飯田城温泉 天空の城
2日目の今日は、雨の予報に反し、嬉しい事に少し青空が見えています。
フロントで小諸までのルートを問合わせたところ、道路沿いに大きなシダレザクラが見られる笠取峠経由のルートと、桜とは関係ないのですが、近くの安楽寺にある珍しい国宝「八角三重塔」への立ち寄りのアドバイスを受け、8時30分玉屋旅館を出発。
とりあえず奥に進むと、「仙石秀久が築いた穴城」とありました。急な訪問でガイドが頼めなかった為、後で調べてみますと穴城と称される由縁は、城下町より城の奥に向かうに従い、標高が下がるという珍しい構造の為で、浅間山の火山灰で出来ている谷と丘を利用して造られ、水を用いず崩れやすい断崖が堅固な要塞となっているらしいです。
ただ、当時の建造物で残っているのは城内の石垣と、懐古園の入り口の三の門のみ。
入園料500円/人を払って中に入ると、「本丸を経て馬場」への案内版があり、
幸いなことに少し薄日が差す天気で、色の違う桜の花がそれぞれ満開で感動。
1時間程の滞在を終え、今回旅行の当初の主目的地、高遠城址公園へ。
フロント&ロビー
温泉入口の扉の写真ですが、「髪染め禁止」と注意書きがあったのには唖然。
深層1,300mより湧出する飯田城温泉は、源泉温度39度、Ph9.87の無色透明・強アルカリ性で、大浴場は、掛け流し式と濾過循環式を併用した「放流循環併用式」を採用しているとのこと。ただ、強アルカリ性の割にヌルヌル感は殆どありませんでした。
また、併設の露天風呂は、非常に狭く3~4人も入れば満杯になるぐらいですが、天気が良ければアルプスの山々が眺められて、温泉の印象がさらに良くなったかもしれません...
食事の方ですが、夕食は団体客とは別の半個室のお食事処で、朝食は、大会場で、どちらもあまり特徴がない一般的な内容。
21日の朝食後、飯田ICより、中央道、名神高速を経て、約4時間のドライブで自宅に戻りました。(今回の全走行距離は、1,006Km)