Engineer working in Japan

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

しほろ温泉の日帰り入浴


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**** 二月、雪の結晶が舞い散り、白銀の世界が広がる中、私たちはしほろ温泉へと足を踏み入れた。夫婦で共有する冬の奇跡が、この温泉地で私たちを待っていることを感じながら。 **雪深き宿「雪花楼」** 宿に到着すると、雪深い敷地に佇む宿「雪花楼」が迎えてくれた。屋根や庭園は雪に覆われ、まるで雪国のおとぎ話に迷い込んだよう。足跡を残しながら玄関に足を踏み入れると、宿の中も温かな灯りと風情ある雰囲気が私たちを迎えてくれた。 **雪景色のアンサンブル、窓から広がる白銀の世界** 宿のロビーには大きな窓があり、外の雪景色が一望できる。雪が舞い散り、窓辺に積もる様子はまるで冬の詩。夫婦で窓辺に座りながら、雪の舞い踊る中に心を委ね、この瞬間が永遠に続いてほしいと願った。 **湯けむりの優雅さ、露天風呂で楽しむ雪景色** 宿には湯けむりの立つ露天風呂があり、そこから広がる雪景色はまるで絶景の絵画。湯船に浸かりながら、雪に覆われた庭園や木々が見事な調和を奏で、まるで雪国の楽園に迷い込んだような錯覚。湯けむりに包まれた中で、雪が舞い散る光景が何よりの贅沢だった。 **雪の饗宴、夜のディナー** 夜、宿のダイニングでいただくディナーは、雪の舞台裏で繰り広げられるような美味しさ。地元の食材をふんだんに使った料理が優雅に並び、その一つ一つが季節の味を感じさせた。夫婦で美味しい料理を堪能しながら、窓から見える雪景色との調和が、このひとときを一層特別なものにしていた。 **雪遊びのひととき、宿の周辺を歩む** 翌日、宿の周辺を雪遊びしながら散策することに決めた。雪の中を歩く足跡が、まるで冬の詩を詠んでいるよう。手には温かい飲み物を持ち、夫婦で笑い合いながら雪の中を歩く幸せな瞬間。 **湯船と星空の調べ、夜の幻想** 宿に戻り、湯船に浸かる。湯船から見上げる星空はまるで音楽の調べ。湯けむりが立ち上り、寒空に広がる星々がまるで私たちに優しく微笑んでいるかのよう。湯船の中で流れる時間と、静寂な夜空が穏やかな余韻をもたらしてくれた。 **雪の夜、宿の灯りが描く物語** 夜が訪れ、宿の灯りが雪の夜を照らし出す。窓から見える雪景色は夜になると一層幻想的な美しさに変わり、まるで夢のような光景。静かな夜に包まれながら、宿の灯りに照らされる雪の美しさに心が躍った。 **しほろ温泉の贈り物、永遠に残る思い出** 最後の夜が訪れ、宿を後にする。雪の夜に灯る宿の灯りが私たちを優しく見送ってくれる。寒さを感じさせないほどに温かなぬくもりに包まれながら、心に残るひとときをしほろ温泉で過ごすことができた。再びの訪れを夢見ながら、私たちは雪の舞う宿を後にした。