7日目の朝、今日も晴です。朝食を済ませ、チェックアウトの10時30分までの僅かな時間ですが、再び川の湯へやって来ました。
尻焼温泉 川の湯
6日目の朝、やっと晴れ間が見えています。今日は⑤地点の二俣温泉から⑥花敷温泉まで約280kmのドライブとなります。紅葉も眺めながらと考え、敢えて高速道路を通らず、ローカルの121、120及び145号線のルートを走行することにしました。
118号線から121号線、日光道を経由して120号線まで順調に来ましたが、いろは坂では大渋滞に巻き込まれ、1時間ほど余分な時間を費やしました。
結局、花敷温泉には、予定より1時間遅れの16時30分に到着。
旅館の温泉はさておき、暗くならないうちに予定していた「川の湯」へ急ぎました。
川の湯(尻焼温泉)
旅館から車で5分+徒歩5分で到着。川の底からわいてくるお湯がお尻を焼く感じがするため、この名前がついたことが理解できましたが、何にせ生まれてはじめての川湯の貴重な体験に感動でした。
旅館に戻り、夕食の時間まで部屋で待機しておりましたが、夕食場所はこの旅館外にある別邸囲炉裏の食事処に車で案内されることになりビックリ。
樹齢1000年とも言われる大木に囲まれた中で、囲炉裏深山会席料理を頂きました。
ゆったりとしたスペースで落ち着いてゆっくりと食事が出来た為、初めて全ての料理を撮影。久しぶりに完食させてもらいました。
最後に、ここの大木にはそれぞれ説明書きがあり、歴史を感じさせられます。
いずれも大きな浴槽ではないが、宿泊客の数からしても問題ない大きさだと思います。源泉の温度は43.0度、Ph7.9の弱アルカリ性、無色透明の気持ちの良いお湯でした。
二岐温泉 大丸あすなろ荘
16時丁度に、今日のお宿、二岐温泉 大丸あすなろ荘に到着。今日の走行距離は200Kmとなりました。
秘湯の旅館イメージとは想像できないぐらい館内は豪華で、しかも築後20年とは思えないぐらい、手入れが行き届いているのに感心です。
尚、自噴泉岩風呂、甌穴については、下記の記事が掲載されていましたので、ご興味のある方は拡大してご覧ください。
最後に、この大丸あすなろ荘は、「日本秘湯を守る会」の会長経営の旅館だそうです。
磐梯熱海温泉オーベルジュ 鈴鐘
2日目の朝11時、森の湯をチェックアウト、13号線を南下中、まだ雪の世界が続きます。
米沢北ICから、下図の青いルートで東北中央自動車道に入り福島西ICで高速を降り、4号線から8号線に、
福島県に入ってからは道路上に雪は殆どなくなり、8号線を10分ほど進むと道路わきに鈴鐘の案内板が見えてきます。
椀
造り
家喜物
鍋
食事
甘味
朝食も同じ場所で、食べきれないほどのボリュームでした。
遠刈田温泉別邸 山風木
尚、温泉分析表によると、源泉温度45.5℃、Ph7.5 泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉と書かれています。
午後6時となり、食堂(ロータス・ダイニング)へ、昼間とは違う幻想的な雰囲気の中で、席は早い者勝ちとなっており、
池の前の席より、カウンター席へとのアドバイスに従い着席。テーブルには夕食メニューとお酒の銘柄がリストアップされており、午後6時~8時迄はドリンク・オールインクルーシブとなっています。(カウンター席はお酒の注文に最適な場所となります)
一般的に評判の良いこの宿も一長一短はあり、温泉と食事を重要視されるならこの宿は最高かもしれませんが...?
玉造温泉佳翠苑 皆実
本年2月20日の日経新聞プラスワンに温泉津温泉(島根県)の紹介記事を見つけ、激アツ湯で回復力シャキッとの表題で、「けがで足が曲がらなかったのに、帰りはスタスタ歩けた」、また「温泉に入ったら膝の痛みを感じなくなった」との温泉の効能?に興味を覚え、
入口の自動ドアーを入ると、フロント前に広いロビー、ラウンジへと繋がっています。
1階の平面図(下図)に、入口からエレベーターまでのルートを赤い破線で示しています。
予約の部屋は喜多の館、部屋に露天風呂付きの「雲のね」ですが、各館は立面図のみで平面図がなく、各館の配置がよくわからないまま、3階でエレベーターを降り、「雲のね」317号室に案内されます。
おまけに、テーブルには重箱と小鍋がすでに置かれており、朝食の用意かと間違うほどお粗末な演出。
重箱を開けた先附~お造りの内容の周りに、時計周りで後から出てきた洋菜(和牛のステーキを選択)以降の写真を掲載。
この旅館の大浴場は1階と9階の2ヶ所にありますが、いずれも循環式で塩素消毒との情報あり、このコロナ禍の折、あえて入浴しませんでしたが、ご参考までに佳翠苑 皆実の大浴場の詳細は下の写真をクリックしてご覧下さい。
温泉津温泉のがわや旅館
2日目になりました。今日のお宿 ②泊目の温泉津温泉までのルートで、島根県の桜の名所を観光協会に問い合わせたところ、比較的標高の高い飯南町は、まだ桜の開花が続いているかも?との情報を得、玉造温泉から下図のルートで飯南町に向けスタート。
丁度タイミングよくこの巨大な満開の桜をゆっくり堪能後、今日のお宿 温泉津温泉 のがわや旅館へ急ぎ、15時に旅館前に到着。
尚、薬師湯温泉のお湯は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性中性高温泉)で、日本温泉協会公認の天然温泉、新基準検査の全項目(6項目)で、最高評価の"5"を取得!島根県では薬師湯だけとのことらしいです。
夕方までの予約の石風呂へ、脱衣場から扉を開けると、浴槽は石で区切られ、温泉部分は四角の浴槽のみで、L字部分は沸かし湯。湯量に限りがあることからの苦肉の策?のようです。
夕食は部屋食で、海の近くの旅館の為か、我々好物の魚づくし料理コースで、配膳された料理順に写真を掲載しています。
ノドグロの煮つけ
鰆の野菜巻き蒸し
穴子、野菜天ぷら
御飯
就寝前に予約済みの岩風呂へ、浴槽は一番大きなサイズですが、温泉は左の四角部のみでL字部は沸かし湯。前の2つの風呂に比べ、お湯の温度も若干高く、一番落ち着いて入浴できます。ただ、評価の高いお湯ですが、最高のお湯と肌で実感できるほどのものでもありません。
尚、冒頭の日経新聞プラスワンに掲載された温泉津温泉の記事は、元湯のお湯のことでしたが、旅館群に引湯されているお湯は、全て薬師湯のみであることが分かり、のがみや旅館から徒歩で4~5分の距離(下図)にある元湯(公衆浴場)への入浴も考えましたが、旅館でも浴場は貸し切りとして消毒を繰返している実情から、コロナ禍での公衆浴場への入浴の勇気がなく、今回は断念することになりました。
岩井温泉岩井屋
3日目の朝、のがみや旅館を10時にチェックアウト、岩見銀山などへの訪問アドバイスを受けたが、既に2016年5月に訪問済みの為、③泊目の岩井温泉へ、9号線から山陰自動車道で約220㎞、4時間弱のドライブとなります。
この看板の裏には見事な白い砂浜の海岸、180度撮影出来ないのが残念ですが、上下の写真をつなぎ合わせてご覧ください。
ものすごく細かい砂で、確かに砂の上を歩くとキュッ、キュッと鳴る珍しい体験ができました。
尚、今日のお宿 岩井屋はご招待の形での宿泊で、
美郷館(たんげ温泉)、仙狭閣(芦ノ牧温泉)、旅館ひのえまた(桧枝岐温泉)、旅館大黒屋(甲子温泉)、御宿万葉亭(中の沢温泉)、岩井屋(岩井温泉)、虹岳島荘(虹岳島温泉)、まるほん旅館(沢渡温泉)、法師温泉長寿館(法師温泉)、旅館岩倉(岩倉温泉)
スタンプ帳に押印のある宿から1件を選び、1泊無料での招待を受けられることから、今回、岩井温泉 岩井屋と決めた背景があります。(前回は肘折温泉 丸屋でした)
尚、10軒の温泉につきましては過去記事をリンクしておりますので温泉名をクリックでご参照ください。
天狗の庭吾妻八景
5日目の朝、雨は止んだものの空は厚い雲に覆われています。原計画では、スカイバレーを戻りゴールドラインに入って、⑤地点の二俣温泉に向うルートでしたが、昨日の雨で通れなかったスカイラインを走行したいという強い思いから、米沢市経由で国道13号を通り70号線(スカイライン)に入りました。
小野川温泉河鹿荘
4日目の朝、目が覚めると雨の音です。今日は、磐梯吾妻スカイライン、レークライン及びスカイバレーの紅葉ラインを通り、③地点から④の小野川温泉まで約100Kmドライブの途中で、浄土平、中津川渓谷、グランデコ・リゾートや、最上川の源流が流れ落ちる双竜峡等の訪問を予定していたのですが...
高湯温泉安達屋旅館
3日目の今日は、安達太良山登山と、あだたら渓谷自然遊歩道散策を計画しています。その後、磐梯吾妻スカイラインを経由して、②の岳温泉から③の高湯温泉、安達屋旅館に向います。走行距離は約50Km程です。
空のリゾートから10分ほどで、9時20分安達太良山ゴンドラ乗り場前に到着です。まずはゴンドラで山頂駅を目指します。
岳温泉空の庭リゾート
2日目の今日は、①角神温泉から出発し国道459号線を東へ、桧原ビューラインを通って桧原湖と五色沼を訪問し、国道115号線で②地点の岳温泉に向います。約130Kmのドライブです。
ただ思い出すのは、竜沼は元々滝沼という呼び名であったが、登録時、役場の担当者が「さんづい」を忘れて登録し、竜沼となったこと、そして赤くない赤沼、それと最後の毘沙門沼は個人の所有地であることなどですかな~。
90分のトレッキングを終え、ビジターセンター前から集合場所まで車で送ってもらう途中ですが、看板に赤がない...???
玉造温泉に長楽園に宿泊【ブログ】。温泉は無色、無臭、透明そのもので特に透明度の高さに驚きです。源泉の温度は、69.7~72度、Ph8.1の弱アルカリ性。その後、館内1階の温泉大浴場にも入浴、露天風呂も結構大きく快適。
9月3日、9時30分に岩井屋旅館をチェックアウトし、今日は、①地点から、②地点の玉造温泉へ移動します。
その後、9号線から山陰道に入り、しばらく行くと「道の駅・はわい」の看板に遭遇。丁度、昼食時間でもあり立ち寄ってみたところ、以前にソフトバンクのコマーシャルで、トリンドルが鳥取の「はわい」出身という役柄で出ていたのを思い出し、道の駅にあった大きな地図で調べてると、東郷池の西岸に「はわい(羽合)温泉」が位置していることが分かりました。
昼食後、少し回り道ですが興味本位で、東郷池西岸まで行ってみると、昼間のせいか、人も殆ど見かけない寂しい場所でしたが、池に面して大きなホテルが数軒建ちならんでおり、このコマーシャルによる効果は、温泉地の宣伝に大きいものがあるでしょうね~?
他にも寄り道をして、今日のお宿、玉造温泉、長楽園には16時20分に到着。
案内された部屋は、玉泉閣、5階の和室(十畳)、部屋の浴室にも源泉が引かれている由。
夕食は、2階の食事処で、宍道湖産の白魚、シジミなど、さらに島根牛のステーキまで、大変美味しく頂きました。
4日の朝、昨日と同じ場所に用意されていた朝食を済ませ、日本庭園を散策。
昭和天皇御宿泊処を外から見て20分程の散策後、10時前に長楽園をチェックアウトし、山陰道及び、178号線を経由して但馬牛の本場豊岡に向う途中、「道の駅・あまるべ」の標識が、上を見上げると、なんと、真っ赤な余部の鉄橋はいつのまにか真っ白のコンクリート橋に変身しているではありませんか。
引き続き、178号線で豊岡に向かい、ステーキ他、焼肉、すき焼き用など、但馬牛を買い込んで和田山ICから播但連絡道路、福崎ICより中国道で西宮北ICまで高速道路で、16時40分無事自宅に戻り、今回の全走行距離は772.7kmを記録しまた。
岩井温泉 岩井屋に宿泊【ブログ】。1300年の歴史を持つと云われている岩井温泉、中でも、創業130年、江戸時代末期から続く山陰最古と言われる温泉旅館、鳥取県で唯一「日本秘湯を守る会」に加盟。
ドライブ・ルートは、西宮北インターから中国道に入り、佐用ジャンクションから鳥取道を北上し、9号線で岩美方面へ約30分、今日のお宿、①地点岩井温泉、岩井屋に到着。自宅から約3時間(192Km)。
20時以降の男女入れ替えを待って、長寿湯へ。
長寿湯(内湯)
当初、日本秘湯を守る会の温泉旅館は、一般的に古さというイメージからくる一抹の不安もありましたが、ここに来てみて、古く見える建物の外観は別として、館内は全く古さを感じないメンテと工夫がなされています。玄関、通路、ロビーには歴史ある調度品に溢れ、緑溢れる中庭の前には、ティー・ラウンジやロビーが配置され、ここにいるとなぜか心が落ち着く感じがします。
食事は、夕食、朝食とも、個室の食事処が用意され、食べきれないほどの豪華なものでした。(冬場はカニ料理となるそうです)
今後又、機会があれば是非訪問したい温泉旅館の一つです。
ご参考までに、「岩井温泉の由来」としての説明書がありましたので、ご興味のある方はクリックで拡大してご覧ください。
花巻温泉郷 山の神温泉 優香苑に宿泊【ブログ】。なまはげ館、ゴジラ岩、男鹿半島・大潟ジオパーク展示室に立ち寄り。
5日目の朝、久しぶりに青空が見えます。今日の予定は④地点からスタートし、男鹿半島西海岸沿いをドライブして、寒風山に立ち寄り、花巻温泉郷、山の神温泉、優香苑(⑤地点)へ移動します。
又、隣の男鹿真山伝承館(曲屋民家)では、
以上でなまはげに別れを告げ、西海岸の起点となる入道崎に向い、
ただ、この展望台には「男鹿半島・大潟ジオパーク展示室」が2階に併設されており、男鹿半島の誕生から大変興味深い、詳しい資料による説明がありました。景色もさることながら、男鹿半島訪問前、最初にここを訪れ、観光の知識を得るべきであったと反省しています。(今回は、天候により、駒ケ岳登山の予定を変更した為、仕方ありませんでした)