岩倉温泉 旅館 岩倉 ブログ
3日目の今日は、②地点の鶯宿温泉から③泊目の岩倉温泉に向かいます。出発から1時間程で田沢湖たつ子像前に、曇り空で駒ヶ岳の山頂は見えませんが、2014年7月の駒ヶ岳登山を懐かしく思い出します。
田沢湖から角館を経て大仙市に、全国花火競技会「大曲の花火」で有名な雄物川河畔から約1.5㎞離れたところに建つ、花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」(平成30年8月に開館)に立ち寄ってみました。上の写真をクリックされますと「はなび・アム」のウエブサイトへリンクします。大型スクリーンで映される花火の映像に迫力があり、興味ある1時間を過ごし、今日のお宿 岩倉温泉へ。 20分程で県道30号線沿いに建つ一軒宿、日本秘湯を守る会の旅館 岩倉に到着。 旅館 岩倉の建屋と玄関特設のガーレージ内に車を留め、玄関を入るとすぐ左手にフロント。予約済みの「お部屋付きトイレ風呂プラン」でチェックイン後、ロビー右手の通路で正面奥の部屋へ、(全7室の内トイレ付きはこの1室のみ)襖を開けると、10畳+広縁そして5畳半の控えの間があり、
控えの間の障子を開けると、真下に川の水がザーザーと音を立て勢いよく流れています。又、控えの間手前の襖を開けると、石畳の細い通路にすりガラスの扉。開けると階段(3段)の下にトイレと洗面器、さらにその奥に小さな浴槽が設けられており、
浴槽には源泉が流れているようですが、この部屋には暖房がなく非常に寒く、裸になることを躊躇し、結局入浴せずに終わりました。大浴場は部屋を出て廊下を左に曲がると、男女別の暖簾が掛けられた入り口があり、脱衣場から浴室へ、浴室は内湯のみ、タイル張りの浴槽の大きさは4~5人が限度でしょうか、広くはありませんが浴槽は意外に深いです。源泉は男女別仕切り壁の奥に龍?の口から注がれています。昨日宿泊のホテルとは違い、適温に調節された源泉掛け流し100%、無色透明の綺麗なお湯ですが少しヌルとする感じで、肌あたりが軟らかく気持ち良い。湯上り後は不思議なくらい結構な汗が出てきます。尚、温泉分析表によると、源泉温度58.3℃(使用位置42℃)、Ph7.7、泉質は塩化物泉(ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉)と表記。岩倉温泉は「深い眠りの湯」と言われる秘湯で、よく眠れると評判ですが就寝前にもう一度入浴して確かめてみるつもりです。食事の方ですが、夕朝食共洋室の食堂でテレビ前のテーブル席に座り、夕食は秋田名物のきりたんぽ鍋に、宿所有の山で採れた各種珍しい山菜料理を食しました。(尚、後から出てきた山菜の天ぷら、鰰の干物、果物を左側に載せています)就寝前に深い眠りの湯に再度入浴し床に就きましたが、いつもよく眠るので今回特に深い眠りであったかどうか定かではありません。翌朝も入浴後、食堂で朝食を済ませ、10時にチェックアウト。宿の主人と女将さんの見送りを受け、深い眠りの湯の訳を尋ねると、ここのお湯は鳥海山系の温泉で、湯冷めしないためと言っておられました。またの機会に入浴したくなる温泉の一つとなりました。2日目、鶯宿温泉Ⅱ|4日目、鉛温泉