熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

観音温泉ブログ


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 崖の上に建てられた竹林庵の建物全体像を写真に撮るのは難しく、10時半にチェックアウト後、坂を下りた第二駐車場から本館のみの写真(雨の中)となりますが、我々が滞在した「漁火」の部屋□が確認できます。

昨夜から降り続く雨は、本日予定していた屋外の観光スポット訪問を全て中止せざるを得なく、美術館やミュージアムの訪問等で時間を潰し、下田から414号線〜県道15号線を3㎞ほど進んだ所に観音温泉方面の矢印、その方向へ15号線から離れて左の細い道に入ると、下図の物凄く狭い坂道が3㎞ほど続き(対向車が来ると大変)、やっとのことで、15時過ぎ今日のお宿 ②泊目の観音温泉に到達。観音温泉の玄関前右に、謂れのありそうな観音像が出迎えてくれます。(当館創業者が信仰していた観音様が夢枕に現れ、そのお告げを受け、この地に温泉掘削を始めたとされています:詳しくは観音温泉HPご参照ください)。玄関を入ると、手の消毒、検温を受け、宿泊は突き当りを右へと案内され、渡り廊下を進むと、本館フロントと広いロビーに、チェックインはこのロビーで済ませ、宿のスタッフの案内で奥へ進みます。この観音温泉は50万坪の広大な敷地の中に、下図に示された趣の異なる4つの館、「本館」「ピグマリオン」「正運館」「離れ 産土亭」と、温泉施設「日帰り温泉 観音プリンシプル」「観音乃湯 ガラティア」を持つ充実したリゾート施設で、さらに、温泉水充填工場、太陽光発電、農園ハウス、太陽光発電、体育館、武道館などの施設も併設されています。img border="0" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tedd707/20210918/20210918191300.jpg" />我々は新館のピグマリオン(全室が源泉かけ流しの客室露天風呂付)へ、上図の赤い破線の道順で、本館エレベーターの右側を通って一旦外に、正面右手に、なまこ壁の宿泊者用の大浴場「観音の湯 ガラティア」の建物の、その対面にピグマリオンが、ピグマリオンは4階建ての建物で、この奇妙な名前のピグマリオンとは、「願い続ければ思いはかなう」というギリシャ神話ピグマリオン伝説から命名されたようです。建物の入口から廊下を進みロビーへ、ここで靴を脱ぎ素足で上がります。 ロビーの床や一部の板張りを除き、廊下は全て畳張りでスリッパは不要。ロビー左手奥のエレベーターで3階へ、エレベーターを降り「星ノ二」の部屋へ。尚、下のフロアー案内図に、エレベーターから部屋までの経路を赤い破線で示していますが、ワンフロアーに9室、客室は3、4階のみの為(2階はお食事処)、全部で18室のようです。 部屋の大きさは特別室、レギュラー及びスタンダードの3タイプがあるようで、星ノ二は下図 右のスタンダードタイプ。入室すると、右手に冷蔵庫、上の棚に湯呑セット等が置かれ、左手にトイレがあり、部屋は10畳+2.5畳の和室、長椅子の奥に露天風呂が。(昨日の竹林庵とは違い和室に寛げる椅子は有難い!)部屋から見える露天風呂に、広い洗い場も。案内係から用意された、茶菓子と昆布茶を飲みながら、夕朝食の時間の予約を終え、早速入浴に、露天風呂へは洗面所 兼 脱衣場から、お湯は強アルカリと聞いていましたが、お湯に入るとトロトロいうかヌルヌルの、無色、無臭、透明の温泉で、身体がお湯に包み込まれる様な、今まで体験したことのない不思議な感触。もちろん入浴後は体が芯まで温まるので汗が噴き出てきます。 夕食時、仲居さんからこの温泉は、”ビロードの湯”と呼ばれていることを聞き、正にぴったりの表現で、もう他の温泉が物足りなくなるよ!と忠告あり(確かに、病みつきになりそう...)。 しかもこの強アルカリの温泉が飲泉可能で、殆ど癖がなく飲みやすい味にもビックリ、飲泉は体の中で弱アルカリ性を維持し、体調バランスの改善に効果ありと言われています。尚、温泉分析書によると、源泉は観音温泉第1号 横川7号、源泉温度51.0℃、Ph9.5、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)と表記。露天風呂からの景色ですが、当日は雨の為、窓を閉めていますが解放可能で、窓を開けると「観音の湯 ガラティア」の建物と、緑の森が眺められます。18時の夕食予約時間となり2階のお食事処 四季彩へ、四季彩には二つのお食事処があり、手前が本館宿泊者用、奥がピグマリオンの宿泊者と別れており、奥のお食事処へ、ここは掘りごたつ風の食卓が並んでおり、すでに夕食が用意されたところに案内されます。食卓に置かれた上の献立表の順番に、料理の写真を以下掲載。先附、前菜刺身酢の物に替り、キンメダイ煮つけ