熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

アーチーズ国立公園ブログ

アーチーズ国立公園(8日目)今日からアメリカの大自然を代表するグランドサークルを7日間かけて巡ります。まず最初は「インディー・ジョーンズ/最後の聖戦」の映画で有名になった、2000を越える自然のアーチが集まったアーチーズ国立公園です。公園の入口からビジターセンターを越え、坂道を少し上がった所に「Moab Fault(モアブ断層)」の説明ボードを見つけました。MoabFault

「You are here」の、今いる東側サイドは600万年前にモアブ断層(ほぼ191号線付近)に沿って、792mも陥没したことが述べられています。先程、191号線でモアブのホテルに向う途中、進行方向右手に見えていた赤色の砦のような壁は、陥没前の高さの西側サイドであったことが分かりました。又このボードから、表層部の赤色の石はEntrada Sandstone(エントラーダ砂岩)、その下には比較的白いNavajo Sandstone(ナバホ砂岩)の層があることを教えてもらいました。

arch1

ビジターセンターからの坂道に赤い城壁のようなEntrada Sandstoneが暫く続き、そそり立つ壁の高さに圧倒されます。

arch2

機械的に削り取られたような表面が不思議でなりません。公園一番奥のDevils Garden(約33Km)まで、下図の赤い線に沿って、とにかく車を進めることにしました。

ArchesMap3

坂道を登りきって少し進み、Park Avenueの岩山が見えてきました。

park5

さらに5分ほど進むと、有名なCourthouse Towersに近づいてきました。周りの岩にもそれぞれ名前がつけられているようです。

arch10Courthouse Towers前で車を停め、暫し見学。コート近くのSheep Rockの前に面白い説明ボードがありました。cats4「アーチの盛衰」との表題で、アーチにも生き物と同じようにライフサイクルがあり、風化と侵食によって何れは崩壊すると...砂岩の宿命か?左手には無数の岩山、砂丘1右手には砂丘(古砂丘)の景色が続き、砂丘2不思議な形のBalanced Rockの前を通り過ぎ、 arches 20THE WINDOW SECTIONへwin5Double Archを含め無数のアーチが集結、徒歩で行けるトレイルも整備されているようです。続いて進むと、Salt Valleyが見渡される所に来ました、ボードの説明書きを見てみますと、cats6岩塩層※の上に堆積した砂岩の重さによって、岩塩層の弱い箇所がドーム上に隆起し、砂岩の表層部に亀裂が入り、雨が浸透して、隆起した岩塩層部を溶かし、結果として砂岩が陥没、Salt Valleyが誕生したと説明されていました。ところで、今我々が見てきたアーチは、Salt Valley傍にある亀裂が生じた砂岩群(〇印)の侵食過程中のものであることを教えられました。※太古の昔、この地は海底であったようで、その後地球の大変動(隆起、陥没の繰返し)によって、溜められた海水が蒸発して岩塩層が出来たとされている。その後Delicate Arch Viewpointへ、d-aViewpointから2.4Kmのトレイルが付いています19時30分、終点のDevils Gardenに到着(入口から1時間半のドライブでした)。devi2ここでUターンして戻ります。(明日は、Devils Gardenのトレッキングを計画しています)以下の写真は、帰路、たまたま夕日に映える侵食した石柱群が綺麗に見られ、撮影しました。returnreturn1return2最後の写真は、夕日を受けたPark Avenueです。parkここで20時になりましたので、ビジターセンターへの入場をパスして、ホテルへ戻りました。((6月9日(I-70 Toward Moab) | 月10日(Arches NP-2)))

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モアブブログ

マウント・エバンス ~ モアブ(8日目)I-70に戻りモアブを目指し、WESTへ疾走中です。70-1山頂に雪を頂く山々が続きます。又 I-70の周辺には無数のリゾートエリアや、スキー場があり、長期滞在用のホテルや別荘が沢山見られました。Clip 94(1)随所にSCENIC AREAの標識があり、アメリカの中でも最高に綺麗な景色が眺められる高速道路だと思います。70-2前の山は、広いスキー場を有するCOPPER MAUNTAINでしょう~?約1時間後、景色は一変しました。70-4すでに午後1時を過ぎ、お腹もすいてきているのですが、高速道路上にはFOODを示す標識が全く見当たりません。それでも暫く進むと、あったのはREST AREAの標識でした。食べ物もと、期待して入ったのですが、日本で言う「トイレ休憩」の場所で、食べ物は全くありません。 ただ、ここで、あのグランドキャニオンを流れるコロラド川の上流に目前で遭遇しました。70-5さらに対岸には、サンフランシスコ~シカゴ間の大陸横断鉄道のレールが敷かれているようで、丁度「カリフォルニア・ゼファー号」が走っていたのですが、シャッターチャンスをなくし、20090609133348(6)残念ながら、貨物列車の撮影のみになってしまいました。  I-70に戻り、20分ほど行くと、グレンウッド・スプリングス(Grenwood springs)の町があり、食べ物を探しに高速を降りて、すぐに出くわした店がQdoba(キュードーバ)と云うメキシコ料理のチェーン店でした。時刻は14時を回っていました。Qdoba中はカフェテリア形式で(ガラス越しに置かれた料理の好きなものを選ぶ)勝手が分からず、前に並んでいた白人女性の注文と同じものを頼みました。 Qdoba2メキシコ風おにぎりと表現したほうが良いのでしょうか、ご飯と独特のスパイシーな味が今でも忘れられない美味しさでした。日本にもQdobaの進出を期待しているのですが、未だのようです。再び、I-70に戻り、グレンウッド・スプリングスから西へ約300Km。2IMGi70-1右手のコロラド川沿いに進みますi70-2スピード制限75マイル(120Km)にi70-4グランド・ジャンクションの町を通過中i70-5コロラド州からユタ州へ"Leaving colorful colorado"の標識が印象的ですi70-6  ユタ州に入り、緑がなくなりましたi70-7

 高速道路の側は不毛の地?I-70から191号線に入り暫く進むと、景色は又々一変します。

191 岩肌が赤色になってきました 191-4 赤色の砦の壁のように見えます(アーチーズ国立公園近くを走行中) moab6 コロラド川を渡り、モアブの町に入ります。moab5

町の中心部へ進み、今日のホテルBest Western Canyonlands Innに17時過ぎに到着しました。チェックイン後は、アーチーズ国立公園に向います。*1

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*1:6月9日(Mt.Evans) | 6月9日(Arches NP)

マウント・エバンスブログ

デンバーコロラド ~ マウント・エバンス(8日目)8日目の今日は、車で標高4,300mまで行けるマウント・エバンスに登頂し、その後インターステート70(I-70)に戻り、西方向のアーチーズ国立公園入口に位置するモアブ(宿泊地)へ、今日も600Kmを越えるドライブを予定しています。

2IMG

デンバーのHoliday Innからスタートです。
cats1レンターカーも一週間を越え、汚れがひどくなってなってきています。丁度8時40分に出発し、I-70に入りました。

20090609085425(3)

R70-2

進行方向にロッキー山脈の山々が綺麗に見えます。しばらくこの景色が続きますが、IDAHO SPRINGSから I-70(ハイウエー)を降り、103号線でECHO LAKEまで、ここから5号線で山頂を目指します。

Mt,EV 4,307m 3103103号線エコレーク1  ECHO LAKEECHO LAKEを過ぎ5号線にはいると、TOLL GATEがあり有料道路?の料金を支払った記憶があります。R55号線を走行中、中央の高い山がマウント・エバンス?かもです。S,lakeSUMMIT LAKE 標高3,912m (12,836 feet)のSUMMIT LAKEに到達。雪と氷で覆われ湖は見えません。寒さの余り、毛布を巻きつけた少女が写っています。日本の最高峰富士山の標高3.776mから比べ、この地にいることが驚きです。ここから山頂まではセンターラインのない細い山道、詳細な地図でSUMMIT LAKEから山頂までの曲がりくねった状況をご覧ください。ただ、山道でも最後まで舗装されていたことを付け加えておきます。山道10山道落輪すればあの世行きでしたが、徐行しながら慎重な運転で、山頂に辿り着くことが出来ました。デンバーを出て約1時間半の10時13分でした。Summit1山頂駐車場にMountain Goat(シロイワヤギ)が、無事の登頂を歓迎してくれたようでした。Mt,EV 4,307m 2標高4,306m(14,130ft)の地点で記念撮影山頂5  山頂レストラン跡1979年9月1日火事により閉店されたとの情報、大変残念です。山頂6「遥か彼方まで見えます!」とのボードがありましたが、3000m級の山々が眼下に見える信じられない高さにいることを再認識させられました。最後に、ボードの中で説明のMt.Evans(Summit)がこのすぐ左にありましたので撮影しておきました。山頂10ただ山頂は、風が猛烈に強く、寒さに耐え切れない為、10分ほどで車内に戻りました。車の中の温度計は外気温30°F(-1°C)を指していました。((6月8日(Mt.Rushmore NM) | 6月9日(I-70 Toward Moab)))*1 

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マウントラッシュモアブログ

マウントラッシュモア ~ デンバーコロラド(7日目)7日目の朝になりました。曇り空ですが薄日も差していました。ここホット・スプリングスのホテルから、マウントラシュモアに一旦戻ると、デンバーまではかなりの距離をドライブする必要がありましたが、どうしても見ておきたいとの一心から、7時前にホテルをチェックアウトして、マウントラッシュモアに向いました。

mr1

メモリアル近くの岩山(見るからに硬そうです)に青空が見えてきました。8時に到着。車を一階の駐車場に止め、階段を上がり、メモリアルの入口にくると、道筋は神社の参道のようで、奥のご本尊にお参りするような感じでした(日本の伊勢神宮的存在と云われていたことを思い出します)。少し霞んではいるものの、大統領の彫刻(ご本尊)が見えているではありませんか...無理して戻って来た甲斐がありました。さらに進んで行くに従い霧が晴れ、グランド・ビュー・テラスに来ると完全に霧が晴れ、間近でゆっくりと見学でき感動しました。

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アメリカ合衆国建国から、150年間の歴史に名を残された4人の大統領(左から、ジョージ・ワシントントーマス・ジェファーソン、セオドラ・ルーズベルトエイブラハム・リンカーン)である。政府から委託された彫刻家「ガットスン・ボーグラム」が、400人の作業員とともに、標高1745メートルのマウントラシュモアの白い花崗岩の露頭に、1927年から1941年まで14年間をかけて、18mにも及ぶ巨大な胸像が彫られました。ラシュモア山の岩盤は非常に硬質で、彫刻作業は困難を極め、ダイナマイトで砕きながらの作業となったようですが、硬質な岩盤が選ばれた理由は、アメリカの象徴ともいえるこのモニュメントが、長期にわたって風化しないようにという配慮からと説明されていました。ここからデンバーまでのドライブ(今回の最長距離:620Km)を考え、ビジターセンターの中は、ほぼ素通りの状態で、急ぎましたが、大きさの比較を表す興味深い1枚の写真が展示されていました。

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ここラッシュモアの高さ465フィート(142m)に比し、自由の女神(93m)、ワシントン・モニュメント(169m)、セントルイスゲートウェイ・アーチ(192m)他、ピラミッドやスインクスなどが対象とされていました。(さすがに後でできた、クレージーホースとの比較はここにはありませんでした)デンバーコロラドへ18号線から高速25号線に入る予定です。

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地平線まで直線道路が続く18号線を疾走中

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周りには何もありません。

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デンバーまで150Km地点の、ルート25(高速道路)を南へ疾走中。左に見える対向車線間の緑地帯は、今後の道路増設を考慮した配置となっている。

18時30分、今日のホテル、デンバーコロラドのHoliday Inn Express Suite Wheat Ridgeに到着しました。チェックイン時ステーキの美味しいところを尋ねると、歩いて10分のLuke's Steakを教えてもらい、訪問しました。

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長時間のドライブのせいでしょうか、野菜たっぷりと、350gのステーキをペロリとたいらげました。*1 

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*1:6月7日(Devils Tower~Crazy Horse) | 6月9日(Mt.Evans)

デビルスタワーブログ

ビルスタワー ~ マウントラッシュモア ~ クレジーホース(6日目)6日目になりました。今日は、下図の赤いルートで、午前中にビルスタワー国立モニュメントを、午後からアメリカ歴代大統領の顔を岩に彫刻されたマウントラッシュモア国立メモリアル、続いてクレージーホース・メモリアルの巨大彫刻を訪問し、ホットスプリングスの町に宿泊です。しかし、残念ながら今朝は曇り空で、小雨の予報もあります。6codyジレットのホテルから、約1時間でデビルスタワーに到着。devilVC天気予報通り、小雨が降ってきており、折角のデビルスタワーの写真も霞んでいます。ビジターセンターの中で雨の止むのを待ちながら、パンフレットなどを手にとって見てみますと、デビルスタワーの出来方などが、下図のように説明されておりました。5000万年程前にマグマが堆積岩に侵入し、地中でマグマが冷えて収縮、柱状節理を形成。その後、何百年もの歳月をかけ、周りの堆積岩が風雨による侵食で削り取られ、現在見られるデビルスタワーが出現したと...erode天気の良い日に撮られた写真もありました。Devils_Tower高さ386m(海抜1558m)、頂上は91m55mの広さ。1977年のスピルバーグ監督の映画「未知との遭遇」で、宇宙船の降りる場所として使われ、一躍有名になったそうです。少し、雨も小降りになってきたので、ビジターセンターを出て、一周2Kmのタワー・トレイルを歩いてみることにしました。trailtower1tower4tower2角度を変えてタワーを見てきました。見事な柱状節理ですが、タワー自体にも侵食が始まっているのか?周りには、砕け落ちた岩石で一杯でした。DT1途中に、「タワーがどのように形成されたか?」の立て看板があり、説明書きには、元々のマグマの大きさと、形状には3つの学者の説(デコボコ状、マッシュルーム状、シリンダー状)が存在するが、すでに侵食されたタワーでは、どの説が正しいか永久に分からないと締めくくられていました。約1時間ほど滞在後、さらに東へ200Km、モンタナ州からサウスダコタ州のラピッドシティーを経由し、マウントラッシュモア国立メモリアルへ向いました。MR14時前に到着、駐車場に車を止め、通常では真正面に歴代大統領の顔が見える場所に着きましたが、誠に残念ながら、今日は厚い雲に覆われ何も見えません。仕方なく、これ以上進むのを止め、次の目的地、クレージホース・メモリアルに向いました。約20分ほどで、クレージーホース・メモリアルに着きました。雨は降ってないものの、相変わらず雲が厚く、この天候のせいかどうか分からなかったが、駐車場から彫刻地点まで行くバスが動いておらず、ここから眺めるだけとなりました。(かなりの距離の為、徒歩では無理?)chch1望遠で撮影すると、20~30名の観光客の姿が見えますが、ツアー客がバスをチャーターしたのかもしれません。このメモリアルは国立ではなく、ボランティア団体が運営している為、様子が違う感じがしました。そもそも、この「メモリアル」建設のきっかけは、「1974年に、ラコタ族のヘンリー・スタンディング・ベアー(Henry Standing Bear)が、『インディアンにも偉大な英雄がいることを白人達に知って欲しい。ラッシュモア山(アメリカ合衆国大統領の巨大な顔の彫刻がある)よりも大きな、※クレイジー・ホースの彫刻を造ってくれないか』と、彫刻家コルチャック・ジオルコウスキーに依頼した事に始まったと説明されています。※ ※ クレージーホースは、米軍や白人入植者の侵略からラコタ族の領土や、聖地ハパ・サバ(ブラックヒルズ)を守るために戦った勇敢なラコタ族の戦士のひとりで、カスター中佐率いる第7騎兵隊を全滅させたことなどで知られている。 コルチャック氏は1982年、74歳ですでに亡くなられていますが、現在は、息子達が彼の遺志を継いで、アメリカ政府からの支援を一切受けず、現在も彫り続けており、完成すれば高さ170m、長さが195mと世界最大の彫刻となる。これはラッシュモアの彫刻の40倍とのこと。その後、駐車場前にあるウエルカムセンターに入場し、完成品の模型などを見学した。ch520090607154304(1)20090607154817(2)20090607154928(1)我々の生きている間に、巨大彫刻の完成を見ることは望めそうにない(現在の完成度10%)が、なんとか完成まで彫刻を続けてほしいという思いでこの地をあとにした。 1時間足らずのドライブで、17時丁度に今日のホテルHoliday Inn Express Hot Springsに到着しました。尚、天候の関係で、歴代大統領の彫刻が全く見れなかったラッシュモアには、明日の予定を変更して、ここから再訪問の計画を煮詰める予定です。*1*2 

*1:6月6日(Yellowstone NP) | 6月8日(Mt.Rushmore NM)

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イエローストーン国立公園その2ブログ

イエローストーン ~ ジレット(5日目)5日目の朝を迎えました。今日は、イエローストーンから東へ、600km離れたジレットの町に宿泊の予定です。ただ、昨日のビデオカメラ・トラブルで、計画通りに行けなかった数箇所が残っていましたが、昼までにはイエローストーンを出発の必要があった為、その中から的を絞り、一度は見ておきたかった、有名なモーニング・グローリー・プール(朝顔)へ、歩行時間に往復1時間半を要しましたが、最後に頑張って行ってきました。

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携帯で撮影の為、上手く撮れませんでしたが、周辺のバクテリアによる黄色い色から、中央部分の青い色への神秘的な変化、高温(100度)の為、バクテイアも住めない透き通った、何ともいえない濃い青色に感銘しました。その後、下図の14号線を東へ、イエローストーン湖を通り過ぎ、コーディーの町へ、この2時間程の区間は素晴らしいドライブコースが続き、おそらく、今までアメリカで経験した中で、最高に風向明媚なコースでしたが、ビデオカメラが故障中で記録に残せなかったことが残念でなりません。

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(この地図は、コロラドサウスダコタワイオミング州政府観光局・日本支局のご厚意により、掲載・使用許可を得ております)コーディーに到着、この辺りでは唯一の町、ここでカメラ店を探すことにしました。

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道端で販売していたアイスクリーム屋の店員に、カメラ店を訪ねたところ、近くのスーパーマーケット内にあることが確認でき、早速訪問してみました。嬉しいことに、店内の奥には日本製のカメラや、ビデオが展示されているではありませんか...(この僻地でもと感心!)、お蔭様で日本製メモリースティックを容易に見つけ、購入することが出来ました。これでビデオ撮影が再び可能となりました。コーディーで昼食も済ませ、14号線をさらに東へ、ジレットを目指しました。約1時間ほど走行したところでしょうか、下の写真の不気味な岩肌の露出が現れてきました、所々では裂け目も見られ、対向車に殆ど遭遇しない寂しい道路が、高速90号線近くまで続き、大地の中での孤独の恐ろしさを少し感じた記憶があります。

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高速90号線に入った後は、流れに沿って、カミソリの発祥の町「ジレット」へ。18時にホテル(Fairfield Inn & Suites Gillette)へ無事到着しました。

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*1:6月5日(Yellowstone NP) |  6月7日(Devils Tower~Crazy Horse)

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イエローストーン国立公園ブログ

イエローストーン国立公園(4日目)4日目の朝、アルパインモーテルをチェックアウト。(1)昨日の夕食と、今朝の朝食でお世話になった隣の中華料理店を後に、(2)(6)エスト・イエローストーンの街を通り抜け、イエローストーン西ゲートに向いました。取り敢えず、ノリス・ガイザー・ベイスンの見学からスタートし、下図の赤線のルートで公園を巡る事にしました。IMG(yell)ノリス・ガイザー・ベイスン(ノリス間欠泉地帯)入り口(28)ミュージアムを通り抜け、まずは、北側に位置するポーセライン・ベイスン(一周800m)へ、説明によると、ガラスの主成分である二酸化珪素シリカ)が、イエローストーンでは最高濃度に溶け込んだ温泉水で、ミルーキーブルー色の間欠泉(PH2~3)が散在しているようです、日本では九州、別府の鉄輪温泉の泉質と良く似た強酸性の温泉水かも?です。尚、英語でPorcelain(ポーセライン)とは、磁器の意味でガラス(シリカ)に関係することから、ここはPorcelainと名付けられたのではないかと、自分なりに想像しています。1sc00地図上のPorcelain Basin Overlookからの眺め。(12)(13)もう、硫黄の臭いが凄いです。続いて木道を進んでいくと、興味深い「Living Thermometer」の表示がありました。(14)(16)日本語に訳すと、「生きている温度計」です。その意味は、プールから溢れ出た温泉水の、高温度領域で生息するバクテリアによって、色が変化することから(赤褐色は50~60度、グリーンは38~50度)、逆に、色によって温泉水の温度が判別出来るという説明でした。その後、バック・ベイスンに移動しました、このベイスンは森の中に間欠泉が点在しており、ポーセライン・ベイスンとは、趣が異なっています。最初に遭遇するのはEmerald Springです。(37)(18)綺麗なエメラルド色を撮影しようとしましたが、沸騰水の蒸気で殆ど見えません。世界最大の間欠泉、Steamboat Geyser、吹き上げ高さは90m以上、ただ吹き上げが不定期で、いつになるか分からないと云われています。(現在は蒸気のみ)(20)さらに奥のCistern Spring (地下ではSteamboat Geyserと繋がっているらしく、Geyser吹き上げ後は、Cistern Springが干上がってしまうそうです)(25)蒸気の隙間から沸騰水の底が見えそうです。(21)最後の写真は、Echinus Geyserです。日本語に訳すと、ウニ間欠泉ですが、どうみてもウニには見えませんでした。ノリス・間欠泉地帯では、高温で湧き出る沸騰水と、水蒸気の凄さに圧倒されました。又水蒸気の合間から見える透き通った温泉水の、なんとも神秘的な色に感銘を受けました。ノリス・ガイザー・ベイスンを後に、次の訪問先であるマンモス・ホット・スプリングスに向っています。(43)山はともかく、道路の近くにも、未だ雪が残っていました。ルート案内に沿って道路を進むと、約40分ほどで、Liberty Capに到着します。(47)フランス革命や、アメリ独立運動でも、解放のシンボルとして用いられたLiberty Cap(自由の帽子)に、似ていることから命名された石灰の沈殿岩(英語ではトラバーチンと呼ばれており、鍾乳石の類)。高さ11mに達しているが、すでに温泉水は涸れてしまっているとの由。この地域は、火山岩で覆われた他の公園内の地域と違い、何百万年も前に堆積した石灰岩(海の底であった時代)によって、湧き出る温泉に石灰分がとけ、マンモス・ホット・スプリングスのテラスを形成したと説明されています。Riberty Cap は、マンモス・ホット・スプリングスの入り口に位置しており、傍にあったマンモステラスの案内図により、まずはPalette Springから(49)MPalleteは、絵の具のパレットの意味らしいです。(50)ここでも 「living color(生きている色)」の説明書きがありましたが、色は高温で生きているバクテリアそのものらしいです。その後、車でOverlookへ、ここの源泉の温度は最高73度とのことです。Clip 2(2)Canary Springのテラスです。 Clip 2(10)ここでも生きているバクテリアが盛んです。色は、高温側から、黄色、オレンジ、茶色、そして緑色の順に温度が低くなっているようです。(54)最後は、Upper Terrace Driveの中間地点で見た、オレンジ色のバクテリアで覆われたOrenge Spring Moundです。  次の訪問先、キャニオン・ビレッジへ向う途中、溶岩流が冷えて固まった柱状節理が、イエローストーン・リバーの対岸に、侵食によって露出していました。正に黄色い岩肌で、イエローストーンの名前の由来が理解できます。Clip 2(1)Tower-Roosevelt近くのTower Fallにも立ち寄りました。結構な落差を感じましたが、落差は40mでした。Clip 3(1)道路わきに、雪が未だ融けずに残っている標高3,000m級のMt.Washburnを越へ、Clip 3(3)グランドキャニオンを見下ろす所までやってきました。Clip 3(38)ここで、Heart of the Caldera(カルデラの中心部)の標識が出てきました。もう少し南にいくと、地下には大量のマグマが堆積しているよ、と、東側の山の尾根は巨大クレーターのリムと説明されており、大昔は高温ガスや溶岩が噴出した危険箇所。今でも、地盤が不安定で、地質学者がWashburn Hot Springs近くで火傷を負ったことがあると記されています。Clip 3(7)キャニオン・ビレッジ到着と同時に物凄いサンダーシャワーに見舞われました。イエローストーングランド・キャニオンの写真ですが、雨の為景色がぼやけています。Clip 3(25)アーティスト・ポイントから、雨上がりのLower Fallsと渓谷。Clip 3(12)滝とカラフルな渓谷面をみて、感動していたところ、観光客を引率してきた、イエローストーンの制服がよく似合うガイドから、グランドキャニオン国立公園の侵食は、コロラド川のみによるものであるが、ここイエローストーン・グランドキャニオンは、氷河、風雨など、川による侵食のみではないことを強調していました。又、大きさはグランドキャニオン国立公園の7分の1であるが、楽しさはカラフルさも含め7倍あると、面白いことを盗み聞きしました。Clip 3(26)その後、Upper Fallsへ、落差は33mです。Clip 3(15)次の訪問先、マッド・ボルケーノに向う途中で、野生のバッフォローと遭遇。Clip 3(40)Fountain Paint Potと、その周辺にある活発な泥湯です。Clip 3(19)

グランドティートンブログ

グランドティートン ~ イエローストーン国立公園(3日目)朝早く、カーボーイ・ビレッジ・リゾートを出発し、ジャクソンの街(カウボーイの街)を通り、エルクの角で作られたアーチ状のゲート(公園の四隅に設置)がある、タウン・スクエアーを横目で見ながら、街の北外れにやって来ました。page(ジャクソン街3)約20分程で、グランドティートン国立公園入り口に着きました。当日は少し雲があったものの、天気が良く、グランドティートン山脈の山頂まで見えていました。グランドティートン入り口公園入り口からは、赤いルートに沿って、北上しました。T地図)(この地図は、コロラドサウスダコタワイオミング州政府観光局・日本支局のご厚意により、掲載・使用許可を得ております)標高4,000m級の山々が目前に迫って来ますGT山脈1GT直前に最高峰グランドティートンが(4,197m)page(jenny)ジェニーレイク・ボート乗り場モラン山マウント・モラン(中央の山 3,839m)スネーク3シグナル山からスネークリバーの様相レイクロッジ9ジャクソンレイク・ロッジ前から(最高の眺め)page(ロッジより)1-vertパノラマ画像にして、山々の名前を確認コルターベイ コルターベイからの眺めコルターベイを最後に、イエローストーンに向け走りだしたのですが、89号線北上中、道路工事の為、車が渋滞し、オールド・フェイスフル間欠泉まで1時間半もかかりました。(公園南ゲートから入場)old-faithful-inn間欠泉すぐ傍のオールド・フェイスフル・イン(1904年オープンの世界最大のログキャビン)page(OLD)1ロビーから天井まで吹き抜けの5階建て、釘は1本も使用されておらず、全て自然木の組み合わせで出来ています。ここの奥にあるレストランで何とか昼食をとることが出来ました。(コルターベイを出発後、89号線周辺には1件のレストランもありません)下図のように、間欠泉のすぐ傍に、オールド・フェイスフル・インが位置しており、昼食後、熱水の吹き上げまで時間があったので、GEYSER HILLの周りを散策し、オールド・フェイスフル間欠泉に戻り、熱水の吹上を見学しました。IMG(old)今でも確かに、90分ごとに噴出が続いており、100年以上もの間、定期的に熱水を吹き上げていることから「フェイスフル(忠実な)」の名がつけられたといわれています。

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吹き上げの高さは30~55mになるそうです4~5分間の吹き上げ見学後、翌日からの見学ルートや、観光スポットの参考の為にと、日本出発前から計画していました、イエローストーン西ゲート近くにある「IMAXシアター(Yellowstone最終上映:16時30分)」へ急ぎました。しかしながら、上映画面の大きさには関心させられたものの、我々(ビジター)が期待していた、公園の情報、見所や、回り方等のアドバイスは皆無で...イエローストーンの歴史の説明から始まり、四季によって変化する景色と、生息する生き物の様子が主体の映画でした。もう、苦労して予定を組んでいただけに、ガッカリ~もっとも、その日のホテルも、わざわざ、IMAXシアターの近くに予約していました、アルパインモーテルに予定通りの宿泊でした。((6月2~3日(Salt Lake City)  6月5日(Yelloestone NP)))*1

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ソルトレイクシティーブログ

成田~ソルトレイクシティー(初日)

page(成田)

成田空港JALさくらラウンジから

SnapShot(0)機内7サンフランシスコに到着後、1時間半待ちの接続便でソルトレイクシティーへ乗り継ぎました。成田からの所要時間は13時間30分で、現地には同日2日の午後4時に到着しました。(日本との時差が16時間)空港近くのホテルにチェックイン後、夕食まで時間があったので、この町で有名なモルモン教の総本山を訪問してみました。SnapShot(1)モルモン1       ソルトレイクテンプルと呼ばれる神殿です。モルモン教の信者でも、修行を経て神殿に入る資格が認められないと、入れないといわれるほど崇高な施設のようです。ソルトレイクシティーグランドティートン国立公園(2日目)朝6時50分ホテルからスタートしました。

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グランドティートン国立公園へ15号線を北上中、ソルトレイク(塩湖)の湖水を舐めてみたいとの衝動に駆られ、予定には無かったアンテロープ島(州立公園)に立ち寄ることになりました。

SnapShot(1)アンテオ

     アンテロープ島ビジターセンター前から見た島に繋がる堤防道路まだ時間が早く、駐車場にはキャンッピングカーが1台と、白の我々のレンタカーのみ、ビジターセンターも開館前でクローズでした。

page

SnapShot(2)アンt5

船着場で湖水を味見...ウワー辛い!海水の7倍の塩分とのこと、魚は住めないようですが、唯一の生き物として小海老が生息しているようです(熱帯魚の餌になるらしい~)この後一路グランドティートン国立公園へ向け北上中

SnapShot(2) 北上2

            6月といえど山には雪が残っているのが見えます約5時間半でグランドティートン国立公園に到着しました。

SnapShot(2)シェーン

            今でも懐かしい「シェーン」の映画音楽が聞こえてきそうです早速ビジターセンターを訪れ、翌日の見所探索と、アメリカ全国立公園共通年間入場パスを購入しました。センター内に設置されていました地形模型で説明を受けた箇所を記入してみました。SnapShot(2)模型 地名入り-2これはグランドティートン国立公園を北側から見た全体像で、我々は、ジャクソンから北上してビジターセンターに来ています。

          全国立公園共通年間入場パスは2名で$80でした翌日からの見学を楽しみに、又ジャクソンに戻り、この日はカウボーイ・ビレッジ・リゾートのコテージに宿泊しました。

SnapShot(2)ヤド

page(カーボーイビレッジ)

キッチン付の為、近くのスーパーで分厚い牛肉(フィレミニオン)を買いステーキで食べました。アメリカ牛でしたが、非常に美味しかったのを覚えています。ただ、この種のコテージは各戸の給湯設備の容量が小さく、日本流にバスタブに湯をためると、途中で水が出てきて困ったことを付け加えておきます。

*1

*1:思い出に残る車の旅(北アメリカ編) | 月4日(Grand Teton NP)

北アメリカ

書棚を整理していましたら、少し変色した白い紙切れが出てきました。良く見てみますと、ラスベガスマッカラン国際空港でもらったハーツレンタカーのレシートでした。そう思い出します、今から5年前に車で旅行した北アメリカ中西部のものでした。赤い枠で囲みましたように、 LAS VEGAS-MCCARRAN AP(レンタカーの返却地)  RENTED:SALT LAKE CITY INT’L A/P  (レンタカーの出発地) MILES IN:34010  TR-X MILES MILES OUT:  30393  MILES ALLOWED MILES DRIVEN:    3617  MILES CHARGEDMILES DRIVEN(走行距離)3617マイルと記録されていました。マイルをキロメートルに換算しますと5,787Km、これは東京~大阪5往復の距離に相当するドライブでした。レンタカーは白色のSUV(フォードエクスプローラー)、NEVERLOST(カーナビ)付を借りました。レンタカー旅行のルートは、下の北アメリカ大陸地図に示しましたように、成田からサンフランシスコ経由ソルトレークシティーまでは飛行機で、ソルトレークシティーからは赤線のルートに沿って、長距離ドライブのスタートを切りました。x-map-USA(ルート後)最初の訪問先はソルトレークシティーから約650Km北にある国立公園の中でも最も美しいと言われているグランドティートン国立公園と、世界で最初の国立公園に制定されたイエローストーン国立公園を4日間かけて訪問しました。(ルート地図分割1)その後、ワイオミング州をほぼ横断し、東へ800Km、デビルスタワーと呼ばれる岩山(未知との遭遇撮影現場)、さらに東へ250Km、サウスダコタ州に入り、4人の歴代アメリカ大統領の顔を岩山に彫刻したマウントラッシュモアー、その南西25Kmにあるクレージホースの巨大彫刻見学後、サウスダコタ州からコロラド州デンバーまで550Km南下しました。(ルート地図分割2)デンバーで一泊後、翌朝、標高4,300mのマウントエバンス山頂へ車で登頂し、ユタ州のモアブまで西へ650Km移動、ここからグランドキャニオンの周りに位置するアーチーズを始め、モニュメントバレー、グレンキャニオン、ザイオンブライスキャニオンなど、グランドサークルと呼ばれる国立公園の宝庫を訪問し、グランドキャニオン国立公園からフーバーダムを経由してラスベガスに入りました。以下は、詳しい当時の予定表です。尚、イエローストーン、グランドキャニオンのホテルは約一年前から予約しました。_0001それでは、次ページ以降に初日よりの状況を順次綴っていきたいと思います。*1

*1: 6月2~3日(Salt Lake City

宿泊先一覧表

https://cdn.user.blog.st-hatena.com/default_entry_og_image/152632706/1632364303709937

 

2014年から現在までの宿泊先を都道府県、温泉地別に下の一覧表にまとめ,

右端の欄に再訪問意向として、是非また行きたいに、機会があれば行きたいにをつけました。
尚、赤字は源泉かけ流し半露店風呂付客室に宿泊。  
       
都道府県 温泉地名 宿泊先 再訪問意向
      (含満足度)
北海道 層雲峡温泉  [朝陽亭]   
  岳温泉  [万世閣ホテルベアモンテ]  
     [元湯 湧駒荘]日本秘湯を守る会
  支笏湖温泉  [第一寶亭留 翠山亭]  
       
青森県 下風呂温泉 [ホテル三浦屋]  
  浅虫温泉 [椿館]  
  荒川温泉 [八甲田ホテル]
  蔦温泉 [蔦温泉旅館]
       
秋田県 御所掛温泉 [旅館部]  
  男鹿温泉  [元湯・雄山閣]  
  乳頭温泉 [妙の湯]
  田沢湖高原温泉 [ホテルグランド天空]  
  水沢温泉郷 [駒ヶ岳温泉]  
  岩倉温泉 [旅館 岩倉]日本秘湯を守る会  
  大湯温泉 [阿部旅館]日本秘湯を守る会  
  須川温泉 [栗駒山荘]‐3
    [栗駒山荘]‐2 但し夏以外
    [栗駒山荘]‐1  
  秋ノ宮温泉 [鷹の湯温泉]日本秘湯を守る会  
       
岩手県 松川温泉 [峡雲荘]日本秘湯を守る会
  つなぎ温泉 [湯守・ホテル大観]  
  鶯宿温泉 [長栄館]  
    [ホテル加賀助]  
  鉛温泉 [藤三旅館・別邸 十三月]
  山の神温泉 [優香苑]  
  志戸平温泉 [遊泉志だて]  
  大沢温泉 [山水閣]  
  湯川温泉 [四季彩の宿 ふる里]  
       
山形県 瀬見温泉 [観松館]  
  赤倉温泉 [三之亟]日本秘湯を守る会  
  湯田川温泉 [九兵衛旅館]
  肘折温泉 [丸屋]‐2日本秘湯を守る会
    [丸屋]‐1  
  天童温泉 [湯の香 松の湯]
  蔵王温泉

[蔵王四季のホテル]

[わかまつや] 

 
    [蔵王国際ホテル]
  赤湯温泉 [森の湯]  
    [御殿守]  
  小野川温泉 [河鹿荘]  
       
       
宮城県 鳴子温泉 [吟の庄]  
    [鳴子ホテル]  
  中山平温泉 [うなぎ湯・琢琇]日本秘湯を守る会  
  作並温泉 [一の坊]  
  青根温泉 [元湯 不忘閣]日本秘湯を守る会
  遠刈田温泉 [オーベルジュ 別邸 山風木]
    [竹泉荘 Mt. Zao Onsen Resort&Spa]  
    [まほろぼ]
    [ゆと森倶楽部]  
  鎌先温泉 [時音の湯主一條]  
       
新潟県 瀬浪温泉 [吉田や]  
  鷹ノ巣温泉 [四季の郷 喜久屋]  
  角神温泉 [ホテル角神]  
  月岡温泉 [白玉の湯・華鳳]  
  岩室温泉 [富士屋]  
  麒麟山温泉 [絵描きの宿・福泉]
  松之山温泉 [ひなの宿ちとせ]  
  大湯温泉 [源泉湯の宿 かいり]  
  六日町温泉 [越路荘]  
    [龍言]  
  越後湯沢温泉 [御湯宿 中屋]  
  妙高高原 赤倉温泉 [赤倉観光ホテル]
    [赤倉観光ホテル]  
    [お宿ふるさと]  
  奥湯沢温泉 [貝掛温泉]日本秘湯を守る会  
       
福島県 高湯温泉 [安達屋旅館]  
  土湯温泉 [はるみや旅館]
  新野地温泉 [相模屋旅館]日本秘湯を守る会  
    [星野リゾート・裏磐梯ホテル]  
  中ノ沢温泉 [万葉亭]日本秘湯を守る会
  岳温泉 [空のリゾート]
  表磐梯温泉 [静楓亭]
  磐梯熱海温泉 [オーベルジュ 鈴鐘]
  芦ノ牧温泉 [仙峡閣]日本秘湯を守る会  
    [籐龍館]
  二股温泉  [大丸あすなろ荘]日本秘湯を守る会  
  甲子温泉 [大黒屋]日本秘湯を守る会
  桧枝岐温泉 [ひのえまた]日本秘湯を守る会  
       
富山県 小川温泉 [ホテルおがわ]  
    [磯波風]  
       
群馬県 宝川温泉 [汪泉閣]  
  谷川温泉 [別邸 仙寿庵]
  法師温泉  [長寿館]日本秘湯を守る会  
  四万温泉 [積善館 佳松亭]  
  たんげ温泉 [美郷館]日本秘湯を守る会  
  花敷温泉 [花敷の宿]
  沢渡温泉 [まるほん旅館]日本秘湯を守る会  
  草津温泉 [望雲]  
  伊香保温泉 [千明仁泉亭]
       
       
長野県 野沢温泉 [旅館さかや]  
  小谷温泉 [雨飾荘]  
  上林温泉 [湯宿 せきや]
  志賀山温泉 [渓谷の湯]
  白馬八方温泉 [白馬東急ホテル]
  白馬みずばしょう温泉 [ホテルシェラリゾート白馬]
  七味温泉 [溪山亭]  
  葛温泉 [温宿かじか  
  別所温泉

[玉屋旅館]

[上松屋旅館】

 
  飯田城温泉 [三宜亭本館]  
       
山梨県 石和温泉 [旅館 深雪温泉]
       
静岡県 御殿場東田中温泉 [マースガーデンウッド御殿場]   
  南熱海網代山温泉 [竹林庵 みずの]
  伊東温泉 [川奈ホテル]
  土肥温泉 [牧水荘 土肥館]  
    [湯の花亭]
  観音温泉 [ピグマリオン]
       
       
岐阜県 高峰温泉 [ランプの宿]日本秘湯を守る会  
  新穂高温泉 [野の花山荘]日本秘湯を守る会  
  福地温泉 [長座]
    [かつら木の郷]‐2
    [かつら木の郷]‐1  
    [元湯 孫九郎]
    [山里のいおり・草円]
  平湯温泉 [匠の宿・深山桜庵]  
  湯屋温泉 [泉岳館]  
       
       
福井県 虹岳島温泉  [虹岳島荘]日本秘湯を守る会  
       
京都府 京丹後温泉 [京・Tango Resort はなれ空遥]
       
兵庫県 有馬温泉 [月光園 鴻朧館]  
       
奈良県 上湯温泉 [神湯荘]日本秘湯を守る会  
       
和歌山県 竜神温泉 [萬屋旅館]  
  川湯温泉 [富士屋]日本秘湯を守る会  
  南紀白浜温泉 [海舟]  
       
鳥取県 岩井温泉 [岩井屋]‐3日本秘湯を守る会
    [岩井屋]‐2  
    [岩井屋]‐1   
       
島根県 玉造温泉 [佳翠苑 皆実]  
    [長楽園]  
  海潮温泉 [海潮荘]日本秘湯を守る会  
  温泉津温泉 [のがわや旅館]  
       
山口県 はぎ温泉 [萩小町]  
  下関つくの温泉 [西長門リゾート]
  長門湯本温泉 [大谷山荘]  
       
九州      
長崎県 ハウステンボス温泉 [ホテルオークラ・ハウステンボス]  
  雲仙温泉 [宮崎旅館]
    [民芸モダンの宿・福田屋]  
  小浜温泉 [伊勢屋旅館]  
  下田温泉 [泉屋旅館]  
       
鹿児島県 まんてん温泉 [シーサイドホテル屋久島]  
  屋久島温泉 [JRホテル屋久島]‐2
    [JRホテル屋久島]‐1  
       
     



飯田城温泉 天空の城

2日目の今日は、雨の予報に反し、嬉しい事に少し青空が見えています。
玉屋1
部屋の窓からは、満開の桜が見えます(上田城跡公園と標高の差なのでしょうか?)。
しかも昨日、軽井沢方面から来られた宿泊客の情報で、小諸懐古園の桜が満開だったとの情報を耳にしていたので、雨の降らないうちにと、朝食後早々にチェックアウト。
フロントで小諸までのルートを問合わせたところ、道路沿いに大きなシダレザクラが見られる笠取峠経由のルートと、桜とは関係ないのですが、近くの安楽寺にある珍しい国宝「八角三重塔」への立ち寄りのアドバイスを受け、8時30分玉屋旅館を出発。
小諸1
小諸までのドライブ・ルートマップ(青の破線
まずは安楽寺へ、本堂から山道風の階段を5分ほど登って行くと、山の中に国宝の八角三重塔がそびえ立っており、
IMG_0001
 三重
安楽寺は長野県で最古の禅寺で、我が国 
唯一の八角三重塔と説明されています。
雨が降ってきたので足早で車に戻り小諸へ、
笠取峠付近のシダレザクラが見事に満開でした。
シダレ1
シダレ2
シダレ5
丁度11時小諸城懐古園に到着。
懐古園1
ここ懐古園には動物園や遊園地もあるようですが...
入口
とりあえず奥に進むと、「仙石秀久が築いた穴城」とありました。急な訪問でガイドが頼めなかった為、後で調べてみますと穴城と称される由縁は、城下町より城の奥に向かうに従い、標高が下がるという珍しい構造の為で、浅間山の火山灰で出来ている谷と丘を利用して造られ、水を用いず崩れやすい断崖が堅固な要塞となっているらしいです。
関ヶ原の戦い」では徳川軍がここ小諸城に入り、西軍・真田昌幸上田城攻めに使われたとされています。
ただ、当時の建造物で残っているのは城内の石垣と、懐古園の入り口の三の門のみ。

入園料500円/人を払って中に入ると、「本丸を経て馬場」への案内版があり、
案内板
その方向へ進むと本丸跡に懐古神社が!
神社
 
神社横の石段を下りると馬場へつながっており、満開の桜が見事に咲き誇っていました。
桜3
桜4
桜2
桜5
幸いなことに少し薄日が差す天気で、色の違う桜の花がそれぞれ満開で感動。
1時間程の滞在を終え、今回旅行の当初の主目的地、高遠城址公園
飯田1
約2時間のドライブで高遠に到着しましたが、嫌な予感が当たり、桜の花は殆ど散り終わり雨も激しくなってきた為、やむなく素通りし今日のお宿、飯田城温泉 天空の城 三宜亭本館に直行することに。
玄関
三宜亭本館玄関 
フロント
ロビー
フロント&ロビー
案内された部屋は眺望の良い3階の角部屋で、天気が良ければ南アルプスの山々を望めるのですが、残念ながら今日はあいにく雨のため全く見えません。
部屋1
さらにチェックイン時、団体客のバスが到着していた為、早々に浴場へ。下の写真は室内のパンフレットに載っていたもので、浴場は男性用と女性用が同じ形でフロアー別となっており、眺めの良い天空温泉へ、団体客を出し抜いたつもりだったのですが...
hu_img1_09
温泉
浴場に着いてみると、脱衣場はまるで公衆浴場の様相で、ホテルの浴衣を着てるのは自分が1人ぐらいで、外部からの入浴客でいっぱい。
IMG_1285
温泉入口の扉の写真ですが、「髪染め禁止」と注意書きがあったのには唖然。
深層1,300mより湧出する飯田城温泉は、源泉温度39度、Ph9.87の無色透明・強アルカリ性で、大浴場は、掛け流し式と濾過循環式を併用した「放流循環併用式」を採用しているとのこと。ただ、強アルカリ性の割にヌルヌル感は殆どありませんでした。
また、併設の露天風呂は、非常に狭く3~4人も入れば満杯になるぐらいですが、天気が良ければアルプスの山々が眺められて、温泉の印象がさらに良くなったかもしれません...

食事の方ですが、夕食は団体客とは別の半個室のお食事処で、朝食は、大会場で、どちらもあまり特徴がない一般的な内容。
21日の朝食後、飯田ICより、中央道、名神高速を経て、約4時間のドライブで自宅に戻りました。(今回の全走行距離は、1,006Km) 

別所温泉 玉屋旅館

この4月に、全国でも有数の桜の名所高遠城址公園の3千本桜」のお花見を計画しましたが、高遠の宿泊先はどこも満員の為、近くの温泉宿、別所温泉(1泊目)と、飯田城温泉(2泊目)②に宿泊し、往きと復りのどちらかのチャンスに高遠へ立ち寄ることが出来ればと思い、4月19日~21日、2泊3日のドライブ旅行となりました。

ところが、今年は桜の開花が意外に早く、高遠の桜は13日に満開を迎えたようで、出発の19日は散り終わりのいやな予感があり...、しかも今日は、朝から雨のため、高遠への立ち寄りを諦め、西宮ICから名神高速、中央道を経て、岡谷ICより国道142号線(下図)で、高遠よりもさらに北に位置する上田城跡公園(上田城千本さくら祭り最終日)に直行。

上田6
西宮ICより、約5時間半で到着。事前予約の城跡コースガイド白井さんの配慮で、直近の観光駐車場に車を置くことができ、下の写真の地点からスタートです。
上田城
上田城4
上田城跡公園図
上図ガイドコースに沿ってけやき並木を進んでいきます。
けやき1
けやき2
元々ここはお堀の底。一時期は電車が走っていたようで、二の丸橋トンネルの手前右に見えるのが駅跡、さくらの花(右手)もまだ少しは残っています。
二の丸橋を渡り城跡公園に入ります。
二の丸橋
案内図
城跡公園案内図の前で、以下の説明を受けました。
上田城は、1583(天正11)年、真田幸村の父昌幸が築城し、2度にわたる徳川の大軍を退けた城として知られている。左の上田城付近絵図に、二重の堀が巡らされていた様うに描かれているが、これらは湿地帯であったとのこと。
幸村という名前は本人の死後に付けられた名前で、当時は信繁と呼ばれており、父親の昌幸と 
長男の信之を合わせ3人の知恵者と言われていたようです。
ただ、関ヶ原の合戦で、石田方についた父昌幸と次男の信繁、徳川方についた長男信之と別れて戦うこととなったが、石田方の敗北に終わり、昌幸と信繁は、高野山和歌山県)に幽閉されることになったようです。その後も信繁の活躍は続くそうですが...その後の話は、来年のNHK大河ドラマを楽しみにという事に!

東虎口櫓門前にやって来ました、
門2
南櫓と東虎口櫓門(昭和17~18年に復元)
肝心の北櫓前のシダレザクラですが残念ながら、ほぼ散り終わり、
シダレ
今年は満開時期が4月6日だったそうで、去年に比べ一週間ほど早かったようです。
門を入ると正面が真田神社、境内には既に散ったさくらの花びらでいっぱい。
真田神社
神社の横に、大阪夏の陣で真田軍ががぶったとされる、巨大な六文銭赤備え兜が!
20150419144135(1)
神社の裏手には、御殿から千曲川や山の方へ、逃げる抜け道に使われていたとされる井戸。
井戸
ここから階段を上がって西櫓へ、
西櫓
西櫓
元々、城内に櫓は7棟存在していたようですが、6棟は民間に払い下げられたそうで、西櫓1棟のみが、江戸時代初期に建てられたままの城郭建築で、大変貴重な建物だそうです。
また、この場所が一番の高台となっており、ここから本丸跡やお掘り付近のサクラに、まだ少し花が残っている状況が見られました。
サクラ3
サクラ4
ここからスタート地点に戻り、約1時間のガイドが終了。

時刻も15時を過ぎたので、今日のお宿、別所温泉 玉屋旅館へ、約20分のドライブで到着。
玉屋
玉屋旅館玄関
フロント
フロント&ロビー
案内された部屋は、眺望の良い4階和室10畳。
部屋1
20150419160152(1)
2015年3月リニューアルされているので非常に綺麗です。
早速浴衣に着替え風呂場へ、ここには淡雪及び明月の2つの浴場があり、午後8で男女入れ替え制となっています。
IMG_1263
torumarin
淡雪の内湯と露天風呂
IMG_1273
IMG_1275
明月の内湯と露天風呂
いずれも加水なし、源泉かけ流しの、低張性弱アルカリ性低温泉(別名:単純弱放射能温泉)で、源泉温度は50.9度、Ph? 少しとろりとした単純硫黄温泉と説明あり。確かに、硫黄の匂いがする快適な温泉で、当日と翌朝3回の入浴をしてしまいました。
食事は、個室の食事処で、豪華な夕食並びに朝食を頂き満足でした。 

鳴子温泉郷 中山平温泉

3日目の朝を迎えました。今日の予定は②から③地点の鳴子温泉郷へ移動します。

移動距離は、
松島の瑞巌寺へ立ち寄りを含め約135kmとなります。
熟年夫婦温泉旅行ルート3
11時、一の坊をチェックアウトし瑞巌寺に。
瑞巌寺
瑞巌寺入口に立ち、9年前の訪問時に比べ、左側の杉並木がバッサリなくなっており、又右の杉並木には枯葉が目立つのが非常に気になりました。
後で分かったのですが、3.11の津波で海水が侵入、入口付近で1.5mの高さとなったようで、杉並木も海水に浸かり、立ち枯れた杉の木が全て伐採されたようです。
地点
入口から150~200m程進んだところに、3.11津波到達地点の立札があり、ここまで海水が侵入した模様です。ただ、この地点から奥の瑞巌寺茶店には海水の直接的な被害はなかったとのこと。
地点奥
9年前と変わりない懐かしい茶店で遅い昼食をとり、
地点奥2
14時30分、鳴子温泉郷へ向け出発。
16時丁度に今日のお宿、鳴子温泉郷 中山平温泉 うなぎ湯、琢琇に到着。入口は雪で覆われ琢琇の字が半分隠れています。
入口
琢琇入口
玄関
琢琇玄関(「日本秘湯を守る会」の提灯が見えます)
cats5
フロント&ロビー
チェックイン後、うなぎ湯めぐり(6つの風呂場)の説明を受け、予約済みの部屋(元禄)に案内されました。
温泉
めぐり
元禄の部屋と風呂場の位置
元禄5
元禄1
新館?10畳(元禄)とその説明文
 
翌朝のチェックアウトまで、全ての風呂場に入浴してみましたが、いずれも源泉かけ流し、源泉温度は100度、pH9前後(強アルカリ性)の初めて体験する珍しいヌルヌルの湯(うなぎ湯とはよく言ったもの)ですが、6つの風呂場のお湯の違いは感じられませんでした。長生の湯では待望の雪見露天風呂を満喫。
IMG_1237
長生の湯(混浴露天風呂)
食事の方ですが、夕食は個室の食事処で、食べきれないほどのボリュームと、落ち着いた雰囲気に満足。
1月16日朝10時30分にチェックアウトを済ませ、仙台空港に戻り、今回の全走行距離は435kmとなりました。

尚、以下はうなぎ湯の特徴、効能などが掲示されていましたので 紹介させて頂きます。
源泉
成分

飯田城温泉 天空の城 三宜亭本館

2日目の今日は、雨の予報に反し、嬉しい事に少し青空が見えています。
玉屋1
部屋の窓からは、満開の桜が見えます(上田城跡公園と標高の差なのでしょうか?)。
しかも昨日、軽井沢方面から来られた宿泊客の情報で、小諸懐古園の桜が満開だったとの情報を耳にしていたので、雨の降らないうちにと、朝食後早々にチェックアウト。
フロントで小諸までのルートを問合わせたところ、道路沿いに大きなシダレザクラが見られる笠取峠経由のルートと、桜とは関係ないのですが、近くの安楽寺にある珍しい国宝「八角三重塔」への立ち寄りのアドバイスを受け、8時30分玉屋旅館を出発。
小諸1
小諸までのドライブ・ルートマップ(青の破線
まずは安楽寺へ、本堂から山道風の階段を5分ほど登って行くと、山の中に国宝の八角三重塔がそびえ立っており、
IMG_0001
 三重
安楽寺は長野県で最古の禅寺で、我が国 
唯一の八角三重塔と説明されています。
雨が降ってきたので足早で車に戻り小諸へ、
笠取峠付近のシダレザクラが見事に満開でした。
シダレ1
シダレ2
シダレ5
丁度11時小諸城懐古園に到着。
懐古園1
ここ懐古園には動物園や遊園地もあるようですが...
入口
とりあえず奥に進むと、「仙石秀久が築いた穴城」とありました。急な訪問でガイドが頼めなかった為、後で調べてみますと穴城と称される由縁は、城下町より城の奥に向かうに従い、標高が下がるという珍しい構造の為で、浅間山の火山灰で出来ている谷と丘を利用して造られ、水を用いず崩れやすい断崖が堅固な要塞となっているらしいです。
関ヶ原の戦い」では徳川軍がここ小諸城に入り、西軍・真田昌幸上田城攻めに使われたとされています。
ただ、当時の建造物で残っているのは城内の石垣と、懐古園の入り口の三の門のみ。

入園料500円/人を払って中に入ると、「本丸を経て馬場」への案内版があり、
案内板
その方向へ進むと本丸跡に懐古神社が!
神社
 
神社横の石段を下りると馬場へつながっており、満開の桜が見事に咲き誇っていました。
桜3
桜4
桜2
桜5
幸いなことに少し薄日が差す天気で、色の違う桜の花がそれぞれ満開で感動。
1時間程の滞在を終え、今回旅行の当初の主目的地、高遠城址公園
飯田1
約2時間のドライブで高遠に到着しましたが、嫌な予感が当たり、桜の花は殆ど散り終わり雨も激しくなってきた為、やむなく素通りし今日のお宿、飯田城温泉 天空の城 三宜亭本館に直行することに。
玄関
三宜亭本館玄関 
フロント
ロビー
フロント&ロビー
案内された部屋は眺望の良い3階の角部屋で、天気が良ければ南アルプスの山々を望めるのですが、残念ながら今日はあいにく雨のため全く見えません。
部屋1
さらにチェックイン時、団体客のバスが到着していた為、早々に浴場へ。下の写真は室内のパンフレットに載っていたもので、浴場は男性用と女性用が同じ形でフロアー別となっており、眺めの良い天空温泉へ、団体客を出し抜いたつもりだったのですが...
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温泉
浴場に着いてみると、脱衣場はまるで公衆浴場の様相で、ホテルの浴衣を着てるのは自分が1人ぐらいで、外部からの入浴客でいっぱい。
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温泉入口の扉の写真ですが、「髪染め禁止」と注意書きがあったのには唖然。
深層1,300mより湧出する飯田城温泉は、源泉温度39度、Ph9.87の無色透明・強アルカリ性で、大浴場は、掛け流し式と濾過循環式を併用した「放流循環併用式」を採用しているとのこと。ただ、強アルカリ性の割にヌルヌル感は殆どありませんでした。
また、併設の露天風呂は、非常に狭く3~4人も入れば満杯になるぐらいですが、天気が良ければアルプスの山々が眺められて、温泉の印象がさらに良くなったかもしれません...

食事の方ですが、夕食は団体客とは別の半個室のお食事処で、朝食は、大会場で、どちらもあまり特徴がない一般的な内容。
21日の朝食後、飯田ICより、中央道、名神高速を経て、約4時間のドライブで自宅に戻りました。(今回の全走行距離は、1,006Km)