観音温泉(東海)お湯は強アルカリと聞いていましたが、お湯に入るとトロトロいうかヌルヌルの、無色、無臭、透明の温泉で、身体がお湯に包み込まれる様な、今まで体験したことのない不思議な感触。もちろん入浴後は体が芯まで温まるので汗が噴き出てきます。
崖の上に建てられた竹林庵の建物全体像を写真に撮るのは難しく、10時半にチェックアウト後、坂を下りた第二駐車場から本館のみの写真(雨の中)となりますが、我々が滞在した「漁火」の部屋□が確認できます。
昨夜から降り続く雨は、本日予定していた屋外の観光スポット訪問を全て中止せざるを得なく、美術館やミュージアムの訪問等で時間を潰し、下田から414号線〜県道15号線を3㎞ほど進んだ所に観音温泉方面の矢印、その方向へ15号線から離れて左の細い道に入ると、下図の物凄く狭い坂道が3㎞ほど続き(対向車が来ると大変)、やっとのことで、15時過ぎ今日のお宿 ②泊目の観音温泉に到達。
玄関を入ると、手の消毒、検温を受け、宿泊は突き当りを右へと案内され、渡り廊下を進むと、
観音温泉の玄関前右に、謂れのありそうな観音像が出迎えてくれます。(当館創業者が信仰していた観音様が夢枕に現れ、そのお告げを受け、この地に温泉掘削を始めたとされています:詳しくは観音温泉HPご参照ください)。
部屋は10畳+2.5畳の和室、長椅子の奥に露天風呂が。(昨日の竹林庵とは違い和室に寛げる椅子は有難い!)
お湯は強アルカリと聞いていましたが、お湯に入るとトロトロいうかヌルヌルの、無色、無臭、透明の温泉で、身体がお湯に包み込まれる様な、今まで体験したことのない不思議な感触。もちろん入浴後は体が芯まで温まるので汗が噴き出てきます。 夕食時、仲居さんからこの温泉は、”ビロードの湯”と呼ばれていることを聞き、正にぴったりの表現で、もう他の温泉が物足りなくなるよ!と忠告あり(確かに、病みつきになりそう...)。 しかもこの強アルカリの温泉が飲泉可能で、殆ど癖がなく飲みやすい味にもビックリ、飲泉は体の中で弱アルカリ性を維持し、体調バランスの改善に効果ありと言われています。
18時の夕食予約時間となり2階のお食事処 四季彩へ、四季彩には二つのお食事処があり、手前が本館宿泊者用、奥がピグマリオンの宿泊者と別れており、
奥のお食事処へ、ここは掘りごたつ風の食卓が並んでおり、すでに夕食が用意されたところに案内されます。
刺身
酢の物に替り、キンメダイ煮つけ
煮物
鍋
揚物
桜海老御飯
鍋
揚物
桜海老御飯
果物
特に伊勢海老のお刺身は絶品、全体的に味付けが上品で量的にも満足でした。
翌日の朝食も同じ場所で、昨日の伊勢海老の頭が期待していたみそ汁に、また自家農園で出来た自家製の野菜サラダ、そして定番のアジの干物を含め美味しく完食。
翌日の朝食も同じ場所で、昨日の伊勢海老の頭が期待していたみそ汁に、また自家農園で出来た自家製の野菜サラダ、そして定番のアジの干物を含め美味しく完食。
チェックアウトの為本館フロントに、自家製の完熟トマト4個と、温泉水の入ったペットボトル4本をお土産にもらい、午前10時観音温泉を出発。 部屋良し、料理良し、温泉良しの満足できた滞在でした。特にこの観音温泉は、Ph9.5の強アルカリ性にも拘らず、抵抗なく飲泉できることに驚きを覚えます(料理にも全て温泉水が使われているとのこと)。さらに、”ビロードの湯”と名付けされたお湯の感触が、今でも印象深く肌に残っています。
ただコロナ禍の折、大浴場への入浴を残念ながら控えたこと、また雨の為、別施設の探索ができなかったことが、少し心残りですが、またの機会に訪問を計画したいものです。
ただコロナ禍の折、大浴場への入浴を残念ながら控えたこと、また雨の為、別施設の探索ができなかったことが、少し心残りですが、またの機会に訪問を計画したいものです。