋の玄関まで運んでくれます。

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母屋の玄関前には「風の庭」と呼ばれる庭園があり、
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玄関前の庭園「風の庭」
庭の側道を進んで玄関入口へ。
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母屋玄関
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フロント、ロビー、ゆかた処&ラウンジ
フロント奥にあるロビーの椅子に座りチェックイン手続き時、海舟全体図(下図左)で建物や風呂場の位置説明を受け、駐車場からは5階建て一棟の建物しか見えていなかったのですが、左手にもう一棟の5階建てと、数寄屋造りの離れ(浜屋)が点在しており、敷地の広さと建物の数(109の客室)にビックリ。
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右の拡大図に駐車場から入室までのルートを赤い破線で示していますが、チェックイン後「ゆかた処」で好みの浴衣を選び、母屋の中から「風の庭」を眺め「波の抄」の建屋内に、
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エレベーターで4階へ、廊下は全て畳張りのためスリッパは不要。
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「四のほ」の部屋へ案内され入室すると、普段は太平洋を一望できる眺望の良い和洋室(畳6畳+洋間10畳の41㎡)なのでしょうが、当日はあいにくの曇り空。
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「四のほ」和洋室と間取り図
建物内の部屋の間取りは全て同じ露天風呂付の和洋室、ただベランダにある露天風呂は残念ながら温泉ではなく沸かし湯。(但し、数寄屋造りの離れ 浜屋の方のみ源泉が引かれている模様)

部屋から温泉へのルートは青い破線(下図)の通り、先ずは海岸べりの混浴露天風呂 浜千鳥の湯へ、
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長い畳廊下を歩き大湯屋入口を入り、
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途中にある混浴露天風呂用湯あみ着置き場から男用と女用を取り、
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内風呂近くにある出口からスリッパを履き、階段を下り3つの貸切風呂を越えてさらに降りていきます。
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海岸べりの脱衣場に入ると、当施設のお湯についての説明書きがあり、源泉名:文殊の湯、源泉掛け流し、循環濾過併用式ではないが加水ありと確認。
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晴れておればさらに眺めが良かったのでしょうが、曇っていても太平洋を間近で見ながらの、適温に調整された源泉掛け流しの温泉入浴は気分爽快。
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お湯は少し青みがかっており、舐めると塩辛く海の傍の温泉と納得。

帰り際に洗い場のある内風呂へ、脱衣場に同じく当施設のお湯についての説明書き、源泉名:合気の湯と文殊の湯の2種類、いずれも源泉掛け流し、加水ありと。
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風呂場に入ると内湯と外湯に2ヶ所、それぞれ合気の湯と文殊の湯の2本の源泉が注がれています。
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四つの浴槽にそれぞれ入浴していきましたが、お湯の違いは肌では感じられず、どちらもヌルヌル感のないさらりとした癖のないお湯で、
合気の湯の源泉温度は61.4℃ Ph7.1、ナトリウムー塩化物温泉(等張性・中性・高温性)。文珠の湯の源泉温度は58.8℃ PH6.7、含硫黄ーナトリウムー塩化物温泉(硫化水素型)(高張性・中性・高温泉)と表示されています。

一方食事の方ですが、母屋2階のお食事処「潮さい」で夕食。
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海を眺めるカウンター席で、活きアワビの踊り焼き付紀州船盛会席を食しました。
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翌日の朝、残念ながら相変わらずの曇り空、部屋の窓からの眺めを撮影。晴れておれば淡路島や四国も良く見えるそうですが...
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朝風呂は海岸べりの浜千鳥の湯へ再入浴後、母屋2階の「海ほたる」で朝食中、周りの席から聞こえくる言葉は殆ど外国語(英語ではない中国語?)。風呂場ではあまり会わなかったのですが、チェックアウト時この旅館の宿泊者の60%が中国人と聞き、和歌山県の温泉地(川湯温泉を含め)は関西空港に近いこともあり、国際化が進んでいることへの認識を新たにさせられることに。
尚、又雨が降り始めたため、予定していました海岸べりの観光を諦め帰宅の途に着きました。