上林温泉 湯宿せきや の日帰り入浴
3日目のお宿を選ぶにあたって、今まで宿泊したことがなかった湯田中・渋温泉郷(国内でも屈指の湯量、泉質をもつ一大温泉郷エリア)を調べていると、全8室全てが源泉掛け流しの半露天風呂付客室!と宣伝されていた「湯宿せきや」のホームページ(下)を見付け、客室面積99㎡の部屋を予約。
積善館から292号線の草津、横手山、志賀高原を経て2時間程で今日のお宿 上林温泉 「湯宿せきや」に到着。道路を挟んで前にある専用駐車場に車を留めると、宿のスタッフが出てきて荷物を中に運んでくれます。(ここから地獄谷野猿公苑まで徒歩30分程の道のりの様です)
スタッフについて玄関入口へ、入口両サイドに薪が一杯積まれていますが、暖房用のものなのでしょうかね~。扉を開けると、高級旅館の雰囲気、正面の変木が宿の歴史を物語っているようです。右に曲がると正面にフロント、そしてロビーやラウンジには、惜し気もなく重厚感のある高級家具が配置されています。チェックインは部屋で手続きの為、サロン(たんのい)と中庭前を通り階段へ(この宿にはエレベーターがありません)、赤い破線の道順(下図)で、予約済みの客室面積99㎡の桔梗(2階)へ案内され、入室すると10畳の和室、リビングルーム、そしてベッドルームがついた広々の和洋室。リビングルームには総革張りのカウチソファーとマッサージチェアー、その前には60インチのTV(3D応対)があり、和室とベッドルームにもそれぞれ35インチのTVがあります。ただ残念なことに、室内撮影の画像に何か不手際があったのか、殆ど撮れておらず、お宿のホームページから桔梗の紹介記事の写真(下)を掲載します。何とか残っていた室内写真は、和室の机に置かれたウエルカム・ドリンクと団子。そして、マッサージチェアーの後ろに見えるベッドルームのみです。部屋付きの源泉掛け流し半露天風呂は、和室のガラス窓から覗けますが、洗面所からシャワー付きの洗い場を経て半露天風呂へ入浴します。滞在中は部屋付きの半露天風呂入浴後、リビングルームの60インチTVで3D画像等を見ながら、カウチソファーとマッサージチェアーでゆっくりくつろぎました。さらに、このお宿1階にはヒノキ板張りの大浴場(男女別)や、予約なしの無料貸切露天風呂(露天岩風呂、ヒノキ露天風呂及びジャグジー付き桶風呂)がある事を聞いていたので探求に、まずは大浴場から。浴槽はそんなに広くはないが、ここにのみ洗い場が併設されています。次いで、貸切露天風呂へ、誰も利用していないので、左の扉の岩風呂から右の扉のヒノキ風呂へ、いずれも源泉掛け流しの露天風呂を十分楽しめますが、お湯は無色透明、無味無臭の、あまり特徴のないサラットしたお湯です。温泉分析表によりますと、源泉は地獄谷温泉、源泉温度は59.5℃(使用位置42.0℃)、Ph 6.68。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)と表記。夕食の時間となり、個室の食事処「白百合」に案内され、テーブルには、最初からしゃぶしゃぶ用の牛肉が用意。お品書き(上の献立表)にもしゃぶしゃぶは第2番目にあり、最初からしゃぶしゃぶ?と聞くと、りんごで育った信州牛の為、味はあっさりですよと返答あり。確かに抵抗なくさらりと食べ終わり、その後のお造りからデザートまでを撮影した写真(下)です かなりのボリュームでしたが、焼きたて、揚げたてを順次運んできてくれるので、お腹いっぱいになりながら大変美味しく完食。夕食後、サロン(たんのい)で無料のドリンクを飲んで、部屋の半露天風呂にゆっくり浸かり就寝。翌朝、目覚めと同時にジャグジー付き桶風呂へ入浴。