屋久島まんてん温泉(九州)ブログ
屋久島は雨の日が多い為、今まで訪問を敬遠していましたが、離島にかかわらず温泉があるとの情報を得、西表島の離島温泉訪問以来久しぶりに、4月4~7日(3泊4日)の日程で離島の温泉訪問を計画しました。出発は大阪伊丹より、屋久島空港まで飛行機を利用し、空港からレンタカーを借りて巡りました。屋久島行き10時25分発JAC2453便、伊丹空港ゲート24Aより、待機中のボンバルディアのターボプロップ機へ(屋久島空港はジェット機の発着ができないのかな~と?思いながら)歩いて搭乗です。定刻に離陸、特に大きな揺れもなく、約1時間半のフライトで12時屋久島空港に、高度が下がり雲から抜け出て視界が開け、着陸寸前、突然高い山の出現に驚かされます。飛行機を降り空港ターミナルビルへ歩行中、奥にはさらに多くの山々がそびえ立っているのが見られます。平屋建ての簡素な屋久島空港ターミナルビル後で分かったことですが、海底から花崗岩が隆起してできた屋久島は、ほぼ全域が山地であり、九州最高峰の宮之浦岳(1,935m)をはじめ、永田、栗生岳など九州の山の上位7位まで屋久島で占め、まさに「洋上のアルプス」の異名を持っています。さらに、屋久島では、海岸線から山頂までの間に、亜熱帯から冷温帯までの植生が切れ間なく分布しており、日本の南から北の北海道までの生物多様性を見ることができるため、下図の「屋久島には日本列島がつまっている!?」=「日本の縮図」とも例えられているようです。屋久島が世界遺産として登録された大きな理由の一つが、この「植生の垂直分布」だったとも云われています。空港で荷物を受け取り、出迎えの送迎車で日産レンタカー空港店に。今回の旅行で4日間お世話になる日産マーチです。空港店で屋久島世界自然遺産登録地が色分けされた下の地図をもらい、3日間の宿泊先(⓪地点は空港、①地点1泊目、②地点2及び3泊目)と、翌日からの行動予定を説明すると、当日は車で行ける紀元杉見学(空港から70分)の推奨を受けることに。尚、屋久島の外周部は一周が約100km、車で3~4時間との説明あり。地図はクリックで拡大してご覧下さい⓪地点の屋久島空港から青いルートに沿って紀元杉を目指す途中、「屋久杉自然観」に立ち寄ってみました。入館するとすぐに縄文杉「いのちの枝」)折れた5mの大枝)の展示が...今回は縄文杉見学(往復10時間以上のトレッキング)は計画していない為、縄文杉の写真や情報取得に時間を費やしました。ただ館内で上手く写真撮影できず、 屋久杉自然館パンフレットの縄文杉写真(下)を掲載。胸高周囲16.4mとは、地上高約1.3mの幹の周囲長と説明あり。縄文杉は推定樹齢:2000年代~7200年(標高1,300m)と表示されていましたが、推定樹齢に範囲があることに疑問を感じ受付で質問したところ、縄文杉の中心部は空洞となっており、正確な年輪を数えることが出来ない為と説明を受けました。 (胸高周囲16.4mはさすがにすごいと思いますが、一説によると3本の木が融合して包み込んだ合体木の可能性もあると云われているようですが...?真実は不明)14時を過ぎたので急ぎ紀元杉へ、ヤクスギランドを通り越し、対向車とすれ違うのが難しい細い山道を15分程進みます。説明ボードには、樹高19.5m、胸高周囲8.1m、推定樹齢3,000年、標高1,230mと。紀元杉を一周できる遊歩道に入り、間近から見て、はるかな時の流れを経た老大木に唯々圧倒されっぱなしになります。ここから①地点、 今日のお宿シーサイドホテル屋久島(宮之浦)へ、ただ、ホテルには温泉がない為(翌朝の白谷雲水峡~太鼓岩トレッキング参加のため、敢えて登山道に近い宮之浦のホテルを選定)、途中の空港前にある「縄文の宿まんてん」で立ち寄り湯に。入館料に一人1,600円(タオルセット込)を払い入浴。Ph9.44のアルカリ性の温泉と表示されていたのですが、循環ろ過、加温のためか湯はさらさらで今一温泉の満足感は得られませんでした。縄文の宿まんてん露天風呂17時10分シーサイドホテル屋久島に到着。ホテル玄関