熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

男鹿温泉 元湯雄山閣に宿泊【ブログ】。なまはげなしでは語れない男鹿温泉郷。昭和14年5月1日の男鹿大地震発生時、同社有地から温泉が噴出とのこと。

4日目の朝です。天気予報の晴に反し又しても曇り空。駒ケ岳登山再挑戦のため、宿舎を8時過ぎにチェックアウトして、アルパこまくさ(シャトルバス乗り場)に急ぎました。今日の計画は駒ヶ岳登山の後、③地点から男鹿半島、男鹿温泉         (④地点)へ移動の予定です。

花巻ルート

8時30分アルパこまくさに到着。曇り空ながら、雲が高く、駒ケ岳山頂が見えていたので、シャトルバスの乗車券を購入し、八合目行き8時49分発に乗車。

20140716083344(2)
アルパこまくさ
9時14分、駒ケ岳八合目に到着し、
20140716092248(1)
ルート1
(案内図拡大)
出発点の案内板で、当初計画済みの青い破線のルート(所要時間2時間半)確認してスタートしましたが...
ルート2
現実は、赤い破線のルートを行くことに。横岳山頂には焼森行きの標識がなく、迷っている内に、焼砂の方向に出てしまいました。普通は分かれ道に何らかの標識があるはずですが、駒が岳の道案内は全般的にも非常に不親切です。

ただ、赤い破線のルートは、景色に魅了されるものがあり、阿弥陀池から横岳に登頂後、大焼砂行きのルートで素晴らしい景色に遭遇することになりました。
20140716102317(1)
阿弥陀池
20140716104734(2)
20140716104734(3)
20140716104734(4)
大焼砂方面ルートからの眺め
20140716110626(1)
大焼砂に咲くこまくさ
馬場の小路(ムーミン谷)の入り口付近から小雨がぱらついてきました。
20140716112551(4)
20140716112616(1)
馬場の小路(木道)周辺は高山植物の花畑。この木道は男岳の山麓に通じているのですが、雨も徐々に強くなってきたためカメラをしまい、早足で急ぎました。目の前に男岳が!、なんと驚くべき急勾配に愕然。一瞬、来た道を戻ろうかと考えたほどでしたが、時間の余裕もないことから、最後の力を振り絞って、四つんばいの状態で登りきり、何とか阿弥陀池に戻ってきました。
急勾配
(駒ケ岳ルートで検索、3D画像がありましたので拝借しました。〇印の急勾配をご理解頂ければと思います)
阿弥陀池からは登って来た道を戻り、13時20分八合目に帰着。結局、約4時間の山歩きとなり、13時30分八合目発のバスで13時55分アルパこまくさに到着。ここから車に乗り換へ、今日のお宿 男鹿半島 元湯雄山閣(④地点)へまっしぐら(所要時間約3時間)。
20140716171709(1)
雄山閣
雄山閣なまはげお出迎え玄関、フロント、ロビー
page(8)
8畳和室
なまはげなしでは語れない男鹿温泉郷、玄関、ロビー、になまはげ出現。案内された部屋は2階の8畳和室。早速風呂場へ、
IMG_0888
IMG_0894
        ここにも、なまはげ、内風呂(上)、露天風呂(下)
どちらも湯面上のパイプから水平方向にお湯が噴出すため、入る場所によってはやけどの危険がありますが、当日は空いていたので殆ど一人で好きな場所に入浴出来ました。このお湯は、「昭和14年5月1日の男鹿大地震発生時、同社有地から温泉が噴出」との説明書きがありました。源泉の温度は55度、PH7.6の弱アルカリ性、微褐色透明無臭とのことです。
夕食には、石焼料理を食しました。味噌汁に新鮮な魚介類を入れた後、焼いた石を入れ急速加熱により、魚の生臭みが取れるようで(確かに!)、昔から漁師料理として有名なようです。
夕食後もまだなまはげが続きます。
IMG_0901
午後8時からのナマハゲふれあい太鼓見学に、宿の送迎バスで見学に。
20140716203458(1)
生で見る太鼓の迫力に感動。 ホント、今日はよく歩き、よくドライブし、よく浸かり、よく食べ、ライブの鑑賞までの長~い一日となりました。 

駒ヶ岳温泉に宿泊【ブログ】。玉川温泉の大噴(おおぶき)とその下流で見る川底の色違いはまるでアメリカのイエローストーンのよう…

3日目の今日は、駒ケ岳登山を計画していたのですが、快晴の天気予報が曇り空、ガックリ...取り敢えず、ホテル大観②地点)を9時前に出発、約1時間でアルパこまくさに到着。

花巻ルート

ここで、駒ケ岳八合目までシャトルバスに乗車するのですが、駒ケ岳は暑い雲の中、八合目でも何も見えないとの情報があり、今日の登山は断念し、玉川温泉見学に予定を変更。

昔から、療養、静養を目的とした湯治宿で有名な玉川温泉に、観光気分で訪問するのは少し抵抗を感じましたが、玉川ダムの宝仙湖を過ぎ、341号線をさらに北上すると、玉川温泉ビジターセンターの看板が目に入り、ホット一安心して立ち寄よることに。ここは主として、焼山を中心に火山活動や自然環境についての説明が主体でしたが、天然記念物の北投石が展示されており興味を引きました。

IMG(玉川)

上のセンターで入手の案内図にも、北投石(〇)の場所が記されており、玉川温泉地区を訪問することに(北投石玉川温泉の源泉の沈殿物によって生成された鉱物。ラジウムを含有しているので放射線を有し、ラジウムエマナチオン「ラドン」を放出すると説明されていました。尚、北投石は1年で約0.2ミリほどしか成長しないので、10年でたった2cm大きくなる成長速度だそうです)。


玉川園地駐車場から温泉宿泊所撮影後、

20140715115638(1)
玉川園地入り口から、自然研究路を一周です。 
20140715121521(1)
20140715122351(5)
20140715122111(1)
玉川温泉を代表する大噴(おおぶき)と、その下流で見る、川底の色違いの様子(温度によって生きてるバクテリアの違い?)にアメリカのイエローストーンを思い出します。
20140715122715(1)
20140715122913(1)
難病の人々の岩盤浴
20140715122018(1)
北投石は?、あったのは看板だけ...。

尚、この路の周りには、いたる所で治療の人々が、炎天下、傘を開かれて岩盤浴をされてましたので、あえて撮影しなかったことを申し添えます。


宿のチェックインまで未だ時間があったので、玉川温泉から少し北に行き、八幡平アスピーテラインに入り、八幡平ビジターセンターまで行ってみました。以前訪問した泥湯が今どうなっているか、興味があった為です。

IMG
ビジターセンター横の道を100mほど奥に入ったところです。(標識には泥火山と書かれています)
20140715133947(1)
以前と変わりなく、活発に泥湯が吹き上げています。
20140715134215(1)

さらに、田沢湖のたつこ像にも再会のご挨拶に。

20140715152315(1)
天気はかなり回復してきていますが、相変わらず駒ケ岳山頂は雲で覆われています。時間も15時半になり、今日のお宿、駒ヶ岳温泉(③地点)に向いました。
page(駒ケ岳)
玄関、フロント、ロビー等
20140715160213(1)
20140715160213(2)
ツインベッドの洋室
当初、ベランダ付の洋室(ブナ)を希望していましたけれど、予約が取れなく、結局、別の洋室になりましたが、ベッドが広く、綺麗に掃除された部屋で快適でした。お風呂も露天風呂は樹木に囲まれ、爽快な雰囲気を満喫。源泉の温度は、52度、PH6.8の弱々酸性のにごり湯でした。又夕食の最後に出された十割そばと、出汁の味がなんとも言えない美味しさであったことを付け加えておきます。

尚、この宿は、乳頭温泉つるの湯の姉妹旅館となっており、午後8時出発のシャトルバスでつるの湯の入浴が可能となっています。お陰で我々もこのチャンスに、つるの湯の温泉を初めて味わうことが出来ました。

つなぎ温泉 湯守ホテル大観に宿泊【ブログ】。夜は御所湖対岸の尾入野湿生植物園で、ホタルの飛び交う様子を見る懐かしい体験

昨日一晩中降り続いた雨も止み、今朝は曇り空で薄日も差してきましたが、ただ、6時半から予定していた宿主催の原生林早朝散策は、昨日の雨の為中止となりました。

2日目の今日は、レンタカーを宿の駐車場に置き、八幡平自然散策バスを利用してガイド付き頂上散策、その後又バスで松川温泉地点に戻り、つなぎ温泉地点に移動します。

花巻ルート

松川温泉駅(峡雲荘前)10時26分発のバスに乗り、樹海ラインを走行し、八幡平頂上バス停(山頂レストハウス)まで乗車。

IMG(ガイド)
頂上バス停でガイドさんの出迎えを受け、レストハウスでお昼弁当(おにぎり)を調達後、散策をスタート。
pageガイド
上の写真(中央)はガイドさん、下の写真でお分かりのように、頂上入り口の立て札は、面白いことに秋田県側にあります。レストハウス岩手県にありますが、山頂に行くには少し秋田県に入る必要があるようでした。
IMG(map)
散策ルートは青い破線で示しましたように、八幡平頂上に登り、八幡沼をほぼ一周して帰ってきます。
20140714113445(1)
20140714115433(2)
20140714121033(2)
鏡沼にはまだ残雪が溶けずに残っており、八幡平山頂(1,613m)は全く見晴らしがなく、柱の表示がない限り全く分からない所です。八幡沼(上の写真一番下)に来て少し眺望が開けてきます。
20140714124816(1)
八幡沼の周りは湿原となっており、木道が敷かれています。周囲には高山植物の花々が...。
20140714130949(1)
中でも、珍しい虫を食べる食虫植物が花をつけています。
 
その後、見返り峠を経て、レストハウスに戻り、約2時間半の散策を終え、再びレストハウスからバスで松川温泉に、そこから車に乗り換えて今日のお宿、つなぎ温泉、湯守ホテル大観へ。
page(大観)
ホテル大観玄関前、10階建ての高層ビル
20140714194239(2)
  ロビーから、フロント周辺
page(和洋室)
 ベッドと畳の和洋室、7階の部屋からの眺め
入室後、浴衣に着替え早速風呂場へ、扉を開けてビックリ、超デカイ内風呂、長さは25mはありそうです。しかも当日は殆ど入浴客もなく、この広さを独占です。もちろん源泉かけ流しの透明のお湯、源泉の温度は52.4度PH9.0のアルカリ性。特に小さく見える露天風呂には湯の花がいっぱい浮遊しているのが見え、久しぶりにアルカリ性の温泉に浸かり満足しました。
ホタル
尚、このホテルでは夜8時半よりホタル鑑賞のため、御所湖対岸の尾入野湿生植物園まで、送迎バスが用意されており、夕食後参加。現地ではガイドの案内があり、懐かしくホタルの飛び交う様子を見せてもらう珍しい体験も出来ました。
 
 

角神温泉、ホテル角神に宿泊【ブログ】ホテル角神は、この地域で唯一の源泉かけ流しの風呂

東北の紅葉と温泉を求めて、裏磐梯周辺の温泉を中心に、2014年10月19~25日にかけ6泊7日の旅に出ました。特に今回は、裏磐梯観光協会推奨の、下記6つの紅葉絶景観光道路の全てをドライブする計画です。

map1

 

もっとも、神戸から車で行く旅の為1泊目の宿泊先に迷いましたが、出来るだけ福島県近くに位置する角神温泉(新潟県鹿瀬)に決め、名神北陸道(新潟経由)~磐越自動車道の津川ICまで、670Kmの超ロングドライブにも挑戦してみました。

①地点の角神温泉以降は、下図の青いルートに沿って、②:岳温泉、③:高湯温泉、④:小野川温泉、⑤:二岐温泉、そして帰路の途中で、⑥:花敷温泉群馬県に立ち寄りました。

cats7

 

10月19日は、午前7時10分に自宅を出発し、角神温泉、ホテル角神に午後3時30分に到着。結局、途中の休憩時間も入れ8時間20分のドライブとなりました。

H tsno
H tsuno2

 

この日の天気は、雲一つない快晴。ホテル玄関前の紅葉の状況ですが、まだ少し早いかなという感じです。


ホテル角神は、この地域で唯一の源泉かけ流しの風呂を持つという情報から選んだのですが、源泉かけ流しは、ホテル外の離れた場所にある貸切の露天風呂のみで、ホテル内の風呂は循環式となっています。ただ、源泉の温度が40度前後と低く、ホテル内外の露天風呂は寒くて困りました。
ホテルの様子は、ホームページに詳しく載っていますので、ご興味のある方は、ホテル角神をご覧ください。 

妙高高原 赤倉観光ホテルに宿泊。風呂場は新館「SPA&SUITE」アクアテラスの一つ下階(3階)、内湯、露天風呂(下)とも抜群の眺望で、清潔且つ非常に綺麗に管理されており、かけ流しの温泉は妙高山北地獄谷から噴出している源泉を引湯

3日目になりました。残念ながら今朝は今にも雨が降りそうな曇り空です。
今日の予定は、地点からドラゴンドラ(苗場)、清津及び秋山郷の紅葉を訪ねた後、地点赤倉観光ホテルに向かいます。

11新潟(紅葉)
湯宿・中屋を8時30分にチェックアウトし17号線を南下、車のナビにドラゴンドラの名前を入力するも応答なし、巨大な苗場プリンスホテル前に差しかかった道路脇に小さな看板を見つけ、その方向へ進むと、巨大な駐車場に併設されたシャトルバス乗場に着きました。
ドラゴン5
20151022102720(4)
ゴラゴンドラ乗り場には、乗用車の乗り入れが禁止されている為、このバスターミナル(シュネ)からシャトルバスを利用するようになっています。約5分でドラゴンドラ山麓駅に到着。
ドラゴン0
ゴンドラに乗り込むと、ゴンドラ内の座席前に全長5,481m、片道25分、標高921~1,346mまでアップ&ダウンを繰り返し走行する下図の説明書きがあり、このうねりがドラゴン(龍)の動きに似ていることからドラゴンドラ(ドラゴン+ゴンドラ)と名付けられたのでしょうかね...?
ドラゴン2ー1
14号柱を超えてからの紅葉状況です。
ドラゴン1
さらに22号柱付近まで進むと二居湖が見え、
ドラゴン2
28号柱を超えると紅葉よりも枯葉が目立ち始めます。
ドラゴン4ー1
標高1,346mの山頂駅に到着。
ドラゴン11ー1
ただ、山頂付近の紅葉は既に終わっており、田代ロープウエイに行くまでもなく、復りのゴンドラに乗り込みました。
ドラゴン7
ドラゴン8
下りのゴンドラから又違った角度の紅葉も見応えがありましたが、山麓駅付近に近づくと紅葉は一変し、常緑針葉樹の杉林が連なっています。
ドラゴン13
苗場を後に、365号線途中の清津峡に立ち寄ってみました。
清津峡
清津峡渓谷トンネル入口の紅葉状況
その後、津南町の役場を越え、405号線を南下し秋山郷に進むと、道路脇に見事な紅葉が続きます。
秋山郷1
秋山郷2
何とも言えない紅葉のグラディエーションが続き、紅葉
名所の前倉橋から、
前倉橋
蛇渕の滝まで行ってみました。
蛇淵
ここから405号線を戻り、今日のお宿赤倉観光ホテルへ向かい、 
赤倉
ホテルの入口から山道を車で5分かかって、玄関前に到着。
赤倉1
フロントでチェックインを済ませ、
赤観5
フロント&ロビー
部屋の鍵を受取り、ポーターの案内で予約のツインベッドルーム(3階)へ、
akakura
部屋のカーテンを開けると素晴らしい眺望で、野尻湖が一望できます。
赤観10
このホテルでは、めんどくさいドレスコードはなく、浴衣とスリッパでロビー、レストランへの立ち入りが許可されている事を聞き、早速浴衣に着替え、風呂場へ、
赤観13
赤観12

風呂場は新館「SPA&SUITE」アクアテラスの一つ下階(3階)、内湯、露天風呂(下)とも抜群の眺望で、清潔且つ非常に綺麗に管理されており、かけ流しの温泉は妙高山北地獄谷から噴出している源泉を引湯、湯の華いっぱいの硫黄の香りがする素晴らしいお湯でした。尚、源泉の温度は51.1℃、 Ph6.6と記されていました。

 

夕食はレストランで、クラシックなフランス料理、

赤観16
赤観15
久しぶりにブルゴーニュの赤ワイン(ピノノワール)を開け、フレッシュなイチゴの香りがするワインと、フルコースの料理を楽しみました。

松川温泉 峡雲に宿泊【ブログ】。安比高原ブナ林での森林浴の後、5つの混浴露天風呂を備えた八幡平の籐七温泉(立ち寄り湯)はいずれも乳白色で下からブクブク。

2014年の旅の思い出を綴ります。今回は、7月13日~18日にかけ、ほぼ計画通り、下図の花巻空港0地点からレンタカーを借り、5泊6日(①~⑤宿泊地)で、青いルートに沿って、安比高原、八幡平から、駒ケ岳、田沢湖を経由して男鹿半島まで足を伸ばしました。

花巻ルート
定刻の9時35分、大阪伊丹から花巻空港に到着。天気は曇り、早速空港レンタカーのカウンターへ行き手続きを完了。
20140713094530(1)
今回の車は、日産ノート

9時45分花巻空港を出発し、安比高原ブナ林へ直行、約2時間ほどでブナの駅に到着。

20140713114925(2)
ブナの駅

昼食時間でもあり、食事処のある道の駅のようなものを想像していたのですが、建屋内には管理人の部屋と便所しかなくガッカリ。午後には雨の予報もあり、ブナ林のパンフレット(下図)入手後、そそくさと散策に出発。

IMG(ブナ林)

青い破線に沿って森の広場、白いブナ林まで、十分にブナ浴を楽しみました。

20140713120740(2)
20140713130302(1)
20140713120740(1)
このルートには20mごとに看板があり道に迷う心配は全くありません。
 
ただ、我々は、黒滝も見たいと思い、「奥のまきばへ」侵入しましたが、このルートには全く看板もなく、意外に距離があり、ルート終点近くにやっと黒滝の看板が現れました(奥の駐車場付近)。このパンフレットの黒滝の位置表示は誤解を招きます。すでに雨が降り始めていましたので近道をしてブナの駅に戻りました。

13時30分、次の目的地、八幡平の籐七温泉(立ち寄り湯)に向け出発。途中の道で何とか食事処を見つけ、 和風ポークソテー(ライス、スープ付)、さらにコーヒーお代わり自由で、なんと500円の遅い昼食に有り付けました。(ここは、アッピペンションの食堂)

八幡平山頂から樹海ラインに入ってすぐのところに、無数の露天風呂が道路から見えてきました。ここが有名な籐七温泉です。
頭七
20140713161338(1)
入浴料を支払い、脱衣場へ、ここには5つの混浴露天風呂があり、いずれも乳白色。一番高いところにある露天風呂へ入浴。まるでジャグジーに入ったかのように、下から泡がブクブク湧き出してきます。
底に手をつけると白い泥が...泥パックを楽しんでいる人も...ここは、標高1,400m、東北地方では一番高い位置にある温泉といわれています。入浴後フロントに戻ると、阪神、巨人戦をテレビ中継中で、丁度、阪神関本選手が逆転満塁ホームランを打った瞬間でした。
温泉にも満足し、今日のお宿、松川温泉「峡雲荘」に向いました。
 
page(峡雲荘)
峡雲荘の玄関、ロビー
案内された部屋は2階の8畳間(トイレ付)、秘湯の温泉宿としては、部屋の清潔感などマズマズの評価。ただ不満な点は、テレビの画面が小さいことと、ウォシュレットの装備がないことですが、仕方ありません。
早速、着替えてお風呂場へ、内湯を通過して露天風呂(混浴)に
IMG_0873
混浴露天風呂
さっきの籐七温泉とは又、違ったさわやかな肌触りのなんとも言えない気持ちの良い温泉でした。特に湯上りしてから、体がくほてる感じが持続するのが不思議なくらいです。
源泉の温度は70度前後で、PH5.5の弱酸性ということでした。

花巻(八幡平)~男鹿半島 計画


7月の東北地方への温泉旅行計画が煮詰まりましたので紹介させて頂きます。
今回は、下図の花巻空港0地点からレンタカーを借り、5泊6日(①~⑤宿泊地)で、青いルートに沿って、安比高原、八幡平から駒ケ岳、田沢湖を経由して男鹿半島まで足を伸ばすことにしました。天候にもよりますが、各所でトレッキングも計画しています。

static(ルート)
6日間の行動予定ですが、


1日目:午前10時、花巻空港到着後、安比高原ブナ林ぶなの駅(ブナの原生林を巡るトレッキングコースの出発点)に直行し、ブナ二次林を約1時間かけて散策、昼食後、安比高原レインボーライン、八幡平アスピーテラインを経て八幡平ビジターセンターまで、ダイナミックな高原道路をドライブ。その後、八幡平樹海ラインに入り藤七温泉の立ち寄り湯を利用し、樹海ライン終点の松川温泉宿泊地点①)で宿泊。

2日目:6時半~7時半、ホテル主催の原生林早朝散策に参加。10時半ホテル前発の八幡平自然散策バスに乗り、八幡平頂上バス停より、ガイド付き山頂トレッキング(約3時間)に参加。山頂バス停から松川温泉に戻り(15時40分)、宿泊先のつなぎ温泉宿泊地点②)迄、約1時間のドライブ。

3日目:つなぎ温泉から駒ケ岳バス発着場の「アルパこまくさ」まで移動し、車を駐車後、シャトルバスで駒ケ岳八合目まで、そこから駒ケ岳山頂トレッキング(約2時間半)を計画。宿泊先は「アルパこまくさ」近くの駒ヶ岳温泉
(宿泊地点③)

4日目:駒ケ岳温泉から田沢湖に立ち寄り、その後、国道46号線で男鹿半島に向います。寒風山山頂散策後、なまはげラインを経て、男鹿温泉郷(宿泊地点④)に宿泊。

5日目:男鹿温泉郷から入道岬を経由し、西海岸沿いの国道59号線を通って、101号線、秋田自動車道を経て、花巻温泉郷に向います。宿泊先は山の神温泉(宿泊地点⑤)

6日目花巻温泉郷から空港0地点に向います。

*1

 

 

 

長崎~(天草)~佐世保 計画

九州、長崎の観光と温泉を求めて、3月末より5泊6日の温泉宿を巡る旅を計画しています。
出発は大阪伊丹より、長崎空港まで飛行機を利用し、長崎空港からバスと、ジェットフォイル(水中翼船)を利用して、五島列島福江島に渡る計画を入れていましたが、天候によってジェットフォイルが頻繁に欠航するとの情報があり、今回は五島列島訪問を断念しました。
急遽、ルートの変更を行い、小浜温泉及び、天草の下田温泉の訪問を加え、下図のごとく、長崎空港地点からレンタカーを借りて、①~⑤地点の各温泉宿青いルートに沿って、小浜、下田、雲仙温泉天草五橋を経由して、島原温泉ハウステンボス九十九島を回り、0地点長崎空港に戻る予定です。
static(ホテル+工程済み)
4月10日より、その1を公開中です。
(下記をクリックしてご覧下さい)
 

九州には、このブログを始める前、2012年5月と2013年4月にも、神戸から車で訪れておりますので、過去の記憶を基に当時のルート宿泊先(地)につきまして、下図に紹介をしておきます。
2013年4月(7泊8日):古事記編さん1300年記念神話バスツアーと温泉を求めて
日向市(ホテルベルフォート日向)
長時間ドライブ後の休憩宿泊目的
宮崎市JR九州ホテル宮崎)
部屋は広く新しく清潔(神話バスツアー乗降地側近)
指宿温泉(指宿ロイヤルホテル)
洋室での部屋食は初めて
霧島温泉(旅行人山荘)
広大な敷地に露天風呂が点在、帰りの湯冷めがひどい
霧島温泉(さくらさくら温泉)
霧島温泉での泥湯が珍しい
高千穂(ホテルグレイトフル高千穂)
ホテルは新しく清潔(翌日の高千穂峡他、散策に便利)
鉄輪温泉(ときわ荘)
夕食は牛肉のしゃぶしゃぶ、コストパフォーマンス良し

2012年5月(5泊6日):九州の温泉を求めて          
明礬温泉(岡本旅館)
別府でも珍しいコバルトブルーのお湯(露天風呂)
湯布院温泉(庄屋の館) 
宣伝通りのコバルトブルーのお湯(ただ、湧き出るときは無色透明) 
黒川温泉(山みず木)
落ち着いた佇まいと、しっとしりしたお湯(透明)
長湯温泉(大丸旅館)
ラムネ温泉と呼ばれる炭酸泉が珍しい(温度は低め)
内牧温泉(入舟)
銭湯の横に宿屋を作ったという感じ



福地温泉の朝市【ブログ】でタラノ芽をはじめ、ひめ竹など山菜を購入。帰路、奥飛騨の水芭蕉の生息地、池ヶ原湿原に立ち寄り。水芭蕉と黄色い花のリュウキンカは丁度見ごろ見頃でした。

奥飛騨温泉3日目の、5月17日になりました。
今日の天気もすっきりせず、雲が晴れません。福地温泉では毎朝6時30分から朝市が開かれており、朝風呂を浴びた後、訪問してみました。草円からは徒歩で約5分の距離です。
20140517065538(1)

20140517065600(2)

 

20140517065724(1)
タラノ芽をはじめ、ひめ竹など山菜を数種購入し宿に戻り、8時からの朝食に向かいました。食事処の入り口では、恒例の朝の餅つきが行われており、朝食の最後につきたてのお餅を頂きました。
 
帰り支度をして9時にチェックアウトの後、草円の玄関前でたまたま、水芭蕉が生えているのを見つけたことがきっかけで、奥飛騨水芭蕉の生息地、池ヶ原湿原の地名を教えてもらうことになリました。
帰り道の途中で、是非立ち寄ってみようということになり、車のナビで目的地を探すが一向に見当たらず、飛騨市観光協会に電話で確認の結果、 JR打保駅を目的地としてナビの設定、とのアドバイスを受けました。
池ケ原
上図は、現地で入手のパンフレットですが、福地温泉からは、国道471号線、41号線を北上し、一旦富山県に入った後、360号線で再び岐阜県に戻るというルートで、JR打保駅手前に池ヶ原と書かれた小さい立て札があるだけで、そこから非常に狭い山道をさらに約10km走行する必要があります。この山道では対向する車は一台もなく、民家も殆どない非常にさびしい道ですが、池ケ原湿原の駐車場には数台の車が止まっておりホットしました。
20140517113033(1)
林間遊歩道コースのスタート地点です。
20140517113341(2)
20140517113359(1)
20140517113757(1)
20140517114333(1)
天気も徐々に回復し、水芭蕉と黄色い花のリュウキンカは、今が一番見頃の時期でした。林間遊歩道コース丁度1時間半の散策後、池ケ原湿原を後に東海北陸自動車道の飛騨清美ICに向かい、名神高速を経て、17時無事自宅に戻りました。今回の全走行距離は874kmとなりました。以上、2014年の奥飛騨温泉旅の思い出でした…。     
 
次は八幡平~男鹿半島の旅に続きます。

福地温泉 山里のいおり草円に宿泊【ブログ】。江戸晩期に建てられた飛騨の豪壮実直な古民家を移築再生された建物で雰囲気は最高。途中、水明館 佳留萱山荘のどでかい露天風呂にも立ち寄り。

2014年旅の思い出。2日目の5月16日です。
晴れの天気を期待していましたが、雨は止んだものの雲が厚く、笠ケ岳の山頂は雲の中に霞んでいます。

20140516072808(2)
 深山桜庵 母屋の2階食事処より
今日予定していた福地山トレッキング(往復5時間)は、この曇り空で山々が霞んで見えないのと、昨日の雨の為、山道がぬかるんで危険との忠告を受け、残念ながら取りやめることになり、その代わり、昨日行けなかった鍋平高原の散策に予定を変更。 
熟年夫婦温泉旅行
新穂高ロープウエイの中間点にある新穂高ビジターセンターに向け、深山桜庵を9時にチェックアウトして出発。
20140516100220(1)
20140516120512(1)
   新穂高第2ロープウエイしらかば平駅前にあるビジターセンター
10時前、ビジターセンターに到着し、事前に依頼していた散策ガイドと下図の矢印に沿って散策をスタート。コースを一周して5つのスタンプを押印すれば、ロープウエイ代が2割引とのことで、ゴールまで頑張ってきました。
鍋平
散策道
散策中は時々雨が降ったりで、期待していた森林浴やアルブスの眺めは全くダメで、天候にはかないません。ただ、ガイドから説明を受けたタラノ芽をはじめとする各種の山菜に興味を覚えることになり、今晩の夕食が楽しみです。
スタンプ1
押印済みの5つのスタンプです。一年間有効とのことでしたが、この日は風が強く、ロープウエイは運転休止となっていました。

しらかば平駅構内で昼食を済ませ、北アルプス大橋を越えて、中尾高原に降りてきましたが、天候は回復せずアルプスは霞んで見えません。散策を断念して、近くの立ち寄り湯で時間を過ごすことに。
中尾
IMG_0003
中尾高原足湯前から青い破線に沿って、水明館 佳留萱山荘(かるかやさんそう)の立寄り湯へ。
20140516125841(1)

f:id:tedd707:20210922140215j:plain

館内のフロントで入浴料を支払い、露天風呂の入り口へ、どでかい混浴露天風呂にびっくり、深さもかなりのものでした。
その後、今日のお宿、福地温泉山里のいおり 草円に。
20140516145922(4)
 
 草円のゲート前
page(草円)
玄関、フロント、囲炉裏のある和室と通路
草円のチェックインの手続きは、左右の囲炉裏のある和室のどちらかで、お茶と、その日の朝につかれたお餅が振舞われます。
20140516173931(8)
我々は右の和室で、カモシカの毛皮で作られた座布団に座りました。
IMG_草円
この宿は、江戸晩期に建てられた飛騨の豪壮実直な古民家を移築再生されたもので、上の館内案内図に書かれているように全部で15室、我々はこの日の室、印の福寿草に。
20140516152138(2)
20140516152112(2)
 居間&和室の寝室
入室後、浴衣に着替へ風呂場へ向かい、露天の森の湯(釜湯)、半露天の福の湯と入りましたが、福の湯(下の写真)は、自家源泉で美人の湯と呼ばれており、飲用にも良いといわれている。源泉温度は60~70度、PH6.4の弱酸性。
IMG_0837
半露天の大きな檜風呂で、川の流れを聞きながら、やわらかい木の感触がなんとも気持ち良く、就寝まであと2回も入浴してしまいました。
20140516180025(1)
食事は、朝夕とも炉端お食事処の囲炉裏を囲む料理でした。(昼間見た山菜の数種類を頂くことができました)

草円は、入り口で感じる雰囲気とは全く違い、古民家というよりも、現在の上等な和式ホテルという表現が当てはまりそうで、中に入ると鉄筋の建物かと思うほど、外気とは完全に遮断され、部屋、廊下に至るまで川の音ひとつ聞こえません。川の傍の宿は、川の音が気になって眠れないというケースもありますが、その心配は全くありません。
館内は清潔で綺麗に整頓されており、食事も美味しく全く文句の付けようがありませんでしたが、しいて言えば、ちょっとくつろいで腰を下ろせる洋式のソファー&チェアーが恋しくなってきます。古民家を売り物の草円さんに和洋折衷を提案したら怒られますかな~(●^o^●) 

平湯温泉 匠の宿深山桜庵に宿泊【ブログ】。奥飛騨温泉郷はあいにくの雨で陣笠を借りて土砂降りの露天風呂。私たちには温泉風呂付45㎡和洋室は必要なかった…

2014年の旅の思い出を綴ります。5月15~17日、2泊3日で中部地方奥飛騨温泉郷に行ってきました。下図は3日間にわたり車で走行したルートです。(奥飛騨には今回で3度目の訪問になります)
15日の初日は残念ながら、高山地方の天気は曇り時々雨の予報であった為、出発を少し遅らせ、8時半に自宅から車で出発しました。西宮ICから名神高速東海北陸自動車道を経由し、飛騨清美ICで高速を降り下図の青いルート国道158号線に沿って平湯に向かいました。

奥飛騨ルート
平湯には14時丁度に到着。途中休憩や昼食の時間を入れ、自宅から約5時間半のドライブでした。運悪く天気予報が的中し、雨が降り出していました。当初は中尾高原や鍋平のトレッキングを計画していたのですが、この雨ではどうしようもなく、今日のお宿、平湯温泉「匠の宿 深山桜庵」に直行となりました。
20140515140554(2)
深山桜庵のゲート前(画面クリックにより雨の激しさが窺えます)

まだチェックインの時間(15時)になっていなかった為、ロビーで時間待との条件で入館し、案内された「くつろぎ処」でコーヒーを飲みながら休憩させてもらいました。

page1
 くつろぎ処とその周辺
深山桜庵1
この宿は全部で72室とあったので、シティーホテル形式の宿を想像していたのですが、上図のように建屋は全て2階以下の木造6棟で、傾斜をうまく利用して配置されています。

チェックイン時間となり、母屋の玄関ロビー、フロント前から205号室に案内されました。

page1
  玄関、ロビー(上部)、ロビーからの眺めと部屋への通路(下部)
20140515144804(2)
20140515145009(1)
20140515144935(1)
    部屋は温泉風呂付45㎡の和洋室(マッサージチェアー有)

早速浴衣に着替え、母屋にある源泉かけ流しの内湯と露天風呂へ、源泉は34.1度、PH7.6の弱アルカリ性、内湯は広く且つ深さのある檜風呂、その奥に開放感たっぷりの広い露天風呂(全く屋根なし)へと続いていました。雨は益々激しくなってきましたが、陣笠を借りて露天風呂でついつい長湯をしてしまいました。結局、部屋にある温泉風呂は殆ど使用せず(狭いため)、今後、温泉宿の予約には、温泉または露天風呂付きの高価な部屋は我々夫婦には当分必要ないとの結論に至りました。
夕食は、母屋の二階で飛騨牛しゃぶしゃぶ会席コースを頼みましたが、量的にちょっと少ないかな?という感じでした。ただ、夜食として22時以降、フロントロビー内の「いっぷく茶屋」で、本場の高山ラーメンが無料で振舞われ久しぶりに夜食を口にしました。

ハウステンボスを見学【ブログ】。カナルクルーザーにてハウステンボス・タワーシティ、スリラーシティー、アトラクションタウンを周ってヘトヘト…。

※以下は2014年の旅の思い出を綴った内容です。

最終日の六日目となりました。今日は、ハウステンボスを見学して、長崎空港から大阪に戻ります。
ホテルオークラからは宿泊者専用ハーバーより、カナルクルーザーにてハウステンボス・タワーシティへ直接入場出来るようになっています。
20140405085534(1)

20140405090127(1)
20140405090233(2)
クルーズ途中に見える住宅地ですが、分譲別荘として130戸、マンションが10棟、合わせて250世帯が住める住宅地で、戸建住宅にはそれぞれ専用桟橋が設けられているようです。
20140404162703(2)
20140405090323(1)
20140405090439(1)
15分程で、タワーシティーに到着、残念なことに丁度雨が降り出し、ゆっくり散策は出来ないことから、スリラーシティー、アトラクションタウンを精力的に回り、ほぼ7割の館に入場しましたが、もっとも我々の歳からして、感激できるものは殆どありませんでしたが...
風車、ホテル
最後に撮影の写真ですが、右手に見えるホテルオークラは、色といい形といい、オランダ・アムステルダムの中央駅をモデルにして、建てられていることが、この場所に来て分かりました。その後雨も激しくなり、16時にハウステンボスを離れ、長崎空港に向かいました。
レンタカー返却前に35.4ℓ給油し、全走行距離は628kmとなりました。

次の旅の思い出は、岐阜県奥飛騨温泉郷訪問です。

ハウステンボス温泉 ホテルオークラに宿泊【ブログ】。島原四明荘のきれいな湧き水、九十九島パールシーリゾートでの海賊船「海王」クルーズを堪能。

※以下は2014年の旅の思い出を綴った内容です。

 五日目の朝です。やっと昨日の雨も上がり、朝食後、雲仙地獄を散策。

20140404075702(1)
約30分程で一周し、歩道は宮崎旅館の庭園に繋がっています。
20140404080700(1)
今日の予定は九十九島の観光ですが、昨日雨で行けなかった、湧水で有名な島原の四明荘に寄り道して、九十九島に向かいます。今日のお宿は、⑤地点のホテルオークラJRハウステンボスです。走行距離は約100kmになります。
static(雲仙~九十九島)

旅館を9時にチェックアウト、島原四明荘を訪問。

20140404093025(1)
 一日1.000トンの湧水に驚きです。透き通るような水の中で鯉がゆうゆうと泳いでいました。

四明荘1

四明荘
10時に島原を出発し、13時20分九十九島パールシーリゾートに到着。13時30分発の海賊船「海王」に乗船。
page(海賊船)
約1時間のクルーズ後、石岳展望台に登り、九十九島を上から眺めてみました(実際の島の数は208島もあるとクルーズ船内で説明を受けましたが...)。
page(九十九島)
この日は非常に寒く、クルーズで体が冷え切ったので、早々に展望台を後にして、今日のお宿:ホテルオークラじゃらん口コミ総合評価:4.5)に。
20140404155653(1)
20140404155949(1)
ホテル玄関とロビー
案内された部屋は11階パークビュールーム(38.00㎡)です。
20140404160533(3)
20140404160533(2)
20140404160533(1)
20140404160603(1)
部屋からの眺めが素晴らしく、ハウステンボスの夜景も綺麗に見えました。
11階からの眺め
夜景1
11階からの眺め
さすが一流ホテルにふさわしい、部屋の快適さ(装備の斬新さは言うに及ばず、特に天井が高く圧迫感が無く)に加え、眺望も十分楽しめます。さらに、この地でこのホテルを選んだ最大の理由は、源泉かけ流しの温泉(琴乃湯)があることでした。
源泉の温度は、27.1度、PH値7.1、茶褐色の塩気の多い温泉で、広い内湯、露天風呂とも非常に快適でした。ただ、ハウステンボスが閉館した21時以降は、整理券が発行されるほど込み合うのが難点です。
夕食はホテルのバイキング料理を堪能しました。
 

雲仙温泉 宮崎旅館に宿泊【ブログ】。天皇陛下もお泊りなったことがある旅館の高級感とゆとり。普賢岳災害記念館とその周辺も見学

※以下は2014年の旅の思い出を綴った内容です。

四日目になりました。今日の訪問先は、午前中に普賢岳災害記念館とその周辺を見学後、午後1時からは島原観光ボランティアガイドの城下町散策コースを予約しています。尚、計画当初は島原温泉に宿泊の予定でしたが、事情があって今日も雲仙温泉に宿泊します。但し、宿泊先はから④地点に移動します。

static(雲仙~島原)

9時半に雲仙を出発し、10時に災害記念館に着きました。今日は薄曇りで綺麗に撮影出来ませんでしたが、普賢岳平成新山)と、手前に丸いアーチ状の水無大橋が見えています。

20140403095157(1)
普賢岳災害記念館前駐車場より撮影
20140403095342(1)
普賢岳災害記念館
記念館(火山体験ミュージアム)に入場し、平成噴火の疑似体験や火砕流の体験などをしてきました。噴火は約200年の周期で起こっているようです。
その後、水無川そばの土石流被災家屋保存公園と、旧大野木場小学校被災校舎砂防みらい館に行ってみました。
page(土石流被災家屋)
土石流被災家屋保存公園
砂防みらい館は防災砂防学習施設として、火砕流で焼け焦がれた旧大野木場小学校横に建てられています。その中の展示コーナーで、平成5年9月6日の土石流の状況写真(自然の力はすごいものですね~)がありましたので、訪問済みの実在している記念館などを、写真(下)にプロットしてみました。
 
IMG_0001
土石流の状況写真
ここで12時近くになりましたので、島原まゆやま道路を経由して島原城に向かいました。
水無川
まゆやま道路から見た水無川
午後1時、島原城入り口前で、ガイドの高木さんと出会い、城内見学と城下町散策に出発。
page(島原城)
島原は湧水が豊富で、武家屋敷(足軽屋敷)には湧水の清水が道の真ん中に流れ、飲料水に充てられていたようです。
20140403142851(1)
2時頃から小雨がぱらつき始め、2時半にはお城に戻り、今日のお宿、雲仙温泉宮崎旅館じゃらん口コミ総合評価:4.6)に。
20140403161026(1)
ロビー
宮崎旅館玄関、ロビー
案内された部屋は事前予約の雲仙地獄側、3階ツインベッド洋室
20140403163248(1)
20140403163309(1)
20140403162117(1)
窓からの眺め
さすが天皇陛下もお泊りなったことがある旅館だけあって、高級感とゆとりが感じられます。温泉の方も内風呂、露天風呂とも余裕の広さと深さがあり、この日は午後4時ごろから激しい雨に見舞われていましたが、特に広い露天風呂は、屋根が半分でも雨に濡れず快適に入浴が出来ました。もちろん源泉かけ流しの温泉(白濁)で、温度は79.2度、PH2.5の強酸性ですが、ここの温泉は酸性の刺激が肌に全く感じません。
夕食は部屋食、洋室のテーブルで頂きましたが、特にビーフチシチューの味が印象的でした。(今まで魚料理がメインであった為)
この日は、夕方からさらに雨が激しくなってきました。

雲仙温泉 雲仙福田屋に宿泊【ブログ】。仁田峠第二展望所から見た普賢岳と平成新山…

三日目になりました。今日は下田温泉②地点から富岡城を見学し、再びフェリーで島原半島に戻り、雲仙③地点を目指します。雲仙では13時30分より、普賢岳近辺のガイド付きトレッキングを計画しています。雲仙までの走行距離は約60kmです。

static
昨日の舟盛りで、一緒に出されたタイのお頭を、朝食の味噌汁で頂き、9時丁度、伊勢屋旅館をチェックアウト。(カードは利かず現金払い)
富岡城に向かう途中、九州電力苓北発電所(火力)の側を通り、約30分程で富岡城に到着しましたが、水曜日は、お城の中にあるビジターセンターが休館日(アヤー)で、景色の見学に留まりました。
page(富岡城)
天草・島原の乱一揆軍からの攻撃を防いだと記されています。

富岡城から鬼池港までの道路沿いには、延々とレタス畑が続いており、かなり裕福そうな農家の様相が伺えます。この苓北町は、天草市には統合されておらず、未だに天草郡であり、以前から、火力発電所を持つ町の豊かな財政にも因っているのかな~?と想像しているうちに、鬼池港に着きました。

フェリーから
鬼池港~口之津港フェリー船内から普賢岳をのぞむ

口之津港に到着後、一気に雲仙温泉まで約40分のドライブでした。13時30分発のトレッキングまで時間があったので、今日のお宿:雲仙福田屋に車を留め、昼食後、ガイドの佐々木さん(さるふぁ)と出会い、車で仁田峠に向かいました。

page(普賢岳)
仁田峠第二展望所から見た普賢岳(左)と平成新山(右)
page(火砕流の流れ)
火砕流、土石流の流れ落ちたスロープ(海岸まで続く)
トレッキングのコースは下図のように、仁田峠駅からロープウエイで妙見岳駅まで登り、その後は徒歩で赤い破線に沿って出発点の仁田峠に戻ります。
IMG(トレッキングルート)
仁田峠ロープウエイ前
ガイドの佐々木さんと仁田峠駅前
妙見山より見た普賢岳
妙見岳山頂より見た普賢岳(手前)と、平成新山(後方)
土石流の流れ
土石流の流れたルートと、水無川
雲仙ゴルフ場
雲仙ゴルフ場と温泉街
諫早湾
諫早湾の堤防が見えます
20140402152325(4)
紅葉茶屋付近で佐々木さんよりルートの説明を受ける
仁田峠
約2時間半のトレッキングで仁田峠に戻り、その後、温泉街まで車で送ってもらい、福田屋じゃらん口コミ総合評価:4.4)にチェックインしました。
page(福田屋玄関、ロビー)
玄関、ロービー
page(福田屋)
部屋は和洋室、広くはないが、小奇麗に整頓されており、4階のため見晴らしも良く、ビールを飲んで寛ぐことが出来ました。
温泉は、内湯と露天風呂が離れており、少し不便を感じましたが、源泉かけ流しの白濁湯は気持ちの良いお湯でした。尚、源泉の温度は56.1度、PH2.13と強酸性ながら、肌にはほとんど感じ無いものでした。食事の方は朝晩とも、団体客とは別の静かな食堂で、内容にも特に不満は無く楽しめました。