熟年夫婦の温泉旅日記

源泉掛け流しを求めて…。熟年夫婦が全国の温泉を旅して歩いた記憶を辿ります。本ブログ記事には広告が掲載されておりますがご了承下さいな。

湯野上温泉 籐龍館に宿泊【ブログ】。白虎隊自刃の場「飯盛山」は凍ってつるつる。喜多方ラーメン「とらぞう」さんのゴム長靴ご提供に感謝。あとは 会津武家屋敷見学。

 3日目の今日は、②~③地点(藤龍館-湯野上温泉猪苗代湖会津若松を経由して約70kmのドライブです。
static(新潟ー会津工程カット))
朝、目を覚ますと一面雪景色です。
pageホテル玄関前の雪景色
20140129094045(2)雪かぶり車
車にも積雪です
10時にホテルをチェックアウトし、興味本位で冬の五色沼見学に駐車場までいったのですが、雪が深く、スノーシューなしには、とても歩ける状態ではなく、諦めて115号線から一般道49号線に入り、猪苗代湖北岸を会津に向け、のんびりドライブです。49号線をしばらく走ると、白鳥が渡来している場所に遭遇。ここは長浜という地名のとこらしいです。すぐ近くに遊覧船の発着場もあり、冬季間も運行中とのことで、乗船券を買いに行ったのですが、今日はたまたま波が高く、残念ながら欠航。
白鳥
20140129105634(1)遊覧船
遊覧船-長浜営業所
長浜を後にして、今日予定していた白虎隊自刃の場、飯盛山へ。飯盛山参道入り口駐車場「とらぞう」の看板を見つけ、車を駐車。その後、「とらぞう」でゴム長靴と杖代わりの傘を借りて、山登りに出発。参道には雪が固まり、つるつるの状態で、滑って転ぶ人もおり、ゆっくりと用心しながら、約30分もかかって到着。
20140129115709(1)
20140129115643(1)
白虎隊のお墓
20140129120445(1)
白虎隊自刃の場
20140129120652(1)鶴ヶ城
自刃の場から鶴ヶ城の眺め
下りはさらに滑りやすくなる為、転ばないよう細心の注意を払って「とらぞう」に戻り、ゴム長靴と傘を返却。足の先から体が冷え切り、暖かい喜多方ラーメンを頂き生き返りました。(尚、ラーメン代は300円/人、で借用の長靴他、駐車代は無料-「とらぞう」さんに感謝です)
その後は会津武家屋敷を見学し、今日のお宿、籐龍館(じゃらん口コミ総合評価:4.6)に。
籐龍館玄関、ロビー
チェックイン後、204号室(佳風)に案内され、床の間のある部屋(8畳)と、コタツのある部屋(8畳)の2つに分けられた、余裕の広さと、源泉かけ流しの内風呂に大満足。
部屋にコタツは有難い
20140129160919(1)うち風呂
内風呂(源泉かけ流し)
初めて湯野上温泉籐龍館に来ましたが、築20年とは思えないほどの綺麗さで、広い廊下、部屋、温泉、食事とも大満足。おそらく今まで宿泊した温泉宿の中で、コストパフォーマンスを考慮したら最高だと思います。ただ、最後に一つ申し添えると、内湯と露天風呂が離れていること。それと露天風呂が浅く、湯の温度が低いことが気になりました。源泉温度は57度とのことでした。
 
 

京丹後温泉(山陰)はなれ空遥 お湯は無色透明ですが、ヌルヌルというかトロトロのお湯、 中山平温泉 琢琇のうなぎ湯(強アルカリ性)を思い出すほどで、関西では珍しい泉質の温泉です。 温泉分析表によると源泉名は京丹後温泉、源泉温度36.2℃、Ph9.41、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)と書かれており、温度の低い源泉はここで加温され間隔を置いてかけ流しされているようです。

4日目、岩井温泉から約3時間のドライブで伊根の舟屋に来ています。 
伊根漁港ー鮨
丁度昼食時間となり、海の真ん前の鮨調理「海神」(上図)に入店。
伊根漁港-9伊根漁港-7-1
寿司御前を注文し、席に座ると左右に舟屋と、左の海に数か所の生け簀?が見られます。
伊根漁港-17
昼食を終え海岸に出ると、舟屋めぐり遊覧船が接岸しており、乗船してみることに。
伊根漁港-3伊根漁港-15
30分の遊覧にスタート、伊根湾の周囲5㎞に渡って約230棟の舟屋を海側から見学、ただ現在は伊根の寒ブリが有名となっており、日本三大ブリ漁場のひとつに数えられ、特に伊根の寒ブリ(養殖)は、富山県氷見の寒ブリと並ぶ最高級のブリの漁場と説明あり。昼食時の「海神」から見た生け簀は全てブリの養殖用で、一方、舟屋は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、ほぼ観光用建物と化しており、養殖で豊かな舟屋の人々は、裏の道路沿いに立派な住居を建てて暮らしていることを知らされました。
伊根漁港-14
伊根漁港-13
伊根漁港-12
伊根の舟屋から今日のお宿 ④泊目 京・Tango Resort はなれ空遥(そらはるか)へ、国道178号線で間人ガニで有名な海岸を約1時間のドライブで、
温泉津温泉地図ー3ー3112
丁度15時、2階建ての建物(全部で4室)、はなれ空遥に到着。
はなれ空遥ー3
はなれ空遥ー1
坂を上がって、建物裏の駐車場に車を駐め、
空遥ー5
空遥ー3
入口から、フロント前を通り食堂へ
空遥ー13
チェックインはウエルカムドリンクとともに、オーシャンビューの食堂(テーブル4卓のみ)で済ませ、
空遥ー9
空遥ー14
階段を上がって、2階の奥201号室(天)へ案内されます。
空遥ー15
空遥ー16
空遥ー19
入室すると、右側に和リビングとツインベッドの部屋、左側はクローゼットとトイレが設置されています(右の間取図御参照ください)。
空遥ー21-1空遥ー20ー2
オーシャンビューの和リビングには大型TV、大きなソファーと椅子が置かれ居心地良さそう。外側の専用テラスを含め60㎡の広さがあり、源泉かけ流しの半露天風呂も完備。
空遥ー22
空遥ー24空遥ー25
空遥ー27
和リビングには高い天井からペンダントライトが吊り下げれており、その奥にセミダブルの高級シモンズベット2台が置かれています。
空遥ー38
空遥ー23
     ベッドルーム右の出入り口からトイレへ行けるようになっています。
空遥ー52-1
風呂場へは洗面所を経由して、ここで脱衣後入浴。
空遥ー54
空遥ー35
風呂場の窓は完全に開放することも可能で、海を眺めながらほぼ露天風呂の雰囲気で入浴できます。
空遥ー56
お湯は無色透明ですが、ヌルヌルというかトロトロのお湯、 中山平温泉 琢琇のうなぎ湯(強アルカリ性)を思い出すほどで、関西では珍しい泉質の温泉です。
温泉分析表によると源泉名は京丹後温泉、源泉温度36.2℃、Ph9.41、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)と書かれており、温度の低い源泉はここで加温され間隔を置いてかけ流しされているようです。
ところで、到着時から気になっていた入口に停められたトラックの存在ですが、近くで出る温泉を運ぶトラックなのでしょう?(ここの温泉は自家源泉ではないこと確認済み)。

夕食は18時に予約済みの1階食堂へ、テーブルにはすでに御品書きと前菜、造里が並べらえています。以下出てきた順番に料理の写真を掲載しています。
空遥ー31
空遥ー42

空遥ー34
前菜
空遥ー33
造里 地魚盛合せ
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椀物 ハタハタ小鍋仕立
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焼物 のど黒塩焼
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天ぷら(サービス品)
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強肴 但馬牛フィレステーキ
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食事 筍御飯、赤だし
空遥ー40
水物
味付けもよく、多すぎず少なすぎず、丁度適量の夕食に大満足。

朝食も夕食と同じテーブルで、
空遥ー50
空遥ー51
たっぷりなサラダをはじめ、いっぱい並べられています。
空遥ー46-1
席に着くと、御飯とみそ汁が、次に数種類の干物から選択可能な、魚の焼物にカレイをチョイス、そして最後に運ばれてきた、出来立てアツアツの出汁巻き卵、これが絶品の味で朝食にも大満足。
 
1日4組限定の小さな旅館に一抹の不安もありましたが、部屋は広く、装備も整っており居心地良く、別荘に滞在している感覚になります。温泉の方も、最初少しぬるめであった温泉温度を1℃上げてもらうよう依頼し、トロトロの温泉で芯から温まるせいか、上がると汗がとめどとなく出てくるため、備え付けのバスローブをずっと着用し続けしました。
食事の方は前述のとおり、夕朝食とも大満足、間人ガニの極寒のシーズンに、GoToトラベルの復活を期待してまた訪れたいところです。
はなれ「空遥」を11時にチェックアウトし、京丹後大宮ICから山陰近畿道、京都縦貫自走車道、舞鶴若狭自動車道を経由し、3時間弱で無事自宅(5日間全走行距離1,035㎞)に戻りました。
 

南熱海網代山温泉(東海)竹林庵みずの 入浴すると、お湯が肌に染みるような独特の感触があり、舐めてみると、海水より辛いのではと思うほど無茶苦茶塩辛い。体の芯まで温まるためか、入浴後は汗が引くのに相当な時間がかかります。 温泉分析表によると、源泉は網代16,17号の混合泉、源泉温度63.1℃ Ph8.2、泉質はカルシウム・ナトリウムー塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)、ナトリウムイオン 2633、塩化物イオン 8236㎎/㎏と書かれています。  尚、湯船に腰を掛けると太平洋を一望。

伊豆奥下田に飲泉可能な、自家源泉かけ流しの秘湯観音温泉の情報を知り、訪問の機会をうかがっていたのですが、6月中旬に東伊豆と西伊豆のお宿が、前後の日程で予約出来た為、3泊4日の旅を計画。 自宅より下図の青いドライブルートに沿って巡りました。
①泊目は東伊豆、南熱海網代山温泉「竹林庵みずの」、②泊目に伊豆奥下田 飲泉「観音温泉」、そして③泊目、西伊豆、土肥温泉「牧水荘土肥館」に宿泊。
伊豆半島めぐりー1ー2
西宮ICから名神、新東名及び伊豆縦貫自動車道と高速を乗り継ぎ、大場・函南ICから国道135号線伊豆半島網代の海岸に(所要時間約7時間)、
みずのー7
今日のお宿「竹林庵みずの」は山の上にあり、網代山方向に急な坂を上っていきます。
みずのー8
みずのー10
みずのー9
坂を上り切ったところに「みずの」の案内版があり、矢印の方向へ右に曲がると3階建ての建物?が現れ、
みずのー11
一気に坂を上がり建物の下で、待ち構えていた宿のスタッフに、予約の名前を告げ荷物を下ろしスタッフの誘導で、駐車場の一番奥に車を駐め入口へ向かいます。
みずのー12
建物の下を潜ってきたところに「みずの」と書かれた門構えと、その奥に玄関に通じる階段があり、
みずのー20
階段を上がりつめたところの玄関前で、女将の出迎えを受けます。
みずのー31
みずのー5
中に入ると右手にフロント、奥がロビー、1枚板の大きな机に木製の椅子、すべてが民芸調に統一されているようです。
みずのー6
みずのー23
みずのー24
みずのー63
窓からは相模湾が一望できますが、ただ寛ぐようなロビーの雰囲気ではなく、すぐに予約の部屋「漁火」へ、床は全て畳敷きでスリッパは無し。
ロビーから部屋に向かう通路に、全館案内図があり、これによると本館が11室、別邸に3室の全部で14室(全室がオーシャンビュー)であることが分かります。
みずのー62-1
部屋までの経路は上図の赤い破線で示すように、「漁火」はロビーの隣に位置する部屋で、
みずのー32
部屋に入ると、正面に冷蔵庫、湯沸ポット、湯吞セットなどが置かれ、
 みずのー63-3みずのー35
左の襖を開けると、15畳の和室(食卓風の机と椅子が配置)、3畳の小部屋そして窓の外に檜の露天風呂。
みずのー33
みずのー36みずのー34
小部屋には簡単な木製の椅子とテーブル、フットマッサージャー?と鏡台が置かれています。
みずのー40
そして、この高台の窓から太平洋を見下ろせる眺望が抜群、今日は天気が良く、左に初島、右の遠くに大島が...。
みずのー43
ウエルカム・ドリンクを飲みながら、部屋でチェックイン手続きを終え、
みずのー50
下図の貸切風呂・足湯の説明から、コロナ禍の為、大浴場は全て取り崩され、その場所に新しく貸切風呂が作られていること(予約はフロントで)、そして足湯の傍に馬小屋があることを聞き、下図の青い破線の道順で早速探索に、
みずのー26-3
玄関を出ると大きな鯉が口を開け寄ってくる池の傍を通り、
みずのー73
坂を上がって、足湯(雲上)に到達。右側には出来たての貸切風呂(独泉)の外観が見えますが、足湯を左手に行くと馬小屋と馬場に、
みずのー55
馬小屋にはサラブレッド2頭と、ポニーが3頭(これはオナーの趣味で飼っているとのこと)、フロントでもらったニンジンの餌やりを楽しみ、足湯にも浸り、思いがけない体験して部屋に戻りました。
部屋の露天風呂へは洗面所、脱衣場(奥にトイレ)を経て、
みずのー77
左の扉から風呂場へ、結構大きな檜風呂にお湯が掛け流され、浴槽に溜められたお湯が透明ではなく、濁り湯であることに期待がヒートアップ。
みずのー71
入浴すると、お湯が肌に染みるような独特の感触があり、舐めてみると、海水より辛いのではと思うほど無茶苦茶塩辛い。体の芯まで温まるためか、入浴後は汗が引くのに相当な時間がかかります。 温泉分析表によると、源泉は網代16,17号の混合泉、源泉温度63.1℃ Ph8.2、泉質はカルシウム・ナトリウムー塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)、ナトリウムイオン 2633、塩化物イオン 8236㎎/㎏と書かれています。 
尚、湯船に腰を掛けると太平洋を一望。
みずのー76
足がたっぷり延ばせて浸かれる広い湯船の為、結局、貸切風呂にはいかず、部屋の露天風呂で源泉かけ流しの温泉を満喫。

食事の方ですが、夕朝食とも部屋出しで、夕食には網代の潮まかせ船盛り、前菜そして一休からサービスの白ワインが食卓に並べられ、
みずのー58
みずのー56-2
その後は上の献立表に従って、運ばれてきた料理を真ん中の船盛りの周りに、時計回りで写真を掲載。
みずのー60-1
さすが、魚が新鮮で、すりおろしの本わさびを付けての刺身の味は格別。また、名物のカサゴの唐揚げは、甘酢あんかけで頭から尻尾まで骨を含めガリガリと食べれ絶品、ここでお腹がいっぱいに、チョイスの伊勢海老、と静岡牛を一人ずつ、桜海老御飯と水菓子と全部食べきれない量でしたが、それぞれの味付けには大満足。

夕食後、明日の日の出は4時29分と告げられ、露天風呂から朝日の見学を期待して就寝。
ただ翌朝、残念なことに目を覚ますと雨の音、日の出は拝めずガックリ、仲居さんから朝食準備の前に、前日に撮影した日の出写真(下)を記念にと。
みずのー70
朝食は、一般的な内容に、網代名物アジの干物と、伊豆半島産の本わさびが付けられています。
みずのー57
竹林庵「みずの」は高台からの眺望もよく、お湯は思いもかけなかった濁り湯で、部屋の源泉かけ流しの広い露天風呂で温泉が十分楽しめ、食事の方も部屋食で、変更された貸切風呂のみの浴場を含め、御客同士が館内で出来るだけ会わない工夫がなされており、チェックイン、チェックアウトの手続きも部屋内の為、我々の滞在中も、他のお客と顔を合わせることがなく、この点は大いに評価されるところです。
温泉も良く、食事も美味しく満足でしたが、15畳の和室は食卓と椅子のみの家具では余りにも殺風景で、居心地が良いとは言えず、寛げるソファーなどを置いていただけると、さらに快適な滞在となるのですが、ただ家具が民芸調に統一されている為、無理かもしれませんがね〜?

観音温泉(東海)お湯は強アルカリと聞いていましたが、お湯に入るとトロトロいうかヌルヌルの、無色、無臭、透明の温泉で、身体がお湯に包み込まれる様な、今まで体験したことのない不思議な感触。もちろん入浴後は体が芯まで温まるので汗が噴き出てきます。

 崖の上に建てられた竹林庵の建物全体像を写真に撮るのは難しく、10時半にチェックアウト後、坂を下りた第二駐車場から本館のみの写真(雨の中)となりますが、我々が滞在した「漁火」の部屋が確認できます。

観音温泉ー50
昨夜から降り続く雨は、本日予定していた屋外の観光スポット訪問を全て中止せざるを得なく、美術館やミュージアムの訪問等で時間を潰し、下田から414号線〜県道15号線を3㎞ほど進んだ所に観音温泉方面の矢印、その方向へ15号線から離れて左の細い道に入ると、下図の物凄く狭い坂道が3㎞ほど続き(対向車が来ると大変)、やっとのことで、15時過ぎ今日のお宿 ②泊目の観音温泉に到達。
伊豆半島めぐりー1ー6
観音温泉の玄関前右に、謂れのありそうな観音像が出迎えてくれます。(当館創業者が信仰していた観音様が夢枕に現れ、そのお告げを受け、この地に温泉掘削を始めたとされています:詳しくは観音温泉HPご参照ください)。
観音温泉-1
玄関を入ると、手の消毒、検温を受け、宿泊は突き当りを右へと案内され、渡り廊下を進むと、
観音温泉-3
本館フロントと広いロビーに、チェックインはこのロビーで済ませ、
観音温泉-4
観音温泉-14
観音温泉-6
宿のスタッフの案内で奥へ進みます。
この観音温泉は50万坪の広大な敷地の中に、下図に示された趣の異なる4つの館、「本館」「ピグマリオン」「正運館」「離れ 産土亭」と、温泉施設「日帰り温泉 観音プリンシプル」「観音乃湯 ガラティア」を持つ充実したリゾート施設で、さらに、温泉水充填工場、ヘリポート、農園ハウス、太陽光発電、体育館、武道館などの施設も併設されています。
観音温泉-0-1
我々は新館のピグマリオン(全室が源泉かけ流しの客室露天風呂付)へ、上図の赤い破線の道順で、本館エレベーターの右側を通って一旦外に、
観音温泉-7
正面右手に、なまこ壁の宿泊者用の大浴場「観音の湯 ガラティア」の建物の、その対面にピグマリオンが、
観音温泉-19
観音温泉-17
ピグマリオンは4階建ての建物で、この奇妙な名前のピグマリオンとは、「願い続ければ思いはかなう」というギリシャ神話ピグマリオン伝説から命名されたようです。
観音温泉-18
観音温泉-10
建物の入口から廊下を進みロビーへ、ここで靴を脱ぎ素足で上がります。 ロビーの床や一部の板張りを除き、廊下は全て畳張りでスリッパは不要。
観音温泉-11
観音温泉-13
観音温泉-15
ロビー左手奥のエレベーターで3階へ、エレベーターを降り「星ノ二」の部屋へ。
観音温泉ー22
観音温泉ー23
観音温泉ー39-1
尚、下のフロアー案内図に、エレベーターから部屋までの経路を赤い破線で示していますが、ワンフロアーに9室、客室は3、4階のみの為(2階はお食事処)、全部で18室のようです。 部屋の大きさは特別室、レギュラー及びスタンダードの3タイプがあるようで、星ノ二は下図 右のスタンダードタイプ。
観音温泉ー20-2観音温泉ー25ー3
入室すると、右手に冷蔵庫、上の棚に湯呑セット等が置かれ、左手にトイレがあり、
観音温泉ー36-1
部屋は10畳+2.5畳の和室、長椅子の奥に露天風呂が。(昨日の竹林庵とは違い和室に寛げる椅子は有難い!)
観音温泉ー25-3
観音温泉ー47観音温泉ー48
部屋から見える露天風呂に、広い洗い場も。
観音温泉ー30
案内係から用意された、茶菓子と昆布茶を飲みながら、夕朝食の時間の予約を終え、
観音温泉ー86-1
早速入浴に、露天風呂へは洗面所 兼 脱衣場から、
観音温泉ー49
観音温泉ー44
お湯は強アルカリと聞いていましたが、お湯に入るとトロトロいうかヌルヌルの、無色、無臭、透明の温泉で、身体がお湯に包み込まれる様な、今まで体験したことのない不思議な感触。もちろん入浴後は体が芯まで温まるので汗が噴き出てきます。 夕食時、仲居さんからこの温泉は、”ビロードの湯”と呼ばれていることを聞き、正にぴったりの表現で、もう他の温泉が物足りなくなるよ!と忠告あり(確かに、病みつきになりそう...)。 しかもこの強アルカリの温泉が飲泉可能で、殆ど癖がなく飲みやすい味にもビックリ、飲泉は体の中で弱アルカリ性を維持し、体調バランスの改善に効果ありと言われています。
尚、温泉分析書によると、源泉は観音温泉第1号 横川7号、源泉温度51.0℃、Ph9.5、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)と表記。

露天風呂からの景色ですが、当日は雨の為、窓を閉めていますが解放可能で、窓を開けると「観音の湯 ガラティア」の建物と、緑の森が眺められます。
観音温泉ー41
観音温泉ー43

18時の夕食予約時間となり2階のお食事処 四季彩へ、四季彩には二つのお食事処があり、手前が本館宿泊者用、奥がピグマリオンの宿泊者と別れており、
観音温泉ー71
奥のお食事処へ、ここは掘りごたつ風の食卓が並んでおり、すでに夕食が用意されたところに案内されます。
観音温泉ー73
観音温泉ー75
観音温泉ー87-1
食卓に置かれた上の献立表の順番に、料理の写真を以下掲載。
観音温泉ー78
先附、前菜
観音温泉ー77
刺身
観音温泉ー79
酢の物に替り、キンメダイ煮つけ
観音温泉ー80
煮物
観音温泉ー84

観音温泉ー81
揚物
観音温泉ー82
桜海老御飯
観音温泉ー83
果物
特に伊勢海老のお刺身は絶品、全体的に味付けが上品で量的にも満足でした。

翌日の朝食も同じ場所で、昨日の伊勢海老の頭が期待していたみそ汁に、また自家農園で出来た自家製の野菜サラダ、そして定番のアジの干物を含め美味しく完食。
観音温泉ー85

チェックアウトの為本館フロントに、自家製の完熟トマト4個と、温泉水の入ったペットボトル4本をお土産にもらい、午前10時観音温泉を出発。 部屋良し、料理良し、温泉良しの満足できた滞在でした。特にこの観音温泉は、Ph9.5の強アルカリ性にも拘らず、抵抗なく飲泉できることに驚きを覚えます(料理にも全て温泉水が使われているとのこと)。さらに、”ビロードの湯”と名付けされたお湯の感触が、今でも印象深く肌に残っています。 
ただコロナ禍の折、大浴場への入浴を残念ながら控えたこと、また雨の為、別施設の探索ができなかったことが、少し心残りですが、またの機会に訪問を計画したいものです。
 

土肥温泉Ⅱ(東海)牧水荘 土肥館 源泉100%かけ流しのため、最初は熱くて水で冷やして入浴、お湯は無色透明で無臭、昨日の観音温泉のお湯の強烈な印象が身体にしみついており、ここの温泉の特徴は?、特に無く単純温泉としか言いようがありません。 源泉分析表によると、源泉は土肥温泉(混合泉)、源泉温度57.8℃、㏗8.4、泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩、塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)と表記。

3日目の朝は昨日と違い好天に恵まれ、②泊目の観音温泉をチェックアウト後、予定していなかった伊豆半島最南端、石廊崎の再訪問へ(2013年に訪問済み)、新しくできた下図の石廊崎オーシャンパークに車を駐め、

石廊崎-3ー1
この駐車場からだと、徒歩約10分で石廊崎灯台に(以前の遊覧船乗り場の駐車場からの約半分の距離)。
石廊崎-6 - コピー

灯台から断崖絶壁にある石室神社の先の熊野神社まで足を延ばし、伊豆七島を望む太平洋の大パノラマを期待したのですが、

石廊崎-7-1

朝と違いあいにくの曇り空となり、残念ながら一番近くの神子元?が見えたかな~、という結果に終わりました。尚、伊豆七島展望図には大島・利島・新島・三宅島・式根島御蔵島神津島と記されており、雲がなければ見えるのでしょう。

石廊崎-2

その後、県道16号線から国道136号線を1時間ほど北上すると、堂ヶ島公園手前で”洞くつめぐり遊覧船”の看板を見つけ、

伊豆半島めぐりー1ー2
遊覧船へ乗船することに。
石廊崎-13
対岸に数多くの洞くつが見えてきます。これらの洞くつは凝灰岩(火山から噴出された火山灰が地上や水中に堆積してできた岩石)でできた海触洞くつで、遊覧船が入る天窓洞は中央の天井が丸く抜け落ちて天窓をなし、洞くつ内に光が射し込み水の色が神秘的な青色に(イタリア・カプリ島 青の洞窟の日本版?)、ただ季節・時間・天候により水の色が様々に変化するようです。
石廊崎-9
石廊崎-10堂ヶ島-20

洞くつめぐりを終え、今日のお宿③泊目の 牧水荘 土肥館へ、15時丁度、6階建ての建物前に到着。
土肥館ー6
牧水荘 土肥館の創業は明治6年。歌人若山牧水がおよそ70泊もしたことから、牧水の名前を屋号にした老舗旅館のようです。
フロントでチェックイン手続き後、ロビーを通り抜け、
土肥館
土肥館ー2
土肥館ー3
エレベータで6階へ、6階は源泉かけ流し半露天風呂付の601号(夕陽)、602号(御殿)、603号(朝陽)の3室のみで、予約済みのリニューワルされた601号室(夕陽)へ案内されます。
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入室すると、”なんだこれ~!”と言いたくなるような間取に唖然。(予約時はリニューワルの情報なし)
土肥館ー12
踏み込み+8畳(主室)+6畳(控えの間)+和ベッドルーム4.5畳と、有効に使える広さが変に仕切られて、閉塞感のある狭い部屋部屋、リニューワルの意図が全く理解不能
土肥館ー13
土肥館ー14
土肥館ー15
椅子も配置されてない主室8畳の窓からは、一応駿河湾は見られるが、
土肥館ー18
土肥館ー16
控の間の6畳はなんとも使いようのない無駄スペース?。
土肥館ー20
半露天風呂へは控えの間からも行けるが、左の廊下からトイレ、洗面所を経てシャワールームから、
土肥館ー19
土肥館ー21-2
土肥館ー23
2人はゆっくり入れそうなサワラの木で仕上げられた、広い湯船の半露天風呂に、
土肥館ー25
お湯につかる姿勢まで頭を下げると駿河湾が見え、入浴しながら夕陽の観賞が期待できそうです。
土肥館ー17-1
源泉100%かけ流しのため、最初は熱くて水で冷やして入浴、お湯は無色透明で無臭、昨日の観音温泉のお湯の強烈な印象が身体にしみついており、ここの温泉の特徴は?、特に無く単純温泉としか言いようがありません。
源泉分析表によると、源泉は土肥温泉(混合泉)、源泉温度57.8℃、㏗8.4、泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩、塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)と表記。

尚、日の入りは18時58分と聞いていたので、 夕食を早めの18時に予約、1階の食事処へ、寝台車のような両サイドがカーテンで仕切られたワンブース内に案内され、
土肥館ー20
土肥館ー21
テーブルには、アワビ踊焼、スキヤキ鍋、カニ盛、その他季節の前菜、小鉢が並べられており、
土肥館ー25-2
着席すると、船盛が運ばれてきます。鯛や伊勢海老の頭がいかにも新鮮さをイメージさせていますが、何か刺身に新鮮さが乏しく、スーパーの店頭に出ていた刺身を盛りつけた感じ。しかも伊勢海老の刺身が二切れのみにショックを受けます。
土肥館ー23
その後、食事、デザートまでに出てきた料理を左から並べています。
土肥館ー25-1-2
食べきれないほどのボリュームでしたが、特に刺身の鮮度には改善を求めます。
18時45分に夕食を終え、日の入り時間までに部屋に戻りましたが、西の空に雲が張り詰め、期待していた夕陽は望めませんでした。誠に残念 
テレビのない4.5畳の狭い和ベッドルームで就寝。

翌朝、同じ食事処で朝食。目前で焼くアジの干物のほかは、豆腐の味噌汁が付いた一般の和食内容。昨日の伊勢海老の頭はどこに消えたのでしょうかね~。
土肥館ー26-1
コロナ禍の中、今回も大浴場への入浴にはまだ抵抗感があり、この旅館内にある有名な「洞くつ風呂」や「大野天風呂」には結局行かずじまいでしたので、ご興味をお持ちの方は以下の「洞くつ風呂」の写真からリンク先をご覧下さい。
土肥館ー27
牧水荘 土肥館HPの写真(洞くつ風呂)
4日目の朝、厚い雲が立ち込めた曇り空、計画していた駿河湾フェリー乗船(土肥港~清水港)は、富士山が望めないためキャンセル。居心地の悪いリニューワル部屋に別れを告げ、10時土肥館をチェックアウトし、新東名、新名神と行きと逆のルートで無事帰宅しました。
伊豆半島訪問はこれで3度目になりますが、今回事前に計画した東伊豆で朝陽、西伊豆で夕陽、帰りのフェリーで富士山の全てが、天候の関係で望めない結果となり残念なこともありましたが、各所で泉質の違う温泉入浴を体験し、特に訪問チャンスの少ない南伊豆の飲泉可能な、自家源泉かけ流しの秘湯「観音温泉」で、ビロードのお湯を肌で感じる強烈な体験もでき、今回の目的はほぼ達成できたように思います。

裏磐梯・猫魔温泉 星野リゾート裏磐梯ホテルに宿泊【ブログ】。源泉かけ流しの雪見露天 風呂が魅力。会津若松ではまちなか周遊バスに乗って、鶴ヶ城見学。

※以下は2014年の旅の思い出を綴った内容です。
2日目の今日は、①~②地点(星野リゾート裏磐梯ホテル)会津若松経由で移動します。距離は約100kmです。会津若松では鶴ヶ城見学(ボランティアガイド付き-冬季も可)を考えていたので、市の観光公社へガイドの予約を申し込んだところ、12時からOKの返事をもらい、早々に宿をチェックアウトして出発。

 

static(新潟ー会津工程カット))
磐越自動車道(高速)を利用し、約1時間で会津若松駅に到着(10時30分)。12時までは時間があったので駅前に車を駐車し、「まちなか周遊バス」で会津の町の探索も兼ね、鶴ヶ城入り口まで乗車。
周遊バス(ハイカラさん)と運行図
20140128110515(1)ハイカラさん
IMGハイカラさん運行図

ガイドのスタート(歴代城主家紋の説明より)

20140128120308(2)ボランティアガイド
20140128120923(1)藩主の変化
 
天守閣(最上階まで上がり、飯盛山を始め会津の街を一望)
20140128121919(1)鶴ヶ城
20140128123948(1)飯盛山
お城の本丸跡地は一時競輪場として使用されていたことなどを含め、約1時間、ガイドの説明を聞き、13時30分に会津の駅に戻りました。裏磐梯の天候、道路の積雪状況をホテルに確認したところ、雪、道路は凍結との情報で、運転に気をつけて、早めにホテルにとのアドバイスを受けることに。(会津裏磐梯では全く天候が異なるらしい)
駅構内で、立ち食いそばで昼を終え、そそくさと会津インターから猪苗代まで高速で...
猪苗代磐梯高原インターで高速を降り、115号線から459号線でホテルへ、雪道の459号線では

スタッドレスタイヤが威力を発揮し、15時10分無事ホテルに到着。そもそもこのホテルを選んだ理由は、58㎡のデラックスツインルームと源泉かけ流しの雪見露天

風呂に魅力を感じた為でした。じゃらん口コミ総合評価:4.2)
20140128144907(7)ホテル玄関1
20140128144907(6)ホテル玄関2
ホテル建屋と玄関入口
案内された部屋は5階の58㎡デラックスツインルーム。
 
 
20140128145438(4)ホテル部屋1
20140128145438(3)ホテル部屋2
20140129073957(2)ホテル部屋じゃらの眺め
部屋の窓からの眺め(

桧原湖は氷と雪で真っ白)

平日の為か、スキー客は意外に少なく、関東方面からの団体客が多い。連泊の場合、特別な宿泊割引制度があるみたいで、温泉と冬のアクティビティー(ホテル周辺、五色沼スノーシュートレッキング、ワカサギ氷上穴釣りなど)が楽しめる模様。今回は残念ながら冬のアクティビティーへの参加は出来なかったが、茶褐色の源泉(猫魔温泉、源泉温度51.8度)かけ流し大露天風呂で体を温め、桧原湖から吹き付ける雪交じりの寒風で顔を刺激をされる感触は温泉冥利に尽きると申しあげたい。又58㎡の部屋の広さはやはり快適でゆっくりと過ごすことが出来ました。

 

ただ、バイキングの食事(夕食、朝食共)は、いまいち!

 

麒麟山温泉 絵描きの宿 福泉に宿泊【ブログ】。瓢湖の白鳥、飯豊山の夕日、四川飯店新潟の陳麻婆豆腐ランチ定食を堪能。

雪見露天を求めて4泊5日(平成26年1月27日~31日)で温泉宿を巡りました。出発は大阪伊丹より、新潟空港まで飛行機を利用し、0地点新潟空港からレンタカーを借りて下図①~④地点の各温泉宿青いルートに沿って回りました。尚、赤字の箇所は立ち寄りスポットです。
static(新潟ー会津工程)
大阪伊丹空港ゲート20 新潟 JAL2243 10時50分発、

 

ジェットジェット20140127104205(1)
使用機材はボンバルディアCRJ200(50人乗り)
機内でもらった大阪-新潟間の飛行ルート、松本市上空を飛行する為、日本アルプスが上から全貌できる唯一のルートです。
IMG(J-AIR)
出発は10分ほど 遅れたが、12時に新潟空港に到着。
20140127121525(1)ビッツ
予約済みのレンタカーで空港を出発(タイヤはスタッドレス、用心のためチェーンも積み込み)。ただ、この日は道路上には雪は全く無く、期待はずれ!

今夜の宿は、阿賀野川沿いの①地点-絵描きの宿 福泉(じゃらん口コミ総合評価:4.8)を予約。空港からは56km、車で約1時間のため(宿のチェックイン時間が15時から)、この冬の時期どこで時間を過ごすかということですが...。
以前に村上の瀬波温泉を訪問した時、陳建民の味を受け継ぐ四川飯店で、辛くて美味しいマーボ豆腐を食べたことを思い出し、ネットで調べたところ新潟にも四川飯店がオープンていることが分かり、時間つぶしも兼ね、昼食にと訪問。
20140127130053(1)マーボ豆腐
陳麻婆豆腐ランチ定食(四川飯店新潟)
辛さもさほどでなく(山椒の旨味が無い)15分ほどで完食。時間つぶしには役立たず、宿まで高速道路利用を辞め、一般道でいくことに。一般道(49号線)を利用したお陰で、約五千羽の白鳥が渡来する瓢湖(冬季のみ)に遭遇。
IMG瓢湖看板
20140127142441(1)瓢湖説明
近くには鴨がいっぱいで、白鳥は数匹。通行禁止看板の奥遠くに白鳥が...
page瓢湖4こま
15時30分、①地点の福泉に到着。以前に宿泊した隣の古澤屋(じゃらん口コミ総合評価:4.6)と何が違うのかなと興味を持ったので敢えて今回は福泉に宿泊。
20140127152132(1)福泉玄関
page福泉ロビー
玄関、フロント、ロビー風景
20140127152710(2)福泉部屋2
2階の和室からの眺め
20140127165326(2)福泉部屋からの景色5
20140127163733(2)福泉部屋からの景色4
確かに絵描きの宿と呼ばれるぐらい、すばらしい景色でいつまでも見とれていられます。問題の温泉ですが、残念ながら源泉かけ流しではなく循環式。源泉(麒麟山温泉)の温度が33.5度の為、加温しているとのこと。内湯と露天風呂が離れている為、裸で移動出来ないのが少し不便。食事は、朝、晩とも部屋食。新潟に来るとコシヒカリのご飯がなんとも美味しい。部屋もきれいで広く、従業員の方々も非常に親切で好感が持てました。隣の古澤屋とは甲乙つけがたい感じでしたが、部屋から温泉に行く廊下は古澤屋のほうが情緒があるかなという感じです。
最後に、夕日を浴びた飯豊山(2,105m)をご覧ください。
20140127165326(2)夕日の飯豊山

はじめまして...



2014年1月よりブログを始めました。
これからは、温泉大好き夫婦(T&M)が訪問先の温泉宿や、観光スポットの状況をお伝えし、このブログをご覧頂いた方々と、各種の情報交換が出来ればと考えております。
既に訪問先の計画を詰めているものもありますが、取り敢えず、今まで訪問しました箇所を、まずは北海道から地図上にプロット(ルートを含め)してみましたので、御紹介致します。

北海道
北海道は基本的に大阪伊丹から飛行機で、現地はレンタカーで巡りました。(地図はクリックで拡大してご覧ください)


2013年10月(
5泊6日):源泉かけ流し温泉を求めて
支笏湖温泉(丸駒温泉旅館)
地面から湧き出てくる露天風呂、支笏湖と水位が同じに感激
定山渓温泉定山渓第一寶亭留 翠山亭)
綺麗なホテルで快適、接客は丁寧で良かった
ニセコモイワ山温泉(ワン・ニセコ・リゾート・タワーズ
部屋(スイートルーム並)が広くて快適、温泉も良好
大船上湯温泉(ホテル函館ひろめ荘)
源泉掛け流しの乳白色の硫黄泉が気持ちよい
函館湯の川温泉(湯の川プリンスホテル渚亭)
バイキングの料理が豪華で美味しく、海岸沿いの露天風呂も広くて快適

2013年2月(3泊4日):雪見露天風呂を求めて 
ニセコ湯元温泉(紅葉音)
泥パック可能な硫黄の匂いたっぷりの温泉、食事にも大満足
洞爺湖温泉(ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート) 
雪混じりの寒風吹きすさぶ屋上
露天風呂(洞爺湖景観)が素晴らしい
登別温泉(滝乃家)
さすが老舗の高級宿、食事、温泉、接客に風格

2008年7月(4泊5日):利尻富士登山と温泉 
稚内(ドーミイン稚内)2泊
屋上に温泉があるビジネスホテル(利尻、礼文フェリー乗降用)
利尻温泉(アイランド イン リシリ)2泊
温泉もあり、利尻富士登山口まで送迎バス利用(登頂に成功)等

そして九州、神戸から車で四国三崎~佐賀関(フェリー)及び関門海峡経由で。

static(九州全図工程完成版)


2013年4月(7泊8日):古事記編さん1300年記念神話バスツアーと温泉を求めて

日向市(ホテルベルフォート日向)
長時間ドライブ後の休憩宿泊目的
宮崎市JR九州ホテル宮崎)

部屋は広く新しく清潔(神話バスツアー乗降地側近)
指宿温泉(指宿ロイヤルホテル)
洋室での部屋食は初めて
霧島温泉(旅行人山荘)
広大な敷地に露天風呂が点在、帰りの湯冷めがひどい
霧島温泉(さくらさくら温泉)
霧島温泉での泥湯が珍しい
高千穂(ホテルグレイトフル高千穂)
ホテルは新しく清潔(翌日の高千穂峡他、散策に便利)
鉄輪温泉(ときわ荘)
夕食は牛肉のしゃぶしゃぶ、コストパフォーマンス良し

2012年5月(5泊6日):九州の温泉を求めて          
明礬温泉(岡本旅館)
別府でも珍しいコバルトブルーのお湯(露天風呂)
湯布院温泉(庄屋の館) 
宣伝通りのコバルトブルーのお湯(ただ、湧き出るときは無色透明) 
黒川温泉(山みず木)
落ち着いた佇まいと、しっとしりしたお湯(透明)
長湯温泉(大丸旅館)
ラムネ温泉と呼ばれる炭酸泉が珍しい(温度は低め)
内牧温泉(入舟)
銭湯の横に宿屋を作ったという感じ。


北海道、本州と沖縄離島までを含め、これらを日本白地図上にプロットしてみました。赤いは2013年まで、★印は2014年、★印は2015年、★印は2016年、印は2017年の訪問先です。

尚、2018年以降の訪問先は新しいページをご覧ください。

日本地図19-1

熟年夫婦熟年夫婦熟年夫婦熟年夫婦離島
 
 
(付録)
温泉旅日記の計画中の間は更新が滞ってしまいますので、その間は思い出に残るこれまでの海外旅行を「熟年夫婦の海外旅行回顧録(車の旅:北アメリカ編、&列車の旅:ヨーロッパ編)」として綴っていくことにしました。
本文と合わせて、ご興味を持たれる方は下の文字をクリックされてご覧ください。
 

 

           ~更新中~ 

 

過去の訪問先検索ページ

2014年1月よりブログを始めました。
これからは、温泉大好き夫婦(T&M)が訪問先の温泉宿や、観光スポットの状況をお伝えし、このブログをご覧頂いた方々と、各種の情報交換が出来ればと考えております。
既に訪問先の計画を詰めているものもありますが、取り敢えず、今まで訪問しました箇所を、まずは北海道から地図上にプロット(ルートを含め)してみましたので、御紹介致します。

北海道
北海道は基本的に大阪伊丹から飛行機で、現地はレンタカーで巡りました。(地図は拡大してご覧ください)


2013年10月(
5泊6日):源泉かけ流し温泉を求めて
支笏湖温泉(丸駒温泉旅館)
地面から湧き出てくる露天風呂、支笏湖と水位が同じに感激
定山渓温泉定山渓第一寶亭留 翠山亭)
綺麗なホテルで快適、接客は丁寧で良かった
ニセコモイワ山温泉(ワン・ニセコ・リゾート・タワーズ
部屋(スイートルーム並)が広くて快適、温泉も良好
大船上湯温泉(ホテル函館ひろめ荘)
源泉掛け流しの乳白色の硫黄泉が気持ちよい
函館湯の川温泉(湯の川プリンスホテル渚亭)
バイキングの料理が豪華で美味しく、海岸沿いの露天風呂も広くて快適

2013年2月(3泊4日):雪見露天風呂を求めて 
ニセコ湯元温泉(紅葉音)
泥パック可能な硫黄の匂いたっぷりの温泉、食事にも大満足
洞爺湖温泉(ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート) 
雪混じりの寒風吹きすさぶ屋上
露天風呂(洞爺湖景観)が素晴らしい
登別温泉(滝乃家)
さすが老舗の高級宿、食事、温泉、接客に風格

2008年7月(4泊5日):利尻富士登山と温泉 
稚内(ドーミイン稚内)2泊
屋上に温泉があるビジネスホテル(利尻、礼文フェリー乗降用)
利尻温泉(アイランド イン リシリ)2泊
温泉もあり、利尻富士登山口まで送迎バス利用(登頂に成功)等

そして九州、神戸から車で四国三崎~佐賀関(フェリー)及び関門海峡経由で。

static(九州全図工程完成版)


2013年4月(7泊8日):古事記編さん1300年記念神話バスツアーと温泉を求めて

日向市(ホテルベルフォート日向)
長時間ドライブ後の休憩宿泊目的
宮崎市JR九州ホテル宮崎)

部屋は広く新しく清潔(神話バスツアー乗降地側近)
指宿温泉(指宿ロイヤルホテル)
洋室での部屋食は初めて
霧島温泉(旅行人山荘)
広大な敷地に露天風呂が点在、帰りの湯冷めがひどい
霧島温泉(さくらさくら温泉)
霧島温泉での泥湯が珍しい
高千穂(ホテルグレイトフル高千穂)
ホテルは新しく清潔(翌日の高千穂峡他、散策に便利)
鉄輪温泉(ときわ荘)
夕食は牛肉のしゃぶしゃぶ、コストパフォーマンス良し

2012年5月(5泊6日):九州の温泉を求めて          
明礬温泉(岡本旅館)
別府でも珍しいコバルトブルーのお湯(露天風呂)
湯布院温泉(庄屋の館) 
宣伝通りのコバルトブルーのお湯(ただ、湧き出るときは無色透明) 
黒川温泉(山みず木)
落ち着いた佇まいと、しっとしりしたお湯(透明)
長湯温泉(大丸旅館)
ラムネ温泉と呼ばれる炭酸泉が珍しい(温度は低め)
内牧温泉(入舟)
銭湯の横に宿屋を作ったという感じ。


北海道、本州と沖縄離島までを含め、これらを日本白地図上にプロットしてみました。赤いは2013年まで、★印は2014年、★印は2015年、★印は2016年、印は2017年の訪問先です。

尚、2018年以降の訪問先は新しいページのリンク先をご覧ください。

日本地図19-1
熟年夫婦熟年夫婦熟年夫婦熟年夫婦離島
 
2017年度訪問先[お宿]
 

信越奥飛騨温泉郷(5月初旬)
★2016年度訪問先[お宿]
 
 
★2015年度訪問先[お宿]
 
北海道(7月14日~19日)
 
信越(5月10日~15日)
 
信州(桜のお花見)(4月19日~21日)
 
蔵王鳴子温泉(1月13日~16日)
 宮城県 中山平温泉  [
うなぎ湯・琢琇 
]:日本秘湯を守る会 
 
★2014年度訪問先[お宿]
 

  新潟県  月岡温泉   [白玉の湯・華鳳]
 
付録)
 
温泉旅日記の計画中の間は更新が滞ってしまいますので、その間は思い出に残るこれまでの海外旅行を「熟年夫婦の海外旅行回顧録(車の旅:北アメリカ編、&列車の旅:ヨーロッパ編)」として綴っていくことにしました。
本文と合わせて、ご興味を持たれる方は下の文字をクリックされてご覧ください。
 
 

 

      

松之山温泉、ひなの宿ちとせに宿泊。97℃の高温で自噴している鷹の湯源泉は、一千万年前の化石海水と云われております。 太古の海が地殻変動により閉じ込められ、マグマの力で高温に熱せられ自噴しているものをそのまま配湯していますと、浴槽の上に説明書きがあり

今回は、北陸新幹線開通で何かと話題の多い、新潟~富山県の豪雪地帯の温泉地を5月10~15日かけ5泊6日で巡りました。
特に冬季間は車では近寄り難かった地域ですが、まず初日に名神高速北陸自動車道を経て一挙に新潟県に。以下は青い線のドライブコース宿泊先①~⑤地点を示しています。尚、赤字の箇所は立ち寄りスポットです。

野沢2
10日の今日は、地点の松之山温泉、ひなの宿ちとせに宿泊予定ですが、北陸自動車道の出口、上越ICへ13時に到着(西宮ICから約6時間のドライブ)。宿のチェックインには少し早い為、棚田見学へ。
IC
より253号線を東へ約45分で棚田地域の松代に入り、道路脇に棚田が見えてきます。
上越
 棚田の周りにはまだ雪が残っています
棚田の中でも『にほんの里100選』に選ばれた松之山・松代地域で、松代地域にある-「星峠の棚田」-その美しさを一目見ようと、全国から多くのカメラマンが足を運んでいるとの情報があり、車のナビでその場所へのルート探索を試みるが、さっぱり表示されず、
そのまま
253号線を進んで行くと池尻の交差点に着て、「星峠の棚田」の立て看板を見つけ、なんとかその方向(403号線を東)へ、
しかしながら、403号線を行けども行けども星峠の方向を示す立札がなく、諦めて引き返そうとしたところ-村人発見!-星峠への路順を聞き出し、下の写真の看板の所までなんとか到達。
星峠2
撮影スポット①、②まで表示されています
棚田2
撮影スポットからの写真
棚田3
撮影スポットからの写真
苦労して見に来る価値はありました。ここの棚田の規模の大きさにはビックリです。又四季による景色の変化も大いに興味のあるところです。道順を示した看板が、現在地の表示としてこの場所にありましたが? 今後、 
初めて来られる方には、
参考となりますので掲載しておきます。
棚田1
上の青い破線で示しましたように国道403号線を東へ走行し、下
の立て看板が出てきましたら、その方向に右折、後は右折、右折と進むと星峠に到達します。
棚田4
午後3時を過ぎましたので、本日のお宿、 
松之山温泉、ひなの宿ちとせへ。
ちとせ
ちとせの玄関前
 
ちとせ6
フロント&ロビー
案内された部屋は、掘りごたつ付きの10疊和室。
ちとせ
冬には欠かせない掘りこたつでしょうが、今の時期には必要なく、
案内係からの説明で、この旅館には男女入れ替え制の露天風呂「
月見の湯」
があり、男性の入浴時間が1
3:00~18:30 のみと決められている為、早々に入浴を勧められることとなり、
月見1
月見の湯への案内灯を経て風呂場へ、
月見
立派な屋根付きの露天風呂のため、湯に浸かってどこから月見をするのかな...?と、疑問を感じながら源泉を舐めてみると「しょっぱい~」、この山の中で正に海水の味。
ただ、脱衣場の温泉利用のご案内には泉温85.6℃、ph7.5の表示のみ。

夕食後は、内湯と露天が併設された「ほんやらの湯」へ
内湯
内湯
露天2
露天風呂 
97℃の高温で自噴している鷹の湯※源泉は、一千万年前の化石海水と云われております。 
太古の海が地殻変動により閉じ込められ、マグマの力で高温に熱せられ自噴しているものを
そのまま配湯していますと、
浴槽の上に説明書きがあり(海水のしょっぱい味に納得)、

さらに、草津、有馬に並び、日本三大薬湯の一つに数えられ、豊富に含まれた塩分の作用で体がよく温まることから「熱の湯」とも呼ばれているようです。

確かに入浴後も体の火照が続きます。

食事の方は、朝晩とも個室のお食事処が用意され、夕食は里山料理(地の野菜と熟成豚肉)で、特に棚田米の美味しさに驚嘆でしたが、ただ最後に出た鯉の味噌汁に閉口。
予約時に、アレルギーや嫌いなものの事前通知をしていなかったこと反省です。
  • ※鷹が傷ついた羽を休めていたことで発見された伝説が残る松之山温泉

野沢温泉、旅館さかやに宿泊。内湯はあつ湯とぬる湯の二層で、外には露天風呂が併設されています。もちろん源泉かけ流し、源泉温度は67℃、Ph8.2、弱アルカリ性のまろやかなお湯でした。

2日目の今日は、地点からスタートし、美人林、清津峡を見学して地点野沢温泉に向かいます。

野沢4
昨日、ひなの宿ちとせで教えてもらたガイド付き軽ハイキング心美人ハイキングツアー」申し込み、午前10時、集合場所のキョロロに到着。
 
自然科学をテーマとした教育研修施設らしいのですが、

なんとも奇妙な名前と外観の建物です...、

cats1
キョロロという名は、田植えの季節に南国から渡ってくるアカショウビンという真っ赤なカワセミの「キョロロ・・・・・・」という鳴き声にちなんで付けられた館のニックネームで、  
耐候性鋼板で出来た建築物は、表面の錆が、内部を腐食からまもるコーティングの役目を果たすそうです。形は下図のように蛇をモチーフにしたと説明あり。
キョロロ
前の駐車場には除雪でかき集められた雪の山が、未だ解けずに残っています。かなりの高さで、右下の軽トラと比較してみてください。
残雪
ガイドの保坂さん(右)と、八王子からの御夫婦(中央、左)と一緒に、キョロロ入口前から出発です。 
ガイド美人1
ガイドのアドバイスで、全員キョロロの貸し長靴に履き替え終わったところです。
キョロロは美人林に隣接のため、歩いて2、3分の距離。
美人林とは、 
昭和初期、木炭用に一度伐採され裸山になった後、再び一斉に伸びたブナの木々は、細くすらりと美しい立ち姿を形成し、いつしか「美人林」と呼ばれるようになった
樹齢約90年のブナ林(二次林)です。
地面には
未だ雪が解けずに残っており、長靴に履き替えて正解でした。
20150511102033(2)
 林の中には雪解け水と、湧水による溜池も
 美人3
美人6
美人5
約1時間の散策の後、静寂な林の中で、保坂さんのオカリナの演奏を聞かせもらい、その後キョロロに戻り、館内の見学で、過去33年間(昭和56年~平成26年)の各年度における積雪量の比較を示した展示品があり、ここ数年は4mの積雪が記録されていたのにはビックリです。それと同時にこの積雪が、稲作に不可欠な豊かな水を棚田に供給しているという、密接な関係があることを学びました。
積雪1積雪2
11時半を過ぎましたので、次の目的地、清津峡に向い40分程で清津峡駐車場に到着。
清津峡
駐車場から渓谷トンネル入口までの歩道は、新緑と清流に癒されます。
清津峡1
トンネル入口に到着、入場料600円/人を支払いトンネルに入り、
清津峡2清津峡3
見晴所からの眺めです。柱状節理が見事です。
清津峡6
第一見晴所
清津峡5
第三見晴所
清津峡4
見晴所(パノラマステーション)
一時間半ほどの滞在で、今日のお宿、野沢温泉旅館さかやに向け出発、約1時間のドライブでさかやに到着。
さかや1
さかや
旅館さかや野沢温泉で有名な外湯「大湯」の丁度奥に位置しています。
さかやフロント
さかやロビー
フロント&ロビー

案内された部屋は10疊+広縁の和室

20150511152253(1)
さかや部屋3さかや部屋2
案内係より、30分程の徒歩によるガイド付き温泉街散策があることを聞き、参加することに。

散策スタート後、ガイドから、ここ野沢温泉には13の外湯(無料の公共湯)があり、その代表的なものが「大湯」と説明を受け内部を見学。

20150511163034(1)
大湯2
大きな浴槽ではないが、あつ湯とぬる湯の二層に分かれています。
その後、野沢神社と傍に位置する健命寺へ、
野沢神社
野沢神社
健命寺横の菜の花(現在の野沢菜
野沢菜は、健命寺の八代目住職が京都より菜の花の種を持ち帰り、現地に植えたところ、標高600mの高冷地であるがゆえに茎と葉がよく伸びて、独特の蕪菜[かぶな]に成長。これが野沢菜の始まりと説明を受け、エ~知らなかった~!! 次いで
大釜に立ち寄り、
大釜
地元の人は手前に見える湯で野菜を茹で、奥の湯でアケビを茹でると説明を受けた後、旅館に戻り、待望の温泉へ、
野沢温泉5
内湯はあつ湯とぬる湯の二層で、外には露天風呂が併設されています。もちろん源泉かけ流し、源泉温度は67℃、Ph8.2、弱アルカリ性のまろやかなお湯でした。
 
食事は夕食、朝食とも個室のお食事処で、旬の野菜を中心にした山里の創作料理で、中でも新緑の新鮮な野沢菜と、ご飯の美味しさに感激しました。

(追記)

今回旅館さかやの紹介で、有料の外湯「ふるさとの湯」も経験してきました。浴槽も広く、素敵な源泉掛け流し湯であったことを申し添えます。

妙高高原赤倉温泉ふるやに宿泊。脱衣場に、温泉の分析表と共に、「温泉ソムリエの入浴五か条」が書かれたタオルが展示されていたので、今後の温泉入浴の参考にと撮影。

3日目の今日は、台風6号の接近で天気の崩れが心配な為、雨の降らない間にと、9時半に旅館さかやをチェックアウト。猿の温泉で有名な「地獄谷野猿公苑」に向かいました。117号線を20分ほど南下したところでしょうか、一面の見事な菜の花(野沢菜)畑に遭遇です。

菜の花2
地図で調べると、飯山市小沼というところで、117号線から千曲川まで菜の花畑で埋められています。
野沢7
幸い、雨は未だ降り出しておらず、野猿公苑へ急ぎ、40分程で地獄谷駐車場に、
野猿2
ここから、野猿公苑まで徒歩で15分と説明書きがあり、
野猿1
駐車場から歩き始めたところです。
野猿3
地獄谷噴泉場を経て
野猿4
野猿公苑入口を入り
野猿5
注意書を読みチケット購入後入苑。
野猿7
早速サルが出現、
IMG_1401
サル
温泉場に到達。
野猿9
野猿10
雪がなくても、サルが眼前で入浴しています。温泉の温度を手をつけて調べると、結構ぬるいお湯。
帰り際、チケット販売所内で歴代ボスザルの写真が展示されており、
野猿13
野猿12
現在のボスザルは、 
中央のカラー写真の1
5代目龍王で、約160頭の集団を率いているようです。

未だ宿のチェックインまで時間があったので、一度行ってみたかった野天風呂、望郷の湯(馬曲温泉)を訪問、約1時間のドライブでした。
馬曲6馬曲8
馬曲温泉入浴受付所(入浴料金:510円)
野天風呂は男性用と、女性用に別れており、男性用には二つの浴槽があります。
馬曲5
天空の秘湯と呼ばれているが、今日は天気が今一つで、期待したほどの景色が見えなかったのが残念。
尚、温泉の成分表からの情報として、源泉温度は39.5℃、Ph8.2の弱アルカリ性、源泉温度が低いため加温、さらに、かけ流しと循環式併用のため殺菌剤が投入されているとのことで、少しガッカリ...。
 
1時間程のドライブで、 
15時30分、
今日のお宿、赤倉温泉ふるやに到着。
ふるや8
建家の外観は、少し古ぼけて見える4階建て...温泉付きスキー宿というイメージでしたが、
ふるや9
中に入ると、イメージを一新。
ふるや
ふるや4
ティーホテル並みのフロント&ロビー
案内された部屋は、3階の和風ツインベッドルーム、
ふるや11
掘りごたつも装備されています。スキーシーズン中は、長期滞在の外国人が多く、ベッドの部屋が多いということ。
浴室は最上階、100%源泉かけ流し、男女入れ替え制(但し浴槽はほぼ同じ)との情報を得て入浴に、
ふるや5
内湯(浴槽の周りは畳張り)
ふるや6ふるや7
露天風呂(一人用?)が併設されており、
曇り空で残念でしたが、露天風呂から妙高山を眺められます。

源泉温度は51.1℃、Ph6.6、ほぼ中性、無色透明の炭酸水素塩泉と表記。確かに肌に刺激がないため、少し物足りなさを感じましたが...脱衣場に、温泉の分析表と共に、「温泉ソムリエの入浴五か条」が書かれたタオルが展示されていたので、今後の温泉入浴の参考にと撮影。

ふるや12
食事の方は、夕食、朝食とも半個室のお食事処で、夕食は 
旬魚焼串プラン(ノドグロ)を選びましたが、
量が多く、食べきれませんでした。
夕食2
旬魚焼串プラン(夕食)の前菜

    小川温泉、ホテルおがわに宿泊。いずれも加水、加温なし100%源泉かけ流し、源泉温度は51.7℃、Ph7.6(ほぼ中性)の無色透明のさらりとしたお湯

    4日目の朝、心配していました台風6号は幸いなことに、昨日四国沖で温帯低気圧に変わったとのことで、少し青空が見えかけています。今日は妙高高原トレッキングのため、いもり池傍の「妙高高原ビジターセンター」を訪問しました。

    いもり池
    トレッキングコースの相談を始めたところ、ここ数日クマの目撃情報が届いており、トレッキングはお勧めできないと忠告され、仕方ないので、いもり池周辺のみの散策に留めることに。


    散策は、天気も良く快適でしたが、妙高山の山頂にかかった雲がなかなか晴れてくれません。

    いもり池7
    水芭蕉群落

    20150513103059(1)

    20150513104142(3)
    いもり池9
      いもり池説明版
    いもり池8

    いもり池一周、30分ほどの散策で終わったので、周辺の観光地「苗名滝」、日本の滝百選に立ち寄ってみることに。
    苗名滝駐車場に滝まで徒歩15分の表示
    苗名滝2

    駐車場から吊り橋を渡って少し上がってきたところです。
     苗名滝5
    雪解けの影響でしょうか?かなりの水量です。
    苗名滝3
    滝に最接近の場所に到達 
    苗名滝6 最接近
    マイナスイオンを胸いっぱい吸い込み...
    ここから駐車場に戻り、昼食を済ませ、今日のお宿、地点の小川温泉、ホテルおがわに。
    小川
    上信越自動車道を北上中、進行方向左手には、雪を頂く山々の景色が続きます。
    上信越2
    約2時間半のドライブで、6階建てのホテルおがわに到着。
    おがわ1
    玄関前
    おがわ2
    フロント&ロビー
     
    部屋は12.5畳の和室に案内され、明るいうちにと、洞窟風呂への入浴を勧められ、
    ogawa
    浴衣に着替え玄関を出ると、天然露天風呂(洞窟風呂)への案内版が!
    おがわ5おがわ10

    ホテルからは徒歩15分の距離でしょうか?結構歩きます。
    脱衣小屋に。
    熟年夫婦旅行おがわ12

    すぐ横の洞窟風呂へ
    おがわ16
    洞窟は、想像していたものより奥行が浅く、混み始めたので、10分程の入浴でホテルに戻りました。
    ホテル内には露天風呂と大浴場が離れた場所にあり、まずは川傍の露店岩風呂 (洗い場の設備なし)へ、
    おがわ17
    続いて、大浴場
    おがわ18
    檜露天風呂が併設
    おがわ19
    いずれも加水、加温なし100%源泉かけ流し、源泉温度は51.7℃、Ph7.6(ほぼ中性)の無色透明のさらりとしたお湯で、食事の方は、朝夕とも食事処で一般的な懐石料理でした。

    なだうら温泉、民宿「磯波風」に宿泊。脱衣場に、「この温泉は、氷見海岸灘浦温泉元湯と言います。深さは1,000mから湧き出したものです」との説明書きがあり、源泉温度は56.8℃

    5日目の朝、天気が良く快晴です。今日は、立山山麓の瀬戸蔵山トレッキングコースにチャレンジする予定で、先ずはゴンドラ山麓駅を目指します。

    立山14
    もっとも、今日は地点の氷見海岸、なだうら温泉、民宿「磯波風」に宿泊ですが、チェックインが16時30分以降と定められている為、ゆくりっと地点のホテルおがわからスタート。
    立山2
    北陸自動車道立山ICを出て暫く進むと、眼前に立山連峰が見えてきました。
    立山5
    1時間半のドライブで、ゴンドラ乗り場に、11時30分到着。
    かなり急な勾配を登って行きます

    立山17

    約8分でゴンドラ山頂駅
    立山15
    瀬戸蔵山まで1.5kmの表示
    立山7立山16
    11時
    50分、往復3kmのトレッキングにスタートです。
    瀬戸蔵山まで後600mの標識
    立山22
    ここからブナ林の中を進みます
    立山19
    40分程で瀬戸蔵山に
    立山20
    瀬戸蔵山から望む立山連峰
    立山21

    天気が良く、綺麗に見える立山連峰を眺めながら、手持ちのオニギリで昼食を済ませ、ゴンドラ乗り場に戻りました。
    下りのゴンドラから再び立山連峰の眺めです。

    立山25
    立山24
    ゴンドラ山麓駅を14時に出発、国道8及び160号線で16時30分丁度、民宿「磯波風」に到着。
    磯波風1
    建家は見晴の良い高台に位置しています。
    磯波風
    磯波風玄関前
    磯波風8
    フロント&ロビー
    午後からの雲の影響で、日本海に浮かぶ立山・白山連峰の景色は残念ながら見えません。
     

    用意された部屋は11.5畳の和室、民宿といえども洋式ウォシュレット・トイレ付き、窓からは海の景色が望めるのですが...

    部屋には既に夕食の用意が、時期によってはブリシャブなのでしょう...(ここは、ブリシャブ発祥の宿と言われています)。
    nadaura
    早速浴場へ、
    磯波風9
    脱衣場に、「この温泉は、氷見海岸灘浦温泉元湯と言います。深さは1,000mから湧き出したものです」との説明書きがあり、源泉温度は56.8℃、Ph?ですが、弱アルカリ性と表示。

    日本海を展望できる、100%源泉かけ流しの天然温泉と宣伝されていますが、大浴場に少し消毒剤の匂いがしたため、殆ど併設の露天風呂に入浴。雲が晴れればもっと良かったのでしょうが...

    食事の方ですが、夕食は部屋食で、魚の舟盛りに、焼き魚、煮魚、カレイの唐揚げ、さらに氷見牛の陶板焼きと、胃がパンク寸前となり、正に食べ疲れというものを始めて経験。
    翌日の朝食は大食堂で軽く済ませ、9時にチェックアウト。北陸自動車道を通り14時30分無事帰宅。今回の走行距離は、6日間のトータルで1,460kmとなりました。  

    旭岳温泉、旭岳万世閣ホテルベアモンテに宿泊。お湯は全て同じとのことでしたが、温度調節もよく、無色透明のさらりとした気持ちの良いお湯で、後で確認出来たのですが源泉の温度は71.2℃、Ph2.7の強酸性には少しビックリ、ただ、入浴中は強酸性の感触は殆どありませんでした。

    7月中旬のラベダーの満開時期に合せ、北海道富良野訪問の計画を立てましたが、周辺の温泉宿並びにホテルは全て満杯のため、大雪山麓の旭岳温泉に二泊の予約を取り(宿を変えて下図泊目と泊目)、泊目は「大雪高原温泉沼めぐり」に挑戦のため、大雪山を挟んで反対側にある層雲峡温泉に宿泊して、7月14~17日(3泊4日)の旅行予定だったのですが、台風11号の影響で、帰りの飛行機の運行が危惧された為、旅行中に急遽予定を1日延期し新千歳空港近くの温泉地を探し、支笏湖温泉に泊目を取る事になりました。
    尚、下図の青い線は、新千歳空港0地点)からの全走行ルートです。

    北海道10
    出発は、7月14日大阪伊丹空港から札幌行き、JAL2001便、8時10分発に搭乗。
    jal
    jal2
    約2時間のフライトで新千歳空港に到着し、予約済みのレンタカー受付カウンターに急ぎましたが、この日はものすごい混雑で、シャトルバスでレンタカー置き場に行くまで1時間を要することに。
    千歳
    11時10分、やっとのことで、今回お世話になるホンダ・フィット・ハイブリッドに乗車しスタート。
    道東自動車道から237号線を北上、途中の昼食にも混雑で時間を取られ、結局14時前、中富良野に到着。ただ、有名な富田ファームは駐車場が満杯の為、近くの町営ラベンダー園へ。
    ラベンダー
    下の案内板でラベンダーの品種①、②及び③が紹介されています。
    ラベンダー4
    早速、左横に見えますリフトに乗り込みました。 
    リフトからラベンダーの品種①、②の色の違いが良く分かります 
    ラベンダー1
    リフトの終点付近では白いラベンダー(品種③)が咲いています
    ラベンダー5
    下りのリフトから、満開のおかむらさき(品種②)
    ラベンダー3
    滞在時間約30分ほどでしたが、訪問客の殆どが東南アジア系の外国人、中でも中国人が大半を占め、あちこちから中国語が聞こえ、ここは日本かな?と思われるほど異様な感じ。


    空港での混雑による1時間のスタート遅れのため、美瑛の丘(パッチワークの丘)探索を諦め、四季彩の丘にのみ立ち寄ってみると、

    四季
    四季3
    ここの訪問客も殆どが外国人で、駐車場には数十台の外国人専用観光バスが待機。この近辺のホテルが全て満杯な理由が納得。

    四季彩の丘を後に今日のお宿、岳温泉、①旭岳万世閣ホテルベアモンテへ急ぎ、丁度17時に到着。

    旭1
    ホテル玄関前
    旭10
    フロント&ロビー
    部屋への案内係がいないため、予約済みの洋室ツインルーム(4階)へ 
    旭4
    旭5
    風呂場は1階フロント右横を奥へと聞いていたので、 
    浴衣に着替え、
    部屋にあった館内案内図を参考に浴場へ。
    風呂1
    浴場はさすが、源泉かけ流しの豊富なお湯で、露天風呂を含め6つの浴槽があり、
    旭温泉
    お湯は全て同じとのことでしたが、温度調節もよく、無色透明のさらりとした気持ちの良いお湯で、後で確認出来たのですが源泉の温度は71.2℃、Ph2.7の強酸性には少しビックリ、ただ、入浴中は強酸性の感触は殆どありませんでした。
    食事の方は、夕食、朝食ともバイキングで、品揃えも豊富で満足。
    ただ、こんな山奥の温泉ホテルにまで、多数の東南アジア系外国人宿泊者が押し寄せてきている事態に驚きです。