赤湯温泉 森の湯ブログ
新型コロナウイルスの流行を受けて、本年1月7日一都三県で一ヶ月間の緊急事態宣言が出され、それに伴い昨年12月28日~本年1月11日まで中止されていた「GO TO トラベルキャンペーン」の中止の延期が発表!!!我々は、本年1月12日より「GO TO トラベルキャンペーン」活用の第三弾として、予約していた東北地方の源泉掛け流し、半・露天風呂付客室のある温泉宿5軒を一旦渋々キャンセル。その後「GO TO トラベルキャンペーン」の再開を待っていたが、一向に再開のメドが立たないので、2月7日の緊急事態宣言の解除を期待して...、2月8日以降に3/5軒の温泉宿に絞って予約を取り直し、3泊4日の日程で仙台空港から下図の青いルートに沿って訪問を実行。
お宿の方ですが、①泊目 赤湯温泉 森の湯、②泊目 磐梯熱海温泉離れの隠れ宿 オーベルジュ 鈴鐘、そして③泊目 遠刈田温泉 オーベルジュ 別邸 山風木に宿泊。
3月7日まで延期された緊急事態宣言のため、空港の出発案内版には殆どの便に欠航の表示。大阪伊丹~仙台間も1日往復3便に減便、第1便の9時15分発に乗れてホット、ただ出発直前の機内乗客数は極端に少なく満席時の3割弱。仙台空港には定刻の10時25分に到着、空港には心配していた雪は全くありません。今回のレタカーはマツダのデミオです。仙台空港からは一般道で、村田ICから山形自動車道に乗り山形県に入ると景色は一変、雪の世界へ、ホワイトアウトの危険を感じる直前に山形蔵王ICで高速を降り、国道13号で約1時間、14時40分に今日のお宿赤湯温泉 森の湯に、立派な門構えに驚きます。車で門をくぐり抜け中の駐車場へ、2階建て建物の玄関に向かいます。
玄関を入るとフロント、その横にロビーがあり、チェックイン後、フロントから下図(館内案内図)の赤い破線に沿って、渡り廊下を進んでいきます。部屋は全部で13室(内5室が露天風呂付客室)。渡り廊下の突き当りに、予約済みの露天風呂付客室「花かざり」前へ。扉を開けるとチョット殺風景な廊下、正面に冷蔵庫が置かれ、左側に和洋室、右側はトイレ、洗面所、露天風呂が配置されています(間取図ご参照下さい)。 12畳の和洋室の窓から露天風呂が見え、露天風呂からは雪景色が楽しめそうです。
ベッドルームからはTVが見えません。部屋にはエアコン2台に石油温風ヒーターがあり、温かさが保たれており快適なのですが、一歩廊下に足を踏み出すと、暖房設備がないため半端じゃない寒さです。洗面所、トイレも下の写真から寒々しさを感じ取っていただけると思います。後で分かったのですが洗面所、トイレには3時間タイマー付きの暖房機があるのですが、特に夜中はタイミングが合わずほとんど役立たず。(外気温は-3℃)一方、風呂場にはシャワールームも含め床暖房が完備されており、窓を開けて雪見も可能。磁器風呂の原泉は下から常時噴き出しており、入浴に丁度良い温度に調節されています。お湯は若干硫黄の香り、薄く黄色味を帯び少しトロットする感じ、磁器風呂は見た目よりひろくゆっくり脚が伸ばせます。風呂上がりには汗が吹き出してきます。尚、温泉分析表によりますと、源泉温度 60.4℃、Ph 7.3、泉質は含硫黄‐ナトリウム・カルシュウム-塩化物泉と表記。この旅館の大浴場ですが男女別に2か所、檜風呂と内風呂がありますが、お湯はいずれもかけ流し・循環ろ過方式を使用。コロナ禍の折でもあり、部屋の源泉かけ流し露天風呂で満足のため敢えて入浴せず。檜風呂の入口、脱衣場から浴槽内風呂の入口、脱衣場から浴槽食事の方ですが、当旅館ご自慢の専用プライベートダイニング(各部屋の名前が書かれた個室の食事処)で、13部屋分の13個室が並んでいます。花かざり専用個室の中へ、テーブルの上にはお品書きと、すでに先附、糧物、前菜が並べられており、後から出てきた料理順に反時計回りで写真を掲載しています。メインはヒレステーキ、小さなノドグロの煮付け、全般的に味付けは少し濃い目かなという感じですが美味しく完食。翌朝目を覚ますと、昨晩から降り続いてた雪が新たに20~30㎝程積もっており、思わず写真撮影と同時に朝の雪見露天風呂を堪能。