Engineer working in Japan

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

中ノ沢温泉(東北)脱衣場入口付近の温泉分析書では、源泉温度68.3℃ Ph2.1、泉質名:酸性含硫黄硫酸塩化物泉(硫化水素型)と表記。


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4日目の朝になりました。朝食のため1階食堂へ、昨日と同じテーブル席後ろの窓から、夕食時暗くて見えなかった目の前に広がる銀世界が眺められます。
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野菜サラダたっぷりの朝食を済ませ、再度「大岩風呂」へ入浴。
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10時に旅館 大黒屋をチェックアウトし、③地点から④泊目の今日のお宿 中ノ沢温泉 御宿 万葉亭に向かいます。

熟年夫婦福島5-5-3

15時15分、標高1,000mに位置する雪化粧の御宿 万葉亭前に到着。

熟年夫婦中ノ沢温泉
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2階建ての万葉亭建屋と玄関
フロントでチェックインを済ませ、フロント右横の万葉亭と書かれた暖簾をくぐり、
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フロント&ロビー
廊下を進むと、
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中ノ沢温泉へようこそ”と書かれた白板に、約7km先の安達太良山中から沸き出した湯量豊富な硫黄の香が漂う強酸性高温の薬湯と説明あり、入浴前からその泉質に興味をそそられます。
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案内された部屋は1階風呂場近くの107号室(つゆくさ)。
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部屋はツインベッドの洋室(27㎡)で、窓際に置かれた立派なマッサージチェーが目を引きます。
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尚、本館は2016年4月リニューアルされているとのこと。
ベッドの前には大型のテレビがあり、BS放送の視聴も可能ですが、部屋でのWi-Fi接続は残念ながら出来ません。
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暖房の良く効いた室内とは別に、窓の外には長い氷柱が解けずに残っており、この時期の氷点下の厳しい寒さがうかがえます。
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風呂は男女別にそれぞれの入り口があり浴場の大きさも同じ造りのようです。
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脱衣場入口付近の温泉分析書では、源泉温度68.3℃ Ph2.1、泉質名:酸性含硫黄硫酸塩化物泉(硫化水素型)と表記。
さらに別表Ⅱ(下表)に加温、加水、循環・ろ過、入浴剤、消毒無しの正真正銘の源泉掛け流しの風呂であるこが強調されており、
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風呂場への扉を開けると、
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強くはないが硫黄の香が、内風呂は水蒸気充満のため見にくいですが、お湯は薄く白濁しています。
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内湯
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露天風呂
入浴してみると温度は42~43℃の適温、強酸性のお湯特有の肌を刺すような感じは全くなく、サラットした肌触りの良いお湯で、湯上り後も身体がぽかぽかと温かく感じます。

一方、食事の方ですが夕朝食とも半個室の1階和風ダイニング「たこぼうず」で、夕食には伝統料理(会津こづゆ)の和食会席、
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メインの牛タンのしゃぶしゃぶはあまり箸が進みませんでしたが、刺身を始め魚料理には満足、特に河豚の唐揚げはこの地で全く予想もしていなかっただけに美味しく平らげました。全般的に薄味でよかったと思います。

翌朝、朝風呂の後同じ和風ダイニングで朝食を済ませ、
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9時半に万葉亭をチェックアウト、新潟空港に戻り11時55分発の飛行機で伊丹空港に無事帰ってきました。
やはり秘湯と言われている温泉はそれなりにそれぞれの特長があり、いずれの温泉も機会があれば再訪問したいお宿です。