屋久島温泉Ⅱ(九州)ブログ
今日は午後から屋久島周遊観光バス(やくざる号)に乗って、屋久島を一周する予定ですが、時間のある午前中は、JRホテル屋久島から車で15分の距離にある平内海中温泉を訪問してみました。(磯の中から湧き出ている温泉で、満潮時には海中に沈むため、一日二回の干潮前後の4時間しか姿を現さない)幸いなことに干潮時で、海中温泉が現れていました。 未だ誰も入浴していません。 入口の温泉入浴心得の立て看板を見て、取りあえず温泉の温度を調べに近づきました。ただ気になる脱衣所や仕切りはどこにも見当たりません。手の感触では40℃前後でしょうか?タオルや手ぬぐいを取りに戻ろうとしたところ、ヨーロッパ系の若い外人男女二人が温泉に向かって歩いてくるではありませんか、挨拶してやり過ごし、しばらくして振り返ると、二人は服を脱ぎはじめ、素っ裸になって水道のホースで体を洗い入浴しはじめました。外人二人のこのあまりにも大胆な行動にあっけにとられ、我々二人が後から入って行きにくい雰囲気となり、もう一つの海岸に湧く温泉、湯泊温泉へ移動することに。車で5分程の距離に湯泊温泉の看板を見つけ、矢印の方向へ進み、ここには、脱衣所とトイレが設置されており、ホットしました。男女湯が一応仕切られており(右が男、左が女)、すでに男性一人が入浴中、挨拶を交わし談話しながら入浴、初めは熱くもないほどほどの温かさでしたが、 時間が経つにつれ寒くなってきたので20分程で上がりました。これが温泉の効能でしょうか、湯上り後はなぜか体がホカホカです。尚、湯泊の源泉温度は37.2℃、Ph8.2と表示されています。 服を着終わって帰り際、管理人風の地元のおじさんから、海岸べりにも湯船があることを聞き、探求してみると、左手奥の道を海岸へ30mほど進むと、岩場に2つの湯舟を見つけました。 もう少し早く地元のおじさんに会えばよかったのですが...ここの湯船は水着着用可能とのことでした。
もう一度入浴したかったのですが時間の関係上、ここから屋久島周遊観光バス(やくざる号:午後一周コース)乗り場の安房港へ、途中で昼食を済ませ安房港に到着すると、観光バスの予約が2人の為、バスに代わり同社(まつばんだ交通)の観光タクシーが準備されていました。13時20分、タクシー運転手兼ガイド役の岩川さんと3人で安房港をスタート。下図の赤いサークルは安房港から時計回りの順に、千尋の滝、中間ガジュマル、石楠花の森公園、大川の滝、西部林道、いなか浜等々訪問した観光スポットを示しています。又、青いサークルは今回の旅行で個人的に訪問したスポットです。以下は観光スポットのワンショット写真で、まずは千尋(センピロ)の滝から、左手に見える巨大な花崗岩の一枚岩、人が両手をいっぱいに広げた長さ、一ヒロの千倍と名付けられたようです。(実際は高さ200m、幅400mのサイズのようです) 中間ガジュマル( 巨大ガジュマルくぐり門)石楠花の森公園(色とりどりの石楠花が満開)大川(おおこ)の滝(日本の滝100選の一つ、落差88m)世界自然遺産地域の西部林道(地図に現在地が表示)屋久島灯台を過ぎ、永田いなか浜を眺め、ウミガメ保護のラムサール条約記念碑(いなか浜)へ、宮之浦を経由して18時安房港に戻り、2泊目のJRホテル屋久島に帰ってきました。ホテルの夕食は前日と異なるメニューの屋久島会席でした。 4日目の朝、雨模様で風が強く、帰りの飛行機の発着が危惧されましたが、ホテルを11時にチェックアウト。その時にもらった「ホテルからの所要時分表」(下図)でしたが、屋久島の観光情報が非常にうまく、まとめられていることに感心です。我々の屋久島旅日記はこの一枚の資料説明で十分かもしれないかなと思いながら、この3日間で行っていなかったヤクスギランドと、宮之浦にある屋久島環境文化村センターを、帰り便の出発時刻迄訪問してみることにしました。ヤクスギランド入り口に到着はしたのですが、雨が降り止まず入場をためらっていると、こんな雨は雨のうちに入らないと売店のおじさんにハッパをかけられ、登山用レインウエアに着替え入場。コースは80分のつつじ河原コース約2kmを歩きました。千年杉の写真(下)ですが、一昨日訪問した白谷雲水峡の印象が強く、屋久杉のスケールや神秘性など感激するものは殆どありませんでした。その後、