法師温泉 長寿館 ブログ
4日目になりました。谷川岳の紅葉見学ためロープウェイ始発駅の土合口に到着。
ロープウェイ搭乗後の土合口駅付近の紅葉です。標高900m位の所でしょうか、ここも期待していた紅葉の艶やかさが今一つで、あまり綺麗ではありません。(紅葉か枯葉かどっちやねんと言いたくなります)1,000mを超えたあたりから葉っぱは全て枯れ落ち、標高1,319mの天神平駅に到着。引き続き、ペア―リフトで標高1,502mの天神峠へ、天神峠から天神山へ登り、曇り空ながら、幸いなことに遠くの富士山〇を望むことが出来ました。
その後天神峠に戻り、展望台から目前に迫る標高1,977mの谷川連峰の雄姿を見学、
展望台の下の人が見える場所から谷川岳山頂まで、登山道が通じているようです。谷川岳の見学を終え、下山して今日のお宿 ④泊目の法師温泉へ、
1時間程で、創業140年・国登録有形文化財の宿、明治時代の面影を残す鹿鳴館風の大浴場法師乃湯が名物の長寿館に到着。
駐車場に車を留め、右に見える渡り廊下の下にある本館の玄関まで歩いて行きます。
この長寿館は、本館(明治8年築)、別館(昭和15年築)、薫山荘(昭和53年築)及び法隆殿(平成元年立替)の四つの建物(下図)からなっています。尚、本館・別館は国の登録有形文化財に指定。そして、各建物の配置図。平面図は建物の並びに合わせ、横向きに張り付けました。フロントでチェックインを終え、←の方向で別館10号室に。玄関を入ると右手にフロント、正面には欅くりぬきの大きな火鉢、左手にはいろりの間が備えられています。階段を上ると、渡り廊下の左手に薫山荘の白い建屋、右手には紅葉したカエデの奥に、苔むした屋根が印象的な、長寿乃湯と法師乃湯の建物が見え、川を挟んで別館が、近くになるとかなり老朽化が目立ちます。廊下の突き当りを右に曲がると、部屋への入り口が連なり、我々の部屋は一番奥の十号室。部屋に入ると、4畳の控えの間があり、その横に広縁付きの8畳の主室。
窓からは対岸の本館・法師乃湯の建屋を望めます。そして控えの間の窓側には扉があり、洗面所とトイレが備え付けられています。