土肥温泉Ⅱ(東海)牧水荘 土肥館 源泉100%かけ流しのため、最初は熱くて水で冷やして入浴、お湯は無色透明で無臭、昨日の観音温泉のお湯の強烈な印象が身体にしみついており、ここの温泉の特徴は?、特に無く単純温泉としか言いようがありません。 源泉分析表によると、源泉は土肥温泉(混合泉)、源泉温度57.8℃、㏗8.4、泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩、塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)と表記。
3日目の朝は昨日と違い好天に恵まれ、②泊目の観音温泉をチェックアウト後、予定していなかった伊豆半島最南端、石廊崎の再訪問へ(2013年に訪問済み)、新しくできた下図の石廊崎オーシャンパークに車を駐め、
灯台から断崖絶壁にある石室神社の先の熊野神社まで足を延ばし、伊豆七島を望む太平洋の大パノラマを期待したのですが、
朝と違いあいにくの曇り空となり、残念ながら一番近くの神子元島?が見えたかな~、という結果に終わりました。尚、伊豆七島展望図には大島・利島・新島・三宅島・式根島・御蔵島・神津島と記されており、雲がなければ見えるのでしょう。
その後、県道16号線から国道136号線を1時間ほど北上すると、堂ヶ島公園手前で”洞くつめぐり遊覧船”の看板を見つけ、
対岸に数多くの洞くつが見えてきます。これらの洞くつは凝灰岩(火山から噴出された火山灰が地上や水中に堆積してできた岩石)でできた海触洞くつで、遊覧船が入る天窓洞は中央の天井が丸く抜け落ちて天窓をなし、洞くつ内に光が射し込み水の色が神秘的な青色に(イタリア・カプリ島 青の洞窟の日本版?)、ただ季節・時間・天候により水の色が様々に変化するようです。
洞くつめぐりを終え、今日のお宿③泊目の 牧水荘 土肥館へ、15時丁度、6階建ての建物前に到着。
フロントでチェックイン手続き後、ロビーを通り抜け、
エレベータで6階へ、6階は源泉かけ流し半露天風呂付の601号(夕陽)、602号(御殿)、603号(朝陽)の3室のみで、予約済みのリニューワルされた601号室(夕陽)へ案内されます。
入室すると、”なんだこれ~!”と言いたくなるような間取に唖然。(予約時はリニューワルの情報なし)
椅子も配置されてない主室8畳の窓からは、一応駿河湾は見られるが、
半露天風呂へは控えの間からも行けるが、左の廊下からトイレ、洗面所を経てシャワールームから、
お湯につかる姿勢まで頭を下げると駿河湾が見え、入浴しながら夕陽の観賞が期待できそうです。
テーブルには、アワビ踊焼、スキヤキ鍋、カニ盛、その他季節の前菜、小鉢が並べられており、
着席すると、船盛が運ばれてきます。鯛や伊勢海老の頭がいかにも新鮮さをイメージさせていますが、何か刺身に新鮮さが乏しく、スーパーの店頭に出ていた刺身を盛りつけた感じ。しかも伊勢海老の刺身が二切れのみにショックを受けます。
コロナ禍の中、今回も大浴場への入浴にはまだ抵抗感があり、この旅館内にある有名な「洞くつ風呂」や「大野天風呂」には結局行かずじまいでしたので、ご興味をお持ちの方は以下の「洞くつ風呂」の写真からリンク先をご覧下さい。
牧水荘 土肥館HPの写真(洞くつ風呂)4日目の朝、厚い雲が立ち込めた曇り空、計画していた駿河湾フェリー乗船(土肥港~清水港)は、富士山が望めないためキャンセル。居心地の悪いリニューワル部屋に別れを告げ、10時土肥館をチェックアウトし、新東名、新名神と行きと逆のルートで無事帰宅しました。
伊豆半島訪問はこれで3度目になりますが、今回事前に計画した東伊豆で朝陽、西伊豆で夕陽、帰りのフェリーで富士山の全てが、天候の関係で望めない結果となり残念なこともありましたが、各所で泉質の違う温泉入浴を体験し、特に訪問チャンスの少ない南伊豆の飲泉可能な、自家源泉かけ流しの秘湯「観音温泉」で、ビロードのお湯を肌で感じる強烈な体験もでき、今回の目的はほぼ達成できたように思います。
伊豆半島訪問はこれで3度目になりますが、今回事前に計画した東伊豆で朝陽、西伊豆で夕陽、帰りのフェリーで富士山の全てが、天候の関係で望めない結果となり残念なこともありましたが、各所で泉質の違う温泉入浴を体験し、特に訪問チャンスの少ない南伊豆の飲泉可能な、自家源泉かけ流しの秘湯「観音温泉」で、ビロードのお湯を肌で感じる強烈な体験もでき、今回の目的はほぼ達成できたように思います。