Engineer working in Japan

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

鳴子温泉ブログ


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2日目の朝、目覚めると同時に露天風呂へ、掛け流しの源泉は新鮮で何時入浴しても気持ちが良い。朝食の予約時間8時に「くぬぎ庵」へ、すでに食堂はほぼ満員の盛況でこれだけ多くの人が宿泊されていたのかと、この宿の人気の高さに驚きです。

テーブルの上に準備された和朝食を済ませ、チェックアウト・タイムの11時に鍵のみの返却で鳴子温泉に向け出発。(標準の温泉旅館チェックアウト・タイム10時に比べ、急がない旅人にとっては有難い)

村田ICから東北自動車道に乗り古川ICで高速を降り国道47号線を走行。途中昼食、休憩時間を入れ15時丁度鳴子温泉街の一番奥に位置する今日のお宿②泊目 湯の謌 吟の庄に到着。尚、到着時の写真に雪がかなり降っているのが見えますが、心配していました道路は完全に除雪され運転には全く支障がありません。

雪が積もる7階建ての建屋と玄関フロント&ロビーフロントでチェックイン後エレベーターで6階□の667号室に案内され、入室すると10畳+6畳の和室。右の10畳の和室からは温泉街の眺望はありませんが、

 椅子とテーブルが置かれた2畳ほどの洋室と、6畳の控えの間からは温泉街が見渡せます。窓から外を見るとすでに雪は止んでおり温泉街を一望、左手には昨年10月訪問の鳴子ホテルが、すぐ下には公衆浴場 滝の湯の屋根が見えます。下のカラコロまっぷで○印がここ吟の庄、写真(上)に写された建物の位置関係が確認できます。案内係より浴場の説明で隣接の公衆浴場 滝の湯(強酸性の硫黄泉)の入浴を勧められ、早速浴衣に着替えフロントで入浴券をもらって滝の湯へ、写真の□が滞在中の667号室で、目の前に滝の湯(強酸性の湯)、直ぐ右隣にゆさや旅館 元祖うなぎ湯(強アルカリの湯)があり、強酸性と強アルカリの源泉がこの近くの距離で共存していることが不思議です。(ただ、ゆさや旅館は日帰り入浴不可のため、当初宿泊を検討したのですがトイレ付きの部屋が取れなく予約を断念) 滝の湯へ入ると昼間から結構混んでおり(7~8名)、白濁したお湯の硫黄の匂いと水蒸気に圧倒されます。脱衣場にある入浴心得に泉質は、酸性‐含硫黄‐ナトリウム・アルミニウム・カルシュウム‐鉄(Ⅱ)‐硫酸塩泉(硫化水素型) 低張性酸性高温泉、源泉温度46.2℃、Ph2.8と表記。手前の広い浴槽はものすごく熱い湯(45℃前後?)で2~3分も入浴すると体が真っ赤にほてりますが、お湯自体は柔らかくこの温度が癖になりそうな感じ...(これぞ鳴子温泉?)ですが、2回の入浴で上り部屋に戻りました。夕食前に雪で積もった中庭横を通り過ぎ館内3階の大浴場へ、 浴場は内湯の直ぐ外に露天風呂があり、硫黄泉と言われているが、内湯は硫黄の匂いより消毒剤の匂いが鼻を突き、直ぐに露天風呂へ移動。 湯上り後脱衣場の入浴心得に、内湯はかけ流しと循環ろ過併用、露天風呂は掛け流し、浴槽に塩素系消毒剤使用(内湯の匂いに納得)。泉質は含硫黄ーナトリウムー塩化物泉 低張性性弱アルカリ性高温泉 源泉温度98.3℃  PH7.8、 源泉温度が高い為加水と書かれています。昼間に入浴した公衆浴場 滝の湯の印象が強烈すぎのため、ここのお湯は無色透明で肌に優しい温泉と申しておきましょう。 食事の方ですが、夕食、朝食共同じ3階のレストラン(半個室)で、夕食には冬の味覚“カニの食べ比べ”会席を食しました。1日目、遠刈田温泉Ⅱ 3日目、肘折温泉