熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

飯田城温泉 天空の城 三宜亭本館ブログ


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2日目の今日は、雨の予報に反し、嬉しい事に少し青空が見えています。玉屋1部屋の窓からは、満開の桜が見えます(上田城跡公園と標高の差なのでしょうか?)。しかも昨日、軽井沢方面から来られた宿泊客の情報で、小諸懐古園の桜が満開だったとの情報を耳にしていたので、雨の降らないうちにと、朝食後早々にチェックアウト。フロントで小諸までのルートを問合わせたところ、道路沿いに大きなシダレザクラが見られる笠取峠経由のルートと、桜とは関係ないのですが、近くの安楽寺にある珍しい国宝「八角三重塔」への立ち寄りのアドバイスを受け、8時30分玉屋旅館を出発。小諸1小諸までのドライブ・ルートマップ(青の破線)まずは安楽寺へ、本堂から山道風の階段を5分ほど登って行くと、山の中に国宝の八角三重塔がそびえ立っており、IMG_0001 三重安楽寺は長野県で最古の禅寺で、我が国 唯一の八角三重塔と説明されています。雨が降ってきたので足早で車に戻り小諸へ、笠取峠付近のシダレザクラが見事に満開でした。シダレ1シダレ2シダレ5丁度11時小諸城懐古園に到着。懐古園1ここ懐古園には動物園や遊園地もあるようですが...入口とりあえず奥に進むと、「仙石秀久が築いた穴城」とありました。急な訪問でガイドが頼めなかった為、後で調べてみますと穴城と称される由縁は、城下町より城の奥に向かうに従い、標高が下がるという珍しい構造の為で、浅間山の火山灰で出来ている谷と丘を利用して造られ、水を用いず崩れやすい断崖が堅固な要塞となっているらしいです。「関ヶ原の戦い」では徳川軍がここ小諸城に入り、西軍・真田昌幸上田城攻めに使われたとされています。ただ、当時の建造物で残っているのは城内の石垣と、懐古園の入り口の三の門のみ。入園料500円/人を払って中に入ると、「本丸を経て馬場」への案内版があり、案内板その方向へ進むと本丸跡に懐古神社が!神社 神社横の石段を下りると馬場へつながっており、満開の桜が見事に咲き誇っていました。桜3桜4桜2桜5幸いなことに少し薄日が差す天気で、色の違う桜の花がそれぞれ満開で感動。1時間程の滞在を終え、今回旅行の当初の主目的地、高遠城址公園へ。飯田1約2時間のドライブで高遠に到着しましたが、嫌な予感が当たり、桜の花は殆ど散り終わり雨も激しくなってきた為、やむなく素通りし今日のお宿、飯田城温泉 天空の城 三宜亭本館に直行することに。玄関三宜亭本館玄関 フロントロビーフロント&ロビー案内された部屋は眺望の良い3階の角部屋で、天気が良ければ南アルプスの山々を望めるのですが、残念ながら今日はあいにく雨のため全く見えません。部屋1さらにチェックイン時、団体客のバスが到着していた為、早々に浴場へ。下の写真は室内のパンフレットに載っていたもので、浴場は男性用と女性用が同じ形でフロアー別となっており、眺めの良い天空温泉へ、団体客を出し抜いたつもりだったのですが...hu_img1_09温泉浴場に着いてみると、脱衣場はまるで公衆浴場の様相で、ホテルの浴衣を着てるのは自分が1人ぐらいで、外部からの入浴客でいっぱい。IMG_1285温泉入口の扉の写真ですが、「髪染め禁止」と注意書きがあったのには唖然。深層1,300mより湧出する飯田城温泉は、源泉温度39度、Ph9.87の無色透明・強アルカリ性で、大浴場は、掛け流し式と濾過循環式を併用した「放流循環併用式」を採用しているとのこと。ただ、強アルカリ性の割にヌルヌル感は殆どありませんでした。また、併設の露天風呂は、非常に狭く3~4人も入れば満杯になるぐらいですが、天気が良ければアルプスの山々が眺められて、温泉の印象がさらに良くなったかもしれません.