蔵王温泉Ⅲ(東北)
日本秘湯を守る会の会員宿スタンプが10コたまり、スタンプ帳に押印のある宿から1泊無料で招待を受けることが出来るため、
スタンプ10コ押印済みの裏面
ぜひ秋の紅葉見学にと誘いを受けていた肘折温泉 丸屋に、10月末訪問の予約を取ることに成功し、その前後に今まで訪問したことのない源泉掛け流し温泉のある宿を探索し4泊5日の旅程(下図)を計画しました。
いつもの様に⓪地点の仙台空港からレンタカーで、①泊目 蔵王温泉 蔵王四季のホテル、②泊目 天童温泉 湯の香 松の湯、③泊目 肘折温泉 丸屋、そして④泊目 鎌先温泉 時音の宿 湯主一條を下図の青いルートに沿って訪ねます。
仙台までは大阪伊丹空港から飛行機で、9時30分発のJAL2203便に搭乗。
当日は天気が良く雲もまばらで、離陸後30分程で右手の窓から富士山、
さらに30分程で白根山の湯釜でしょうか、エメラルドグリーンの湖、
そして暫らくすると、草木のない岩肌むき出しの浄土平、吾妻小富士のすり鉢状の大きな火口がはっきりと見えてきます。(現在、吾妻山の噴火警戒レベルが「2」に引き上がり、浄土平周辺への立ち入禁止が続いているようですが、2014年10月吾妻小富士に登頂し火口壁を歩いたことが思い出されます)
さらに30分程で白根山の湯釜でしょうか、エメラルドグリーンの湖、
そして暫らくすると、草木のない岩肌むき出しの浄土平、吾妻小富士のすり鉢状の大きな火口がはっきりと見えてきます。(現在、吾妻山の噴火警戒レベルが「2」に引き上がり、浄土平周辺への立ち入禁止が続いているようですが、2014年10月吾妻小富士に登頂し火口壁を歩いたことが思い出されます)
6階建てのホテル外観
フロント&ロビー付近
館内案内図チェックイン後、6階の602号室に案内される廊下の窓から蔵王温泉の木々の紅葉が眺められます。
602号室は昨年7月にリニューアルされた40平米の和モダンツインルーム、入口のドアも一新されているようで、
入室すると窓際にソファー、テレビの前にマッサージチェー、ベッドと並べられており、広さも十分で落ち着いた雰囲気です。
又、洗面所奥に窓の付いた広々とした浴室・浴槽も設けられており、
部屋の内容には申し分ないのですが、このホテルには地下1階に沸かし湯の大浴場はあるものの、源泉掛け流しの温泉が館内になく、ホテルから百八歩離れた「離れ湯」に歩いて行かなければならない不便さのため、当初このホテルの予約を躊躇したのですが、その代わり姉妹館(蔵王国際ホテル及び蔵王おおみや旅館)の源泉掛け流し温泉の湯巡りが“無料”になる魅力ある特典があることが分かり予約に踏み切った経緯がありましたが、
現地に来てみると「離れ湯」はホテルの敷地内になく、公道を挟んだ向こうに位置しており、「離れ湯」の前からホテルを撮った写真ですがホテルとは関係のない別物のようで、
しかも「離れ湯」の中に入ると、周りの人々は宿泊客以外の人ばかりでホテルの浴衣を着ているのは我々のみ、正に一般の公衆浴場と化しています。
風呂場は撮影禁止のため、以下に蔵王四季ホテルのHP内の写真(綺麗すぎ...)を掲載。
風呂場は撮影禁止のため、以下に蔵王四季ホテルのHP内の写真(綺麗すぎ...)を掲載。
お湯自体は蔵王温泉特有の乳白色の硫黄泉ですが、ザワザワした雰囲気で落ち着きがない為早々に退散、浴衣姿のまま姉妹館の湯巡り特典を利用して車で蔵王国際ホテルへ。2015年1月訪問以来久しぶりに八右衛門の湯(露天と内湯)へ入浴、
「離れ湯」のザワザワした雰囲気はなく、落ち着いてゆっくり蔵王の硫黄泉(源泉温度49.2度、pH1.9)を楽しめます。