アンテロープキャニオンの日帰り入浴
アンテロープキャニオン経由、グランドキャニオン(12日目)6月12日宿泊のブライスキャニオン、Best Wetern Ruby's Innを8時30分にチェックアウトし、先ずはアンテロープキャニオンに向かいました。アンテロープキャニオンを訪れる場合は、太陽が頭上に来る時間に合わせて行くと、キャニオン頂上の開口部から直接放射する日光の光線が狭い渓谷内に差し込み、幻想的な景色に入り込む事が出来るとの情報があったので、敢えて、今日のこの時間を選びました。駐車場に到着すると、早速ツアー客を乗せたトラックが数台出発していきました。我々は、予約済みのガイドの車でキャニオン入口の駐車場へ。ここはナバホ族居留地のため、一般の乗用車では乗り入れできません。 キャニオン入口キャニオン内は先着のツアー客でいっぱいでしたこの流れるような岩肌は、鉄砲水の浸入によって形成されたと言われています撒き散らされた砂と差し込む太陽光線キャニオン内にモニュメントバレーが???この時間帯は狭いキャニオンの中でツアー客が多く、追い抜いて進んで行くのに苦労しましたが、鉄砲水の入口まで行ってきました。1時間半程の滞在で、今日の宿泊地グランドキャニオンに向け車を進めました。89号線に入って20分程走ったところでしょうか、岩山を切り裂いて造られたハイウェーに遭遇、その後は、何もないアリゾナ州の砂漠地帯が続きます。89号線から64号線に入ると、進行方向右手の大地の中に、地割れのようなものが見えてきました。そのまま暫く進むと、Little Colorad River Gorge(コロラド川支流の渓谷)の矢印があり、立ち寄ってみました。 駐車場から鉄の柵で囲われた展望台まで、数ドルの入場料を徴収されました。ここはナバホ・ネーション(居留地)だったようです。リトル・グランドキャニオンとでも申しましょうか、コロラド川の支流が作った渓谷でした。引き続き64号線を西へ、ようやくグランドキャニオン国立公園、東ゲートに到着しました。地図で表示しますと、右端のEast Entranceの所です。Entranceから近くの見晴の良いNavajo Pointへ進みました。 初めて見るグランドキャニオンの眺め です。右手にはDesert View Area 内に位置する有名なWatchtowerも見えますただ全体に霞がかかったようにぼやけていますが、これは一週間程前にEast Entrance近くの林の中に落雷があり、山火事が発生してまだ燃えている煙が充満している為と、Entranceの管理人から説明を受けていました。さらに64号線を西へ進んでいます。山火事の煙が空に舞い上がっているのが分かります。今日と明日のホテルは、Entranceから約35km西に位置するGrand Canyon Villege内のThunderbird Lodgeに連泊の予定です。リム沿いに建つ超人気ホテルのため、一年前からの予約で部屋を確保しました。隣には、1905年に開業され、アメリカ大統領や、日本の皇族も利用した事のある由緒正しきホテル、EL TOVARもあります。ホテルの玄関とロビーの雰囲気東の庭からキャニオンへホテル前の道路からキャニオンがはっきりと見えていますその後、近くのLookout Studioへ足を延ばし、そこから崖の上に建つHotelとLodgeが眺められました。その延長線上には絶壁が絶壁の下は広大な渓谷へと続いています。尚、Thunderbird Lodgeの部屋からの眺めは、リムが少し見える程度のものでした。明日は一日かけて、このSouth Rimをめぐります。