Engineer working in Japan

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

有馬温泉(関西)脱衣場の扉を開けて中に入ると、お湯は赤褐色の濁り湯、源泉から近くで泉質が濃く塩分濃度も高い為か、入浴するとヌルヌルで若干肌を刺す感じもあり普通の温泉とは一味違う感触です。


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今回(4月中旬)は近場の秘湯めぐりを計画、余りにも近くのため今まで探求していなかった兵庫県 有馬温泉 に源泉掛け流しの温泉があるお宿を見付け、⓪の自宅を起点としてこのお宿を①泊目(有馬温泉 月光園 鴻朧館)、そしてその後車で2~3時間の源泉掛け流しの秘湯 鳥取県の岩井温泉 岩井屋を②泊目 (2回目の訪問)、③泊目福井県の虹岳島温泉 虹岳島荘、そして帰宅途中で 滋賀県須賀谷温泉に立ち寄り下図の青いルートで巡りました。

近畿地方4-1
自宅から30分で①泊目の有馬温泉 月光園 鴻朧館に到着。
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月光園 鴻朧館玄関前
外観はヨーロッパのお城の雰囲気です。中に入るとフロント前に開放的なロビーが広がっており、このロビーのソファーに座ってウエルカムドリンクを飲みながらのチェックイン。
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部屋は予約済のツインベッドの洋室へ、ロビーからエレベーターで5階に。この建物は川に面して8階建になっており、入口の玄関ロビーは3階に位置していると案内係から説明を受けました。
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エレベーターを降り5階の廊下を進み508号室に入室。狭くはないものの浴室・トイレ・洗面が一緒になったユニットバスで昔のビジネスホテルのイメージ。
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部屋は眺望の良い川側に面しており、窓の外には木々の緑の中に3階建ての白い建屋(古さは否めないが)から橋でつながった数寄屋造りの建築物 游月山荘(築50年以上)と、手前の高い建物の我々がいる鴻朧館(築24年)が見えます
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月光園というのは純和風数寄屋造りの游月山荘と和洋折衷の造りの鴻朧館の2館を合わせた屋号となっているようです。玄関入口は別々ですが游月山荘のロビー棟と鴻朧館1階が連絡通路で結ばれており、両館の施設を共通で利用可能となっています。
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今回選んだ源泉掛け流しの秘湯温泉(自家源泉)は、橋(月光橋)を渡って左へ、川向こうの赤い通路の奥にあり、
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月光橋
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露天風呂の案内板の方向に赤い通路を進むと、
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対岸に8階建ての我々が滞在中の鴻朧館が迫ってきます。下の写真のが508号室と思われます。
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赤い通路の終点に男女別の温泉入口へ到達。
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脱衣場の扉を開けて中に入ると、お湯は赤褐色の濁り湯、源泉から近くで泉質が濃く塩分濃度も高い為か、入浴するとヌルヌルで若干肌を刺す感じもあり普通の温泉とは一味違う感触です。温度は42℃前後に調整されているようですが、源泉温度が34.7℃と低い為加温されている模様。
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ここでは「金泉赤湯」と名付けられており、下の説明板に赤湯の原因はお湯に含まれる鉄分が空気に触れ酸化第二鉄に変化するためと...
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脱衣場近くには赤湯を洗い落とすあがり湯や、洗い場なども装備されています。
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館内の温泉は全て循環濾過のため入浴をパスして金泉赤湯三昧となりました。

食事の方ですが、夕朝食とも2階の割烹 弓張月で
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夕食には明石の海の幸、丹波の山の幸が使用された伝統の会席料理を食しました。
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出てきた順番に、先付、八寸、造里 ~ 果物までを以下の写真に収めています。
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尚、御飯物は満腹のためスキップしたので写真はありません。

金泉の源泉掛け流し入浴のため今回有馬温泉 月光園を選びましたが、白浜温泉と同様に宿泊客の殆どは中国人であふれ、館内撮影の写真は敢て人のいない時間帯を選んでいますが、館内の雰囲気は異国にいるかのような異様なものになっています。