熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

伊東温泉(東海)ブログ


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2日目の朝、目を覚ますと晴れの予報が外れ曇り空。大きな窓から期待していた富士山の優美な姿を見ることはできず、

ホテル窓
昨晩、幻想的な水のドラマを吹き上げていた噴水の池も今朝は何か元気がなさそうです。20161205095825(3)何とか天気が回復するのを待ちましたが、10時半になっても回復の気配はなく渋々チェックアウトに...、一階のフロントに行くと、今朝の御殿場地方には濃霧注意報が発令されていることを耳にしました。 エ~、今日の予定していた富士五湖巡りを明日に変更しようかとも考えたのですが、取りあえず山中湖まで行ってから判断と御殿場を後にしました。

30分程運転したでしょうか、静岡県から山梨県に入った途端、山中湖の手前で天気が嘘のように晴れ渡り、真っ白に雪化粧した富士山がくっきりとその姿を現しているではありませんか!

山中湖1さらに山中湖沿岸に沿って進み、長池親水公園前から遮るものが何もない見事な富士の全景(頂上から裾野まで)を鑑賞。山中湖3

続いて河口湖畔から、

河口湖西湖に移動し、 西湖精進湖からも
精進湖

最後は千円札裏側の富士山撮影場所、身延町本栖湖畔からの眺めです。

本栖湖以上、各湖からの撮影スポットを〇印(五ヶ所)で下図に示しました。富士-2幸運にも山梨側は天気が良く、富士五湖からの眺めはいずれも感動的でしたが、本栖湖から今日のお宿、②地点の川奈ホテルに向かう途中、静岡県に入ると天気は一変、厚い雲が垂れ込め富士の姿は全く拝めませんでした。10伊豆-4本栖湖から約2時間のドライブで16時45分川奈ホテルに到着。川奈ホテル2ホテル玄関前川奈ホテル33川奈ホテル35フロント&ロビーフロントでチェックインを済ませ、予約済みのツインベッドルームに案内される途中、川奈ホテルが開業80周年を迎えたこと、昭和3年(1928年)以来の家具、調度品がロビーなどでそのまま使われていること、皇族を始め世界の著名人が宿泊されたことなどの説明を見聞きし、赤倉観光ホテルと同様、クラシックホテルならではの由緒ある格式高い雰囲気を実感。部屋は4階の海側436号室(29.7㎡)に、部屋には新式の空気清浄機が設置されており、Wi-Fi接続サービスも利用できるようになっています。 川奈ホテル11川奈ホテル12部屋の配置図温泉は2年半ほど前に新設された宿泊者専用の温浴施設「ブリサマリナ」、目の前に広がる美しい海からの心地よい海風や、広大な自然を感じていただけますよう眺望にこだわりましたと宣伝されており、本館の2階から連絡通路が利用できることの説明(下図)を受けました。川奈ホテル36施設内での撮影が禁止の為、施設内部の写真はこの温浴施設「ブリサマリナ」の文字とリンクしたホテルのHPをご覧ください。 尚、源泉の温度は62.6℃、Ph8.0、低調性・弱アルカリ性・高温泉と表示されており、無色透明のクセのないさらりとしたお湯でしたが、源泉温度が高いので加水、循環式で加温、塩素系薬剤使用とも表記されていました。 食事の方ですが、夕食は一階のメインダイニングルームで、川奈ホテル21川奈ホテルのディナー定食。川奈ホテル20川奈ホテル37絶品の味の自家製コンソメスープ、そして創業者大倉喜七郎男爵が好んで食したと言われている、牛フィレ肉を薄目に2枚カットし、強火のフライパンで焼きあげた和牛フィレステーキを、ブルゴーニュピノノワールの赤ワインと共にその味を楽しみ郷愁に浸りました。((1日目、御殿場東田中温泉